【社会人若葉マークのわたし】では、新卒社員として入社をしてから1~2年が経過した先輩たちに「現在の仕事内容や仕事のやりがい」「入社し働いて気が付いた社会人の面白さや苦労」「これからのキャリアをどう考えているか」などをインタビュー。社会人は大変なこともあるけれど、楽しいこともたくさんあるという思いを語っていただき、これから社会人になる女子学生の皆さんの背中を押します。今回は、帰国子女・理系大学院で学ぶという経験を持って、インターネット関連サービスを展開する企業で働く新社会人にお話を聞きました。
社内はスピード感と多様性に溢れる環境。その中で試行錯誤しながら成長中
今の仕事の内容を教えてください。
インターネット関連サービスを中心に展開する企業の中で、モバイル部門に所属しています。具体的には、モバイルのユーザーテストで問題点を探して、改善する業務を行っています。またもう一つは、部署の管理サポートとして来客対応などもしています。
かなり内容の異なるお仕事を担当されているのですね。
最初は、モバイルの業務をメインに担当していました。しかし、私が働いている企業はジョブローテーションが盛んで、時期によってプロジェクトの内容に合わせて時期によって仕事が変わります。メンバー変更も多く、今は、部署運営のサポートをメインに行っています。
その二つの仕事を行うときに、切り替えが大変だったりしませんか?
最初は、何をしていいか分からず、困惑していました。でも、私の直属の上司がとても優しく、週に一回1on1でミーティングを実施してもらっています。今何が足りないかということや、これからの方針について相談できるので安心しています。1on1を通して、現在は自分でタスクリストを作って、モバイルとサポート業務の切り替えもうまくできるようになりました。
タスクリストはご自身で自発的に作っていらっしゃるんですか?
そうですね。私自身、一つのことに打ち込むタイプなので、タスクを書き出して優先順位を決めてやっています。これはとても自分に合っていると思いますね。タスクを書き出した表は仕事を始める前に見て、一日の優先順位をつけて業務を行っています。まだまだタイムマネジメントは課題ですが、少しずつ感覚をつかんできているのではないかと思います。優先順位をつけて仕事をするスキル以外にも、いかにスピード感をもって大事なことを伝えるか、キーポイントの見極めなど、問題解析力が身につきました。
ご自身で様々な工夫をされながら仕事をしているとのことですが、やりがいを感じるときはどんなときですか?
新入社員なので、アドバイスを受ける機会が多くあり、そのアドバイスを次回に生かせて、自分の中で消化できたときは達成感を感じます。また、モバイル部門の仕事をしているときに、私が出した報告書の通り、次のバージョンでモバイルの問題点が治っているとやりきったという気持ちになります。
入社前とのギャップはありますか?
一番はスピード感ですね。私の部署は特に役員と距離が近くて、トップの動きに合わせて動きが変わるのでその雰囲気の変わり方に圧倒されています。また、社長とも距離が近くて驚いています。新卒研修の時にも、毎日30分ほど社長が新人に向けお話をしてくださり、質問に答えてくれる時間があったりしました。さらに、月曜に行う朝礼では、毎週2~3人の社員が直接社長に質問します。他にはやはり、英語を使う機会がとても多いです。実際に私の部署には、中国人やインド人、韓国人もいて、多様性を感じています。この環境は本当に楽しいですね。