早い段階で課題意識を持つことが大切
就活を進めるにあたってこんなことをしておいて良かったということは何かありますか?
自分の仕事を通しての達成したい目標や、こういう社会にしていきたいといった目標を持つようにするといいと思います。そしてそれを持つためには日々の大学の授業や、テレビや SNS で見つけたニュースなどに関心を持つことがすごく大切だと感じました。最終的には日々の生活の中で自分が社会に対して課題に思う事を見つけること。課題意識を持って社会や世界を見ることは1年生、2年生にとっては大事なのではないでしょうか。
反対にこれをしておけば良かったことはありましたか?
できるだけ早いうちから自己分析や、自分がどういうものに興味があるのかを言語化した方が良かったと思います。2年生の3月ぐらいには何となく自分の興味あることや課題を言語化して書き出して、どういう業界だったら実現できるかみたいなことをなんとなく見つけておくとそのままインターンにも入りやすいと思います。
就活中に苦労したことなどありますか?
ES を書くのに苦労しました。最初はどういう風に書けばいいかもわからなくて、なんとなくネットの例文を見て自分で書いていたのですが、それだとなかなかインターンも通りませんでした。そこで、自分の書いたESをキャリアセンターに持っていき、その中のいいものや直すべき点などを客観的に見てもらったら、自分の気づかない ES の良くない部分がすごくわかりました。
Risakoさんはハナラボの学生記者やプロジェクトに参加されていたとのことですが、そこでの経験が活きた!というエピソードはありますか?
もしハナラボの活動をしていなかったら社会人の女性と話をする機会がなかったし、何かゼロから自分たちで考えて作るのも経験できなかったと思います。学生記者の経験もすごく活きました。いきなり初対面の女性に会いに行って、話を上手に繋げながら聞くことで大人の社会人に対しての耐性がついたと言うか(笑)。面接の練習の時も、学生記者の経験を思い出すと意外と緊張しなかったですね。
また、ハナラボの OGに 内定先で働いてらっしゃる方がいて、2月か3月ぐらいにOG訪問させて頂いたんです。その時に内定先に興味を持った理由、 SIer でしてみたいことを伝えたら、早期選考に紹介していただけました。ハナラボに関わる社会人女性の方はいろいろな方がいらっしゃるので、そのご縁が今に繋がっていると感じます。
ITで社会に貢献していきたい
Risakoさんはどんな社会人になりたいですか?
IT を通して人々の暮らしを少しでもよくしたいという目標を常に意識して仕事をしていきたいです。今は人々の暮らしに直結しているものが自治体を相手にしたお仕事だと考えているから、自治体の役所の中にあるITのシステム、地域の人に役立つようなシステムを作ってみたいと思っています!
最後に読者の人にメッセージをお願いします。
就職活動を始める前はどういう業界に向いているか、どういう仕事をすればいいのかもわからないと思いますが、それまでの自分の経験や関心を持ってきたもの、課題を感じたものは仕事選びに繋がってくると思うので、日々の生活の中でアンテナを張りながら学生生活を送ってほしいです。目標や課題を持っていると最終的にやりたいことが見えてくるので、そういうものを実現できるような仕事を探していくと自分自身とてもやりがいを感じられると思います!
取材を終えて
Risakoさんは「自分がこうなりたい、こうしたい」という軸がしっかりとしていて、企業選びにすごく説得力を感じましたし、その軸を決めるための自己分析方法もとても勉強になりました。また、就活は自分の努力はもちろんですが人との縁も大切だと感じたので、私もこれからたくさんの方々と出会い良い影響を受けられたらと思います。貴重なお話をありがとうございました!