情報通信企業のリーディングカンパニーとして、最先端のデジタルテクノロジーや多岐にわたるサービスで私たちの生活を豊かにしているNEC。今回はそのNECで新卒から法人営業で活躍されている橋本知子さんにインタビューを実施しました。「仕事を楽しめるかわからない…」など働くことへ漠然とした不安を抱える女子学生の皆さんに、是非とも読んでいただきたい記事です!
「ものづくりは嘘がつけない」真面目な社風に惹かれてNECに入社
橋本さんの現在のお仕事について教えて下さい。
今、私は営業の仕事をしています。 NEC は公共や官公庁、大手キャリアを担当している部門などがありますが、私は主に民需の企業を担当しています。その中でもトレードサービス業ソリューション事業部に所属しており、エネルギー関係のマーケットを担当しています。具体的には 石油や LP ガスの元売り企業、また特約店というガソリンスタンドを経営している企業や LP ガスの卸企業も担当しています。
営業という業種ですが、お客様の課題を解決するために必要なものは個別で開発する場合もありますし、業界共通の課題であれば企画側と一緒に新たなサービス企画をしたりと、お客様の近いところで課題や声を確認し、その解決に向けて旗振りを行っています。
NECは公共分野のイメージが強かったのですが、エネルギー関連の営業なのですね!NEC に入社を決めたきっかけは何ですか?
まず、製造業に就きたいという思いがありました。そこで、製造業の企業であるNECにOBOG 訪問をしたとき、人の好さを感じました。例えると、優等生が多いといったイメージですが、よい意味で策士的ではないとお客様からもよく言われます。私も先輩から話を聞いたときに、真面目に仕事に向き合う人が多い雰囲気がとても伝わってきたのでいいなと感じて入社しました。
製造業にご興味があったということですが、橋本さんが思う製造業の魅力とはどういった点ですか?
ものづくりは嘘がつけないというか、変にテクニック論に走ってもいいものが作れないんです。誠実に仕事に向き合う文化が製造業にはあるのかなと考えて、そこに自分の身を置きたいと思いました。特に、はやぶさの映画を観たときにも、改めて技術を極めている人達は素晴らしいと感じました。また、私自身も着実に納得しながら物事を詰めていくタイプなので、製造業が合っているのではないかと思い目指したということもあります。
現在の事業部に就かれるまでのキャリアを教えてください。
入社してしばらくは主に百貨店やアパレル系など小売業を担当していました。その後に中間資材である鉄や日用雑貨品、食品の卸や住宅機器を扱う専門商社の担当を経て、今のエネルギー担当になりました。
小売業とエネルギーで仕事内容はどのように変わりましたか?
お客様の声を聞いて課題を解決するのはどの業界も同じですが、消費財を扱うお客様だと自分はそのエンドユーザーでもあるため、お客様の業務は割と想像しやすかったです。例えば百貨店だと私が利用者の立場だったら、こういう売り場になったらいいなというイメージもしやすいし、一消費者として意見も出しやすかったです。
しかし、エネルギー業界はイメージしづらく苦労しました。エネルギー業界を担当してからは、専門的な業務知識を得るための勉強がより難しくなったと感じましたね。加えて、エネルギー業界の担当に異動した当初は業界知識がなく、どう活動すべきか悩みました。ただし、そこで仕方ないと諦めるのではなく、自分なりに状況を把握したうえで、活動方針を考え今まであたっていなかった新規企業を開拓するなどして積極的に営業を行いました。