様々な経験から失敗を恐れないように。その結果いろいろなことにチャレンジできる企業に惹かれました
今働いている企業を選んだ理由を教えてください。
一番は、環境がとても好きです。どんな環境かというと、オープンな雰囲気で上下関係もあまりなく、さらに自分が頑張れば頑張るほど成果を出すことができます。外国の方もたくさんいるので、価値観も多様で、楽しそうだなと思い入社しました。他には、スピード感があります。私は同じ作業が苦手で飽き性なので、いろんな分野のことを取り扱っている点がとても魅力的に映りました。実際に、いろんな事業をやっているので社内で異動することで、転職のような経験をすることもできます。新卒で入るとしたら、いろんなことができる企業がいいなと思い、今働いている企業を選びました。
大学時代に今働いている企業を志すきっかけとなった出来事はありますか?
私は理系だったので、大学院に行き、研究をしてから開発の仕事をしたいと思っていました。でも、就活の時に自己分析をした結果、開発ではなく、サービス業に興味が湧きました。また、0から1を作り出すとか自分の想像力を使って何かを作り出してそれが目に見える形で現れる仕事をしてみたいと思い、今働いている企業を志しました。
海外に住んでいたこともあるということなのですが、今の考え方に繋がる部分はありますか?
繋がりますね。私が海外に行ったのは小学4年生なのですが、挫折だらけでした。それまでは塾にも通っていたし、小学校の勉強で困ったりしたことはありませんでした。また日本では、みんなと一緒に団体行動が基本でした。でも、イギリスに行ってからはABCもままならないまま、英語だらけの世界に飛び込むことになってしまいました。そこで自分から動いて友達を作ったり、分からないことを聞かないといけなくなり、メンタルやコミュニケーション力が鍛えられました。その影響か、失敗を恐れずポジティブになりました。
他に何か今のお仕事に繋がる部分ありますか?
たくさんあります。私は複数のアルバイトをしていて、その中でも喫茶店で長く働いていたのですが、最初は接客が全然うまくできなかったんです。でも、店長がすごくいい方で、「失敗をクヨクヨ言わない!」と励ましてくれる方でした。その結果、自分も後輩ができたときにうまく接することができました。他にも、クレームが来たときに、相手の立場に立って考えられるようになりましたね。これは、今の部署でのユーザーテストの仕事に繋がります。
これからは自分ならではのエンターテイメントを実現したい
将来の目標がありましたら教えてください。
自分の作った何かを発信して、世の中の反応を見て、そして世界に貢献したいです。マーケティングや企画にも興味があって、自分のエンターテイメントを実現するために何が必要かを考えています。今はモバイルの部署にいるので、何かモバイルと掛け合わせて発信して、みなさんに楽しんでもらいたいですね。また、自分のエンターテイメントを届けるに当たって、30歳という一個の節目までに、役職に就きたいとも思います。リーダーとして一人一人の価値観を重視しながら、メンバーをまとめ、みんなと一緒にいいものを作っていけたらいいですね。これが人生の目標の一つです。
また、プライベートでは、一人でバンドができるようになりたいです!一人で全部やったらきっと楽しいですよね。おばあちゃんになってもかっこよく、曲を自分で作ってみたいです。仕事もプライベートもしっかり両立していきたいです。
今、社会人として何分咲きだと感じていますか?
1~2分です。まだまだ、ビジネスをする上での基礎を学んでいる段階です。先輩のことを見て学んだり、企業が行ってくれる講義を受けてロジカルに考える勉強をしたりしています。現在は仕事をしながら常に学んでいる状況なので、これからは学んだことを生かしていきたいですね。今後も初心を忘れず謙虚に取り組みたいと思います。
最後に、就活生に向けてメッセージをお願いします。
自己分析が一番大事だと思います。私は幼稚園から遡り、成績表まで確認しました。なぜ必要かというと、「自分の紹介をしてください」と言われたときに、すごく説得力が上がるんです。また、自分の知らなかった一面をみることもできます。私は、自己分析をしていく上で、メカニズムを理解しないと腑に落ちない性格であることに気づくことができ、その結果、それまで目を向けていなかった業界にも目を向けることができました。業界は一つに絞らず、視野を広げてほしいです。同じ業界でも、社風が全く異なっているということもあるので、焦点を絞るのも良いとは思いますが、幅広くみて、可能性を広げてほしいです。私は自己分析をしていなかったら今の企業に出会えていなかったと思います。
インタビューを終えて
aikoさんの目標を定め、それに向かって行動していく力に圧倒されました。それとともに、自身も向上心を持って何事にも取り組まなければいかないな、と感じました。また、自己分析についてのお話は説得力があり、私も実践したいと思いました。