お客様の役に立ち、長く愛される商品を(大塚製薬)

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「お客様の役に立ち、長く愛される商品をつくりたい」という思いで大塚製薬に入社を決めた磯部さん。マーケティング担当としての視点や思いを伺いました。(2010年12月時点の情報です)

「商品を必要とするお客様に手に取ってもらう仕組みを作るのが仕事」そんな磯部さんの思いとワークスタイルは?

現在のお仕事内容を教えてください。

「賢者の食卓」という特定保健用食品のプロダクトマーケティングマネージャーを務めています。どのようなターゲットに向けて販売し、お客様に選んでもらうためにはどのようなコミュニケーションをとればよいのかを考え、販売方法、販路、パッケージ、宣伝、キャッチコピーなど、マーケティング全般を担当しています。

販売に関する以外にも生産からあらゆる面で商品に関わり、「売れる仕組み」作りをするのが仕事です。たとえば、商品の特性に合わせた販路の検討や、どの様な販売方法が有効であるかなど、必要であれば製品の形を変えたアイテム開発にもかかわり、たくさんのお客様に手に取ってもらえる商品にするにはどうすればよいかを考えます。

賢者の食卓
血糖値が高めの方におすすめ、食後の血糖値の上昇をゆるやかにする特定保健用食品。 とうもろこしが原料の、パウダータイプの食物繊維です。食事と一緒に、お茶などに溶かして飲むと、糖の吸収を緩やかにしてくれます。味や香りがほとんどないので、普段の食事を変えずに血糖コントロールができます。

マーケティングの仕事のやりがいや苦労を教えてください。

「賢者の食卓」は通信販売を中心に展開しているため、お客様の意見を直接きくことができます。「飲み始めてから調子が良い」という喜びの声をお客様から頂いたときは、商品を通してお役に立てていることを実感し、やりがいを感じます。また、この商品を役立てて頂けるようなお客様で、まだお届けできていない方に一人でも多く手に取っていただきたいと思いますね。

成長過程にある「賢者の食卓」というブランドのマーケティングは、現在一人で担当していますので、心細さやプレッシャーを感じることはありますね。商品に関わる大事な判断を一人で決断することは勇気がいりますが、経費を使わせていただく仕事なので、ヒアリングや調査を綿密に行い、正確なデータを以て判断するようにしています。自分で決断した事なので、失敗した時も後悔はありませんし、成功した時の達成感も自身でやりとげたと感じることができます。

大塚製薬に入社を決めたきっかけを教えてください。

当社には中途採用で入社しています。洋服が好きでアパレルメーカーに新卒で入社し、3年間が経過した頃、去年流行したものが今年はもう古くなってしまうというように、流行の移り変わりに虚しさを感じるようになりました。そこで、一つの商品を継続して販売しているメーカーに興味を持つようになりました。中でも、企業理念が独特で、商品が少ないながらもロングセラーが多く、一つの商品を継続して長く販売していく大塚製薬の姿勢に魅力を感じ転職しました。

これまではどのような仕事を経験されてきましたか?

大塚製薬に入社してからは、MR(医薬情報担当者)を3年間経験した後、「オロナミンCドリンク」のマーケティング部門に異動しました。その後、支店で商品の紹介やサンプリングを行う販売促進担当や乳飲料のマーケティングマネージャーを経て、現在の「賢者の食卓」のプロダクトマーケティングマネージャーに着任しました。

仕事で心がけていることはどんなことですか?

お客様のことを先ず第一に、目先の利益にとらわれず世の中の人々に役立つことを考え行動することです。利益を上げる事はもちろん大切ですが、お客様の役に立つために行動すれば、結果は自然とついてくると考えています。

また当社は、企業理念「Otsuka – people creating new products for better health worldwide」のもと、世界の人々の健康に役立つという視点を大切にしているため、商品の研究開発にも非常に時間をかけています。「売れなければ販売をやめればいい」という考えはなく、慎重に研究開発をすすめ、お客様の健康に役立つと自信を持ってお勧めできる商品を育成していきます。その結果が、ロングセラー商品として受け継がれているのだと思います。

「仕事が自分を成長させてくれる」-磯部さんの仕事観とは?

磯部さんにとって「仕事」とはどのようなものですか?

「自分の生活を豊かにするための手段」と考えています。
収入を得るという意味だけではなく、会社に所属していないと出会えないような人たちがたくさんいます。そういう方々から、たくさんのことを学べるのです。仕事を通して様々な経験を積むことが、知識を豊かにし自分を成長させることにつながっていると考えています。

ご結婚されていますが、仕事と家庭を両立するコツはなんですか?また、11月には出産予定ということですが、今後はどのようにして仕事を続けていく予定ですか?

家事はお互いが負担に感じないように、役割分担を決め過ぎず気が付いたら各々がやることにしています。主人は大学の同級生で、各々一人暮らしの経験もあるので、二人で一緒に家事を分担しています。

今後、子どもが生まれても、短時間勤務など会社の制度を利用して働き続けたいと思っています。周りにいる先輩ママは、短い時間の中で効率よく仕事をしていらっしゃるので、先輩ママを見習っていきたいです。

休みの日はどのように過ごされていますか?

のんびりする事が多いです。自宅の隣の図書館に出かけることもあります。図書館では、普段自分が書店では手に取らないような本で見分を広めようと意識して本を選んでいます。とくに仕事のことを意識しているわけではないですが、自然と仕事に役に立ちそうな本に手が伸びたりすることもありますね。

メーカーのマーケティングを目指す学生にアドバイスをお願いします。

自分を取り巻いている商品に対して、自分ならどのようなパッケージにするか、どういうことを伝えようとしているCMなのかという事を自分なりに考える癖をつけておくとよいと思います。

世の中モノがあふれているので、新しい商品を考え出すのは簡単なことではないでしょう。けれど、自分が生活の中で感じる「こういうものがあったらいいな」という思いや、生活の中で不便だと感じることがヒントになってアイデアが生まれるかもしれません。

また、これは全ての学生に言えることですが、学生時代にどんなことでもよいので「これだけは誰にも負けない」「これだけは何時間でも話せる」というものに取り組むことが大切だと思います。

インタビューを終えて( 学生記者:福間加純 )

転職の理由でもあった「お客様の役に立ち、末長く愛されるような商品をつくっていきたい」という気持ちを大切にして、入社して以来今もマーケティングの仕事に生かされていることがお話の中で伝わってきたことがとても印象的でした。磯部さんの商品への思いが伝わってくるお話、ありがとうございました。

磯部さんのお仕事(マーケティング)

商品のターゲット選定、コミュニケーション方法の決定、販売方法、販路、パッケージ、宣伝、キャッチコピーなどの企画立案を行います。それ以外にも生産から販売まであらゆる面で商品に関わり、「売れる仕組み」を作る仕事です。

大塚製薬株式会社

自ら創り出した製品が世界の人々の健康に貢献することを目標に、病気の治癒に寄与する医療関連事業と、日々の健康をサポートする消費者関連事業をビジネスの柱に革新的で創造性に富んだ製品の研究開発、製造、販売を行っています。地域社会や自然環境との共生を図りながら「グローバル価値創造企業」を目指しています。採用サイトはこちら

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福間加純

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