理系大卒リアルな声!『食品を通して感動を届けたい』(食品)

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就活レポでは、就活を終えた先輩たちに「なぜその仕事や会社を選んだのか(会社選びの軸)」「学生時代にどんなことをがんばってきたのか」「就活でどんなことに苦労したのか」「女子就活の取り組みかた」などをインタビュー。

単なる就活テクニックではなく、仕事選びのヒントをお伝えします。就活のスケジュールも掲載!

Emiさんの就活スケジュール(2016年3月卒)

2015年3月

大学主催の企業説明会
食品会社や製薬会社の説明会

4月

ESを提出、食品会社の説明会
試験や面接、グループディスカッション

5月

試験や内定先の一次面接、二次面接

6月

内定先の最終面接→内定
他の会社の辞退

大学院は視野にない!就職の道へ 

理系だと大学院に進学するという選択肢もありますが、就職を選んだのはなぜですか?

大学に入学する前から全く大学院に行くつもりはありませんでした。

この頃は、大学院というものが何をするところなのか分かっていなかったからだと思います。大学に入学し、学生生活や部活を通して研究の道を、と考えた時期もありました。

でも、目的や目標があって大学院に進学した兄の姿を見て、なんとなく大学院に進学するのは良くないなと感じました。何がしたいのか、あやふやなまま進学するより、社会に出て視野を広げる方が自分の成長になると思って就職活動を始めました。

理系大卒で就職することのメリットはどんなところにあると思いますか?

様々な業界を選べるところかな。

実際、食品や製薬、化粧品業界まで視野に入れて就職活動をしました。その中でも品質管理や製造や営業など、多くの分野で働けるのも理系大卒だからだと思います。だから本当に就職という選択に後悔はないです。 

アルバイトを通じて惹かれた、食品業界

幅広い業界を視野に入れていたようですが、業界選びには難航しましたか?

元々、化粧品に興味があって大学に入ったのだけど、アルバイトのお弁当屋さんを通して食品業界に魅力を感じるようになりました。

大好きな食品を自分の手を動かして作ったり、品質を守ったりという仕事に”責任”と”やりがい”があることに気づいたんです。

手間ひまかけて作ったものをお客さんに「美味しい」と言ってもらえたとき、本当に嬉しかった。その一言で、早朝からの仕込みのつらさも吹き飛んだのを覚えています。美味しく、安全なものを届ける”責任”とお客さんの「美味しい」から生まれる”やりがい”。この双方の面白さを経験していたので、食品業界に行きたいという気持ちが強かったです。

製薬や化粧品業界を受けていたのは、化粧品業界は高校時代の憧れからで、製薬会社は私が薬科大出身で先輩に勤めている方が多く、身近に感じていたからです。

内定先の決め手を教えてください。

一番に内々定を頂けたから。面接を重ねるにつれて会社•社員が結束して働いているのを感じたのが要因かな。

最終面接で役員の方に、「コツコツ成長すればいい。安心してください。よろしくね」と言われたことも大きかったです。

自己分析をしてみて自分が何に対してもコツコツと一つずつ丁寧に積み上げていくのが得意だと分かっていたので、この言葉を頂いたときに私自身この会社で働きたいと心から思いました。

その後、内々定を頂けたのは4人ということが分かり、その4人でお食事会をしました。今まで私とは全然違う勉強をしてきた方ばかりで、自分とは異なった考え方や視点があって新鮮でした。和やかな雰囲気で楽しかったです。入社後もみんなで頑張っていこうと思いました。

就活で楽しかったことはありますか?

どこの業界もそうだと思うけど、都心だけじゃなく郊外や県外に行くことも多いです。初めて行く場所はそれだけでわくわくするし、新しい発見も沢山ありました。

ただ、移動時間や交通費がかかるのが難敵でしたね。他には食品会社の説明会でのことです。たまに商品の試食ができるところがあって美味しく頂いていました。それだけで緊張や疲れが消えて、幸せな気分になっていました。

就活も小旅行って考えると楽しめますね!逆につらかったことや失敗したなと思うことはありますか?

その会社の商品について理解していなかったので、面接で聞かれたときに答えられないことがありました。もちろん落ちました。

あとはグループディスカッションで、自分の意見を言えなくて他の就活生の言ったことにうなずくことしかできなかったことも。これも失敗でしたね。自分の意見を言ったり、書記係に回ったり、何か対応できていればよかったと後悔しています。

自己PRはどんなことを書きましたか?

人と協調しながら努力を惜しまず役割を全うできる、ということを一番にアピールしました。これはチームやグループで活動するときに、なくてはならない力です。私は高校の部活を通して学びました。

ソフトボール部に所属していたのですが、初心者だったにも関わらず投手に抜擢されました。そのときにチームの勝利のために自分ができることは、必死に練習することだと思い、1日100球を目標に投球練習をしました。

また、練習の他にも仲間を信じることや、コミュニケーションを密にすることが何より大切だと気づかされました。自分ができること、しなければならないこと、そのために努力することを惜しまない人間であると書きました。

学生時代に最も打ち込んだことはなんですか?

大学の部活です。主に実験をする部活なのですが、バーベキューや旅行、スポーツ大会など行事にも数多く参加しました。

部員で実験内容を決めて行う春実習と夏実習は、準備や作業が本当に大変でしたが、とても楽しく活動していました。

実験内容を部員たちで決め、調べたい項目ごとに5つ程のグループに分かれて実験しました。思うような結果が出ないときには、細やかな作業を長時間行いました。体力と気力の勝負でしたね。進行状況を把握して効率良く作業するにはどうしたらよいのか、グループのメンバーで話し合い工夫しました。

また、副部長としての仕事はもちろん、部活全体が風通しの良い環境になるよう部員同士のコミュニケーションを大切にしました。ことあるごとに、衝突もしましたが、仲間と1つの目標に向かって挑戦し努力できたことは学生生活の宝だと思っています。

面接ではどんなことが聞かれましたか?

やはりどこでも聞かれるのは志望動機です。どのくらい会社や商品について知っているのかも、よく問われました。ちゃんと把握していないと、絶対に出てこない内容なので難しかったです。

希望部署にいけなかったらどうするか?という質問もありました。もちろん、希望でなくても与えられた環境で精一杯頑張ることは言った上で、品質管理がやりたかったので品質管理のどこが自分に合っているのか、自分がすることによって会社にどう影響するのかということを伝えました。

他にも、若手に大きな仕事を与えることをどう思うか、将来の夢、学生時代に頑張ったこと、アルバイト、会社はどんな立場にあるか、など多岐にわたって質問されました。自己分析や企業研究をしっかり行っていたので、予想していなかった質問にもなんとか答えられました。

やっておけばよかったと思うことはありますか?

面接の段階に移る前に試験がある会社もあります。時事問題や一般常識、数学や英語でしたね。対策すれば心配することはないから大丈夫。

ただ、もうちょっと勉強しておけばよかったと思っています。

将来の目標を教えてください。

信頼される人材になるのが目標です。信頼されるようになるには、人格と専門知識の両方が揃わなければならないと思います。

また仕事におけるレスポンスの速さ、的確さ。部活を通して、同学年や後輩から信頼されている子は、人柄や知識、レスポンスの速さが人とは違うな、と気づきました。今の自分にはまだ足りないと思うから、少しずつではあるけれど総合的に自分を磨いていくつもりです。

当面の目標は、新しい担当を決めるというときに、真っ先に名前があがること。もう1つは、5年、10年先に後輩がたくさんできたとき手本となるような先輩社員になること。どちらの目標も信頼されていないとなし得ないことだと思うので。

最後に、後輩の皆さんにメッセージをお願いします。

就活は楽しんだ者勝ちです。自分が何をしたいのか、将来どんな人間になりたいのか、それが見えていて伝えることができれば大丈夫です。周りに流されずに、自分なりに就活してもらえればと思います。

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About Author

久保美遥

東京薬科大学生命科学部3年。生物学、化学、医科学を中心に学んでいて、部活でも実験しています!日々、1限からの授業や実験のレポート、アルバイトに追われていますが、とても充実していて楽しい学生生活を送っています。趣味は軽い運動と映画鑑賞です。ラジオ体操で体型維持をしつつリフレッシュしています。女性の働くことへの意識の違いや、社会で輝く働き方に興味があります。ハナラボを通して女子学生の皆さんに活力を与えられるような記事を届けたいです。

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