塩尻市で力試しができるユニークなインターンシップ、始まります!(前編)

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女性の力に期待している、長野県塩尻市。女子学生を対象にした、春休みインターンシップが始まります。
まずは、塩尻市とインターン先の企業の想いを紹介します。ハナラボも研修をサポートします!

就職活動の第一歩となるインターンシップ。

会社によって内容は千差万別ですが、会社の1日仕事体験、というのが最も一般的です。

しかし、長野県・塩尻市にはいい意味で一般的ではない、力試しができるインターンがあります。

今回は、そのインターンを実施する塩尻の街の魅力と、受け入れ企業7社の想いを伝えていきます!

宿場町ならではの“おもてなし”

長野県塩尻市。

人口約6.8万人。長野県の真ん中に位置し、江戸時代には宿場町として栄え、宿場町ならではの“おもてなし”の文化が根付く街です。

インターンの時期は平均気温が約2℃(2月)、約4℃(3月)と東京と比べると3~4度ほど低く、ヒートテックは必需品だそう。

安心できるインターンシップのコーディネーターがいます!

さて、新宿から特急あずさにのって約2時間半、到着した私たちを出迎えてくれたのは商工会議所につとめる海津さんとさくちゃん(櫻山さん)。

お二人が今回のインターンシップのコーディネーターです。

海津さんは街の人たちから絶大な信頼があり、「海津さんに相談すれば何とかなる」と頼られる塩尻の相談役。

ポップな服装が特徴のさくちゃんは、若手ながらこのインターンシップを任された期待のエース。

見た目はとてもほんわかしたお兄さんなので、インターンで悩み事があったら気軽に相談できる存在です。

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このお二人に案内していただき塩尻を巡ったのは、学生記者の富永みずきちゃんと、社会人記者の私。

みずきちゃんは、将来Iターン就職をして島で働きたいという希望を持つ、都内女子大に在学中の3年生。

一方の私は、地方の伝統工芸に関わってみたい、それに向けてまずは一歩を踏み出したいと模索する都内の企業に勤める社会人。

「地方の仕事」ということから、私たち2人がハナジョブ記者を代表して取材させていただきました。

私が担当する前編では、塩尻のまちの魅力とインターンでお世話になる宿泊施設を紹介!

レトロな街並みとお気に入りのワイナリー散策に酔う

駅に降り立つと、東京との気温差に「やっぱり寒いね〜」とつぶやきなら、広い空とピリッと澄んだ空気に思わず深呼吸。

すぐに目に入ってくる壮大な山々は穂高連峰。塩尻は平地の街中のいたるところで穂高連峰が見られます。

街中からはもちろんですが、ちょっと高台にあがると街並みと連なる山々が一望でき、めったに使わないパノラマ機能を駆使して写真を撮りたくなる美しさです。

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打合せ、勉強、ネット、、、何でも揃う「えんぱーく」

続いて紹介したいのが、インターンのみなさんにぜひ活用してほしい場所「えんぱーく」。

全面ガラス張りの開放的な建物の中には、図書館、会議室、パソコンコーナーなどがそろっています。何といっても感動するのが充実した蔵書と広々としたフリースペース。

ワインの街だけあって、図書館の入口すぐにはワインに関する本がずらっと並び、本だけでなくワイングラスやワインボトルも一緒に飾られています。

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フリースペースは、隣の人に気をつかって自分のスペースを確保しなければいけないキチキチの都内に対し、机と机の間にゆったり空間がとられていて、自分の作業に没頭できそう。

ガラス張りの窓からさんさんと降り注ぐ日の光をあびながら、こんなところで勉強や読書ができたら贅沢・・・。私だったら入り浸ってしまいます(笑)。

ちなみに、インターンシップ企業のひとつ「オフィスP’dj」さんは、えんぱーく内にありますよ。

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空き家から始まる商店街の賑わいプロジェクト

えんぱーくがあるのは、大門商店街の中。

一時は地方の多くの商店街と同じく、多くの店が閉まったままの状態になってしまっていました。

そんな状況を打破しようと市の若手職員が一念発起し、2012年に「空き家から始まる商店街の賑わいプロジェクトnanoda(なのだ)」をスタート。

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自ら空き家を借りて様々なイベントを実施しています。

たとえば、シャッターのしまっている店舗で困りごとを聞きお掃除をする「掃除なのだ」、週末の朝にみんなで朝食を食べる「朝食なのだ」、毎月20日のワインの日に塩尻のワインを楽しむ「ワインなのだ」などなど。

1店舗でもまずは人が集まる場ができれば、そこからどんどん元気が派生していく。そんな兆しが見えるステキな活動です。

nanodaの活動の成果もあってか、映画のセットに迷い込んだような雰囲気のクラシカルな映画館「東座」や昔ながらの居酒屋もあれば、おしゃれなカジュアルフレンチレストランやコワーキングスペースもあって、今と昔を一緒に味わえる不思議な商店街。

ちなみに、東座には都内のミニシアターで見られるような短編映画もあるので映画好きはぜひ一度足を運んでみて。

もちろん、nanodaもあるので、町興しに興味のある方は覗いて話を聞くと面白いと思います!

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必ず訪れたい「奈良井宿」

そして必ず訪れたい「奈良井宿」。

約1キロにわたって江戸時代や明治の家並みが続く情緒あふれる地区。

国の重要伝統的建造物群保存地区にも選ばれていて、井上真央ちゃんが主演で話題となった連続テレビ小説「おひさま」のロケ地でもあります。

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このノスタルジックな街並みを歩くだけでもテンションあがる!とみずきちゃんと私は興奮気味でしたが、建物をそのまま生かしたカフェやお蕎麦屋さん、信州豚を使ったソースかつ丼の人気店まで、雰囲気を味わいたいお店もたくさん並んでいます。

冬の時期はお店を閉めてしまっているところもあるので、お店のHPをチェックしてくださいね。

奈良井宿の端にある総檜造りが美しい「木曽の大橋」も情緒感を盛り上げてくれます。

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塩尻市内に9つのワイナリー

最後に、待ってました!さすがワインの街、塩尻市内には9つものワイナリー。

その中の3つに今回はお邪魔してきました。

井筒ワイン

まず訪れたのは「井筒ワイン」さん。

お店の一角が試飲スペースになっていて、冷蔵庫から飲んでみたいワインを取り出し気軽に試飲することができます。

ワインはもちろん、ぶどうジュースはみんなで声をあげるほどのおいしさです!

五一ワイン

続いて「五一ワイン」さん。

1911年創業ともっとも古いワイナリーだそう。こちらもカウンターで気になるワインを試飲することが可能です。小さいボトルもそろっているので、お土産におすすめ。

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信濃ワイン

最後に「信濃ワイン」さん。

店舗だけでなく地下のワインセラーも自由に見学することができ、150本を超えるワイン樽と壁一面の約4万本ものワイン、そして何とも言えない発酵の香りに圧倒されます。

さらにこのワインセラーにはクラシック音楽が流れており、人気商品はその名も「奏音(かのん)」に「葡萄交響曲(ぶどうこうきょうきょく)」。お店のこだわりがうかがえます。

私のようなお酒好きが自分のお気に入りを見つけるのはもちろん(3つのワイナリーでそれぞれ1本ずつ購入してしまいました。笑)、ワインはあんまり飲んだことない・・・という女子でも楽しめる甘くて飲みやすいデザートワインや、おいしいジュースがどのワイナリーにも充実しています。

いつもはカクテルが多いというみずきちゃんもデザートワインはおいしい!とお土産に買っていました。

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その他にもたくさんの美味しいもの、観光場所がありました!

オーナー夫婦のDIYが熱い!合宿研修旅館「陽だまりの家」

インターンのみなさんが生活するのは、塩尻駅より車で12分ほどの合宿研修旅館「陽だまりの家」。

オラフの帽子がトレードマーク(!?)の陽気な旦那さん・博志さんと、高校時代に初の女性応援団長を務めたという逸話を持つ男前な奥さん・春菜さん、3歳のひなのちゃんと0歳のすずかちゃんの村上さん一家がオーナーです。

入ってすぐ目に飛び込んでくるのが村上夫婦手作りのバーカウンター。

大きな樽とアンティーク調のカウンターと椅子がオシャレな雰囲気を醸し出します。

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このバーはくつろぎスペースの一角に作られていて、反対側にはテレビとソファ。

テレビは地上波が繋がっていないので通常のテレビ番組は映らないけれども、DVDは見ることができます。

同じく1階には20人は入れそうな会議室も。

プロジェクターとホワイトボードがあるので、みんなでインターンの相談会や、大画面のプロジェクターを使っての映画鑑賞に活用するのがおススメ。

WiFi完備なので、パソコンを持参して動画を見るのもいいですね。

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続いてキッチン。

陽だまりの家は閉館した旅館を使った施設なので、キッチンというよりは調理場!という広さ。

インターン中は自炊が基本で、全員で作っても個別で作っても自由ですが、歩いて行ける距離にスーパーなどはないので、インターン終わりに買い出しが必要です。

そしてお風呂。

1階に3~4人で入れる広い浴室、そして庭にはバーと同様こちらも夫婦手作りの五右衛門風呂が!

お風呂が空くのをまったり、みんなで食べたり飲んだりもできる和室スペースも併設されています。

五右衛門風呂に入った後は本当に体の芯まで温まるそうなので、それからの酒盛りはついつい長くなってしまいそう。

ただし、そのまま寝てしまうと朝には凍えることになるのでご注意を・・・。

ちなみに、シャンプー、リンス、ボディソープ、ドライヤーはありますが、タオルは持ってきてほしいそうです。

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2階にあがると個室がずらり。

3~4人用が7部屋、2人用が2部屋の全部で9部屋。

部屋割りは自分たちで決めていいそうなので、インターン中に交換してみるとよりお互いのことを知れるかも。

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それ以外にも1階に7~8人で寝られる大部屋もあるので、もしみんなでわいわい泊まりたい、ということであればそちらも利用可能です。

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私はホテル・旅館や飲食店の水回りがキレイか気になるたちなんですが、トイレがリノベーションしたてでかなりキレイなところが高ポイントでした(笑)。

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平日の9時から17時までのインターンの時間以外と土日の過ごし方は自由。

庭にあるこれまた手作りのピザ窯でピザパーティをしたり、観光地に遊びにいったり(※ただし最寄りのバス停は1日2本程度しかないので、時間はしっかり確認して!)、ひなのちゃんとすずかちゃんと遊んだり、せっかくなので塩尻の醍醐味を堪能してほしいところ。

海津さんやさくちゃんにおススメの観光スポットや飲食店を紹介してもらうのも楽しいですよ!

後編は、学生記者のみずきちゃんによる、インターン先企業のレポートです。お楽しみに!

後編は、こちら。

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About Author

鈴木いづみ

都内の企業に勤める社会人7年目。がむしゃらに働いてつちかった広報・PR経験を活かし、日本の伝統工芸をもっと知ってもらうPR活動をすることが夢です。今までの仕事一筋の社会人生活を反省して、世界を広げたいとハナジョブの社会人記者へ。いろんな取材にチャレンジしていきます!