学生記者の「さよ」がチャレンジした、海外女子一人旅!初めてのアフリカでドキドキすることがたくさんあったようです。海外一人旅をしてみたいというみなさん、まずは疑似体験してみてね!(記事一覧はこちら)
夢のようなサハラ砂漠から戻り、体調を崩しました。
食欲がなくなり、気持ち悪くなり、お腹が痛くなりました。
砂漠の入り口の街、メルズーガからフェズまでは夜行バスでの移動でしたが、謎の腹痛との闘いでした。
何が原因かは、いろんなものを食べているのでよく分かりません!
和田史上最高に恥ずかしい経験をしたフェズ
お腹の様子を伺いながら
夜行バスで一緒になった日本人女性のカオリさんと、まだ外が暗い早朝に到着したフェズ駅で明るくなるまで待ち、一緒にフェズをまわりました。
フェズにもメディナがあり、スークがあります。
フェズの街を一望できる場所があるのでそこを目指したのですが、まだ腹痛の波が襲ってきます。
度々途中うずくまったり休んだりして、痛みの波を乗り越えつつゆっくり向かいました。
カオリさんもトルコでものすごい体調が悪くなり、病院で点滴を打った経験があるようで、とても気遣っていただきました。
飛び込みで探したフェズの安宿。次の日の朝早くのバスに乗って次の街に行きたかったので、バスの出発地に近い新市街の方の宿にしました。
つままれて届けられたもの
「おっちゃーん!WiFiが繋がらないよ…!」とか「おっちゃーん!ベッドの裏にしかない唯一のコンセントに、日本の変換プラグをつけて差し込むと狭くて入らないよ…!」とか「おっちゃーん!部屋の水が出ないけどどうすればいいの…!?」とか、ここのオーナーのおっちゃんにはお世話になりました。
私がうっかりどこかでパンツを落としたらしく、このおっちゃんに拾ってもらいコンコンとノックされ、手につままれたパンツを部屋に届けられました。
和田史上最高に恥ずかしく申し訳ない秘話を築いたことが、フェズでは印象深いです(笑)。
意気揚々と・・・
そして一泊した後に、「青の街」で人気のシャウエンに行きました。
ジャマエルフナ広場、サハラ砂漠と同じくらい、今回の旅で楽しみにしていた街です!旅先をモロッコに決めた大きな要です!
シャウエン行きのバス乗り場で、掃除中の水が溜まっている地点に気づかず思いっきり踏み込み、周りのモロッコ人に爆笑されても気にしないほど、訪れることを夢見ていた場所です!
夢見た美しい「青の世界」に降り立つ
この街は人々が普通に生活している街ですが、街全体が青く塗られているのです。
昔から青い街なのです。
「青」と一言で言っても、様々な濃淡、鮮やかさの青色があり、お気に入りの青が見つかるでしょう。
日に照らされ、一面に広がる美しい青の世界に目を奪われました。
気ままに、思うままに、歩む
ここも旧市街のメディナであるため、町歩きをしていると道に迷います。
しかし、どこかを目指して歩くわけではないので、気の向くままに青の街を楽しみました。
「ちょっと疲れたかな」と思ったら、商店で小さい缶のコーラを買って、コーラタイムの小休憩。
そしてまた気ままに思うままに街を歩き、地元の人に挨拶しながら探検開始。
みんなはにかみながら、返してくれます。こういう自由な街歩きの時間が、私は一人旅をしていてとても好きなのです。
青い街に潜む「黒い」一面
シャウエンはとても美しい街ですが、悲しいことに麻薬の街でもあるそうです。
たまたま会ったある日本人男性は、一日で10人以上に「ハッパ」「ハシシ」などと言われたそうです。
私は気付かないこともあったのかもしれませんが、一度も言われなかったです。
フェリーで大陸をまたぐ
シャウエンがモロッコでの最後の街です。
このあとはタンジェに行き、タンジェ港からフェリーに乗り、ジブラルタル海峡を渡りました。
アフリカ大陸からヨーロッパ大陸へ行き、ポルトガルとスペインを旅しました。