ハナジョブでは、社会で活躍する女性や、就活を終えた先輩のインタビューを多数掲載しています。
「たくさんある記事の中から、自分に合った記事を見つけてほしい!」
そんな思いから、ハナジョブ記事assortでは、学生記者が学生の目線で、読者のみなさんにおすすめの記事をテーマごとにピックアップしてご紹介します!
グローバル化が進んだ現在、海外で働くことは昔ほど珍しいことではなくなりました。「海外で働いてみたい」と思っている人はもちろんのこと、そうでない人も将来、海外に出張に行ったり、外国の人と一緒に働いたりする機会があるかもしれません。新型コロナウイルスの流行により海外に働きに行くことが以前ほど簡単ではなくなってしまいましたが、オンライン会議システムを使って海外にいる人と一緒に仕事をする機会は変わらずあるでしょう。
そこで、今回は「海外と関わる仕事」をテーマに、海外で働いていた方へインタビューした記事をご紹介します!
一口に「海外と関わる仕事」といっても、海外との関わり方は人や業種によってさまざまです。海外と関わる仕事の実際はどんな感じなのか、海外との関わり方にはどんな形があるのかに注目してご覧ください!
※記載されている内容はすべてインタビュー当時のものです
ビジネスでWin-Winの関係を!世界を股にかけ活躍する商社パーソン(三井物産)
山本伊佐子さんは現在、三井物産戦略研究所で調査を専門にしている人たちをマネージメントしています。以前まではモスクワに駐在し、現地の販売員とともに自動車を販売していたそうです。「海外で働きたい」という夢に加え、たくさんの理想の仕事の条件から、最終的には商社にたどり着きました。多くの方が持ったであろう「なぜモスクワへ?」という疑問についても、山本さんは答えています。
外国の人たちと交渉することに楽しさを見出した一方で、出張や駐在と子育てとの両立で苦労したこともあったそうです。仕事と子育てを両立させる方法は、海外と関わる仕事をしているかどうかに関わらず、多くの方の参考になるのではないでしょうか。また、記事を読んでいて、山本さんの好奇心の強さが未知の世界であるモスクワへ飛び込んでいく勇気になったのだと感じました。
相手にするのはヨーロッパ!タイヤで日本と海外をつなぐ(ブリヂストン)
ブリヂストンで働く星野めぐみさんは、ベルギーにある子会社と日本にある本社を繋ぐ役割を担っています。星野さんが海外と関わる仕事に興味を持つようになったのは、アメリカでの高校生活、日本での大学生活を過ごしているうちに生まれた「ある思い」からです。今では、実際に現地に行くこともありますが、基本的には日本にいながら海外と関わる仕事をしています。日本にいながら海外と関わる仕事ならではの問題もありますが、相手の立場に立って物事を考えてみることで問題が解決し、仕事がスムーズに進んでいくそうです。
日本にいながら海外で働く人たちと連絡を取り、日本と海外を繋いでいくのも、海外と関わる仕事の形の一つではないでしょうか。他方で、CIS諸国という日本人にはあまり馴染みのない地域に行った経験から気づいた、「現物現場」という理念の重要性についてのお話も、興味深かったです。
日本企業のアフリカ進出を後押しし、ビジネスを通した世界貢献に挑む!(JETRO)
高崎早和香さんは、JETROの海外調査部でアフリカの情報を収集・発信し、アフリカのマーケットの有望さを伝える仕事をしています。海外旅行の経験から、外国で働くということに漠然とした憧れがあったそうです。その後ジンバブエに短期留学したことがきっかけで、JETROにしかない国際協力の形の魅力に気づき、JETROで働いてみたいと思うようになりました。アフリカでの駐在経験から学んだ、仕事をする上で気をつけていることや海外と日本を繋ぐ仕事をする上で大切にしていることについても語っています。
海外での勤務を経験することで、コミュニケーションの取り方や時間に対しての考え方など、現地の人と自分との「違い」を知れることがわかりました。その「違い」を受け入れることが、外国の人とうまくコミュニケーションを取っていく秘訣のようですね。また、「世界と関わる仕事は、日々発見があって面白い」という言葉が印象的でした。
「海外と関わる仕事」とは実際に現地に駐在して働くことだけではなく、日本にいながら海外にいる人と連絡を取ったり、時折現地へ出張に行ったりするなど、さまざまな形があるということがわかります。これらの記事を通して、海外と関わる仕事が少し身近に感じられるようになれば幸いです。
最初にも述べましたが、グローバル化によって、海外の人と一緒に働くことはよくあることになりつつあります。そんな時代だからこそ、未知なるものに好奇心を持つことや違いを受け入れること、相手の立場に立って考えてみることが大切になってくるのだと記事を読んで感じました。
次回は、「地方勤務」をキーワードにしたインタビュー記事を紹介します!お楽しみに!