「ママさん営業」という看板を外して「私」で勝負!(旭化成ホームズ)

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新卒で旭化成ホームズに入社してずっと営業を担当している吉田彩乃さん。2人のお子さんを育てながらも、土日も住宅展示場で営業をしているそうです。育児をしながら働き続けることは特別ではない、女性だからといって特別ではない、と当たり前に考えて働ける理由もお伺いしました。(2016年5月時点の情報です)

「なんとかなる」プラス思考が就活成功の秘訣

就職活動をしているときは、どんな仕事をしたいと思っていましたか?

住宅にはこだわらず、人と関わる仕事をしたいと思っていました。飲食店でアルバイトをしていたことが、人と関わる仕事を選んだきっかけですね。その中でも、お客様と深く関われる仕事がしたいと思ったんです。

また、小さいものではなく、大きいものを扱いたいと考えていました。そういう観点で金融や不動産に絞って就活していましたね。

その中で旭化成ホームズを選んだのはなぜですか?

就活をする中で「住宅販売」という仕事に出会って、興味を持ったのがきっかけです。旭化成ホームズがヘーベルハウスを作っていることは全く知らなかったのですが、説明会で話を聞くうちに社員の方に魅力を感じて、こういう人たちと仕事がしたいなと思って当社を選びました。

就活中の苦労などはありましたか?

そんなに苦労したという印象はありませんでした。わりと楽しんで、基本的に「なんとかなる」って考え方でやっていましたね。学業、部活動、友達関係など、ちゃんと努力すれば結果は出るという経験をしてきたので、プラス思考になったのかなと思います。

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お客様に真剣に向き合った数=契約につながる数

なるほど! では、プラス思考は仕事にも活かされましたか?

営業では、いかにお客様の気持ちを汲んで、そのお客様のためにどこまで頑張れるかを考えることができないと結果につながらないんです。

だから、頑張った分だけ成績がついてくる学業とは違って、悩むこともたくさんありました。営業には向いてないんじゃないかと思うこともありましたね。

大きな壁にぶち当たったんですね。

そうですね。結果が出ない時期が一番つらかったです。「受注を取りたい」「お客様のアポイントを取りたい」という気持ちが先立ってしまうと、それがお客様に伝わってしまうんです。

お客様に「この人は私のためじゃなくて、自分の成績のために提案してるのかな」という気持ちにさせてしまい、苦しんだ時期もありました。

そういったことはどうやって乗り越えてきましたか?

受注や結果はあとからついてくると考えて、まずはきちんとお客様と向き合うことにしました。お客様のために何ができるかを考えて提案すると、それがお客様にも伝わって、契約につながるようになりました。

もうひとつは、お客様にとっては初めての家作りですが、私にとっては何十件目の家作りなので、自分はプロなんだという自信をもって「私に任せてください」と言えるようになったことも大きかったです。

お客様に全力で向き合うことで壁を乗り越えることができたんですね!

やっぱり、なんといってもお客様が一番大切だと気づきました。苦しんでいた時期に、お世話になっている支店長から「今までのお客様のところを回れ」と言われたんです。

なぜヘーベルハウスを選んでくれたのか、住み心地はどうか、お客様に聞いて回りました。自分がお手伝いをしたお客様のところへ行くことで、もう一度自分を見直すことにつながりました。

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仕事と育児、両立できるワケは、どちらも自分の選んだ道だから

では、現在はどのようなお仕事をしているのでしょうか?

住宅展示場でお客様を接客して、アポイントにつなげるというのが流れです。例えば、建て替えをしたいというお話でしたら、お客様の要望を伺って、敷地を拝見させていただき、そのあとご提案をして、契約していただくという形ですね。

一週間の仕事の流れでいうと、土日は展示場でお客様を接客して、月木金は接客したお客様とのアポイントの準備、役所での調査、プランや見積もりの作成といった仕事をしています。

土日休みではない仕事をしていて、子育てとの両立は大変ではありませんか?

夫は土日休みで、私は火水休みなんです。土日は夫が子供を見てくれますし、どうしても迎えが間に合わないときは、私の母がお迎えに行ってくれています。パートナーと第三者の助けがないと難しいですが、両立の手段はたくさんあるので、いかようにもできると思うんですよね。「働きたい。両立するぞ」という気持ちが重要だと思います。

この仕事を選んだ以上、土日がメインになるのは最初からわかっていたことなので、息子もわかってくれています。有休も使えるし、日曜日にお休みをいただいて家族みんなで出かけることもありますね。

両立することで、仕事にどんな影響がありましたか?

育休から復帰したあとは、「ママさん営業」という看板を自分で背負って、変な気負いがあったんです。

でも、たまたま「ママでありつつ営業」をしているだけで、私は「吉田彩乃」という人間。だから、「ママさん営業」ではなく、「吉田彩乃」を軸にしようという考え方に変わりました。そのほうが楽だし、楽しいなと思うようになったんです。

吉田さんはもともと育児をしながらも働き続けたいという思いがあったのでしょうか?

もともと働き続けたいと思っていました。母が働き続けていましたし、遡ると祖母も農家でしたから、女性が働くのを当たり前に目にしてきていました。あとは、3歳違いの兄がいるので、対抗心みたいなものがありました。

昔からだれかに頼るというよりは、自分で行動していくタイプだったので、入社したときからずっと営業でやっていこうと思っていました。旭化成ホームズは、私が入社した4年前から女性の総合職を採用していて、子育てをしつつ働く人を増やしていこうという動きがあったんです。

だから、それの流れに乗っていこうという気持ちもありましたね。

営業職をし続けたいと入社したときから思っているんですね!

中高とバレーボールをやっていて、チームみんなで頑張って楽しむことが好きでした。仕事でも、チームで働くことは楽しいですね。

楽しい反面、営業職は厳しいと思ったときもありました。ただ、いろいろ考えて「営業職をやめること」を「諦め」ました。これまでのキャリアを捨ててまで違うことする勇気がなかったし、違うことを始めることで自分の人生がプラスになるとは思えなかったんです。

数字を出すことは大変だけど、展示場という素敵な空間でお客様と関われることができて、綺麗なお家をたくさん作れます。それに、母親であることも活かせる仕事でもあります。この仕事を極めていくほうが、ゆくゆくの自分の人生の幸せにつながるなと思うようになりました。この仕事をやめることを諦めた瞬間に、仕事に対する考え方が変わりましたね。

どんなときに、仕事のやりがいや楽しさを感じますか?

お引き渡しのとき、お客様が喜んでいる場に居合わせたときはとても嬉しいですね。チームで目標を達成できたときも、やりがいを感じます。

仕事をしていて一番よかったなと思うのは、社会に出ていろいろな方に触れ合うこと、寝る前に充実した1日を過ごせたなと思えるときですね。

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「残業ゼロで予算100%」時間がない営業ウーマンだからこその目標

前向きに働いている今、これからの目標はありますか?

毎日楽しく働いて子育てをする。その積み重ねで、毎日頑張った先にいろいろなものがあるのかなと思っています。やっと子育てが楽になってきたこともあって、お客様と向き合える時間も契約数も増えています。だから、一人でも多くのお客様の家作りをお手伝いしたいです。

ただその一方で体力は落ちていくので、スマートに仕事をしたいと思っていますね。今は「残業をしないで予算100%を達成できる営業」を目標としています。そのために、より生産性を高め、早く帰って子育てもして、自分の好きなこともして、お客様のために頑張れる働き方をしたいです。

その目標を達成するためにやっていることってありますか?

お客様との打ち合わせのときに、「次回こういう判断をしていただくので、そのために私はこれだけの資料を用意します」と伝えて、お客様に判断いただける状態にすることですね。お客様が判断しやすい準備をしっかりするようにしていますね。

そういう工夫もされているんですね!

これは失敗した経験あってのことです。「子供がいるから早く帰っていい」「子供がいるからそんなに棟数を持たなくてもいい」と直接言われたわけではないですが、多目に見てくれるところがあり、そこに甘えてしまっていたんです。その甘えがよくなかったなと、今は思っています。

両立は自分が選んだ道であって、会社に雇われている他の営業社員と同じ。甘やかしてくれる環境に浸かってしまうと、結果が出ないということを学びましたね。

最後にハナジョブ読者へメッセージをお願いします。

女性ということをいったん外して考えてほしいです。あくまで自分個人が大切だと思っています。自分はどうしたいのか、そういったことを考えて自分を見つめてほしいです。

「子供が生まれたらキャリアが積めないんじゃないか」というマイナスな考えを持った瞬間に甘えも出てしまうし、斜めに物事を見てしまうと思うんです。だから、男女関係なく自分という存在をいかに実現させられるかということを考えて行動してみてください。

インタビューを終えて

私の心のどこかで常にあった「女子だから」という思いがすっきり消え、女子だからって特別なことは何もなく、自分を見つめなおしてどう生きたいのか考えるきっかけになったインタビューになりました。

吉田さんの働き方はまだまだ世の中的には少ないかもしれませんが、その働き方はできないわけでなく、むしろ楽しんで両立している人がいることをこのインタビューを通して、ハナジョブ読者に伝えることができたのではないかと思っています。

学生記者:田中萌奈

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会社紹介

私達旭化成ホームズは、1972年に旭化成グループの住宅会社として誕生して以来、防災性・耐久性に優れた戸建住宅「ヘーベルハウス」や賃貸住宅「ヘーベルメゾン」の提供を通して、日本の都市における安全で快適な住まいのあり方を追究し続けて参りました。

現在は主要関連会社「旭化成不動産レジデンス」による「アトラス」ブランドのマンション開発や、「旭化成リフォーム」によるリフォーム事業など、グループ各社をあげて住まいに関わるあらゆるサービス提供を行いながら、より安心で快適なくらしの実現を追い求め続けています。一人一人のお客様と一生のお付き合いが出来るやりがいのある仕事を、皆さんも目指してみませんか。

旭化成ホームズ採用サイトリンクはこちら

ヘーベルハウスWebサイトはこちら

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About Author

田中萌奈

笑顔、察するパワー、チャレンジ精神!の3つを強みにして21年間生きてきました。小さな頃から沢山見ていたディズニー映画とカフェのバイトを通して魅力に気がついた珈琲が大好きで、3つの強みが生まれたきっかけにもなっています。大学では法律を学び、ゼミでは毎週模擬裁判を行っています。何故かいつもくじ引きで被告になってしまう訴えられ女子です。「女性として」働く事を真剣に考えたい、同じことを考えている女子大生の皆さんに何か発信したいと思った結果ハナジョブに参加することになりました!学生記者だからこそ届けられる思いを伝えていきたいです。

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