上海で働く女子のリアルをお伝えします♪
現在、中国・上海に住んでいます。あるきっかけから『日本と中国の架け橋となるような事業を実現したい』と思い立ち1年半前、中国語はできないし、中国に人脈もない中、飛び込んでみることに。
「上海で働く女子のリアル」では、驚きの連続で刺激的!?な毎日を皆さんにお伝えできたらと思っています♪
2009年4月、新卒で現在の株式会社リクルートキャリアに入社し、人材領域の中途採用支援事業に関わってきました。
外国人とともに成し遂げた新規事業立ち上げが大きなきっかけ
社会人2年目で配属されたのは、それまで手薄であった外資系クライアントをターゲットとする新規事業グループの立ち上げでした。
そこで多くの外国人と一緒に働く中で仕事観やプライベート観について語り合い、グローバルな環境ではたらくことの楽しさを知りました。上海での事業パートナーもこの頃の出会いがきっかけなんです。一気に中国への興味関心が高まりましたね。
その後、商品企画部へ異動。プロジェクトリーダーとしてクライアントの人事部の方々、社内外のメンバーと共に企画・実行を取りまとめていました。そこでは単に「採用人数を満たす」という点にとどまらず、「女性の管理職採用」「ダイバーシティの実現」など社会的なテーマに対して語り合い、五年後、十年後、もっと先の会社の未来について意見を戦わせました。
日中の架け橋を目指して起業!
中国・上海には、居住者登録をする人だけで4〜5万人の日本人が住んでいて、日本食も、日本の娯楽も、ずいぶん浸透しています。
でも一方で、私たち日本人は中国という国のことを知らなすぎるんじゃないか、お互いを知り合えばもっと互いを高めあえて、素敵な社会になるんじゃないか、こうした問題意識のようなものがあって、2013年12月、日本・中国で会社を設立し、日中の架け橋となるような事業の実現を目指すことにしました。
同時に上海での人脈作りのため、Brecruit(リクルートホールディングス上海法人。同僚は全員中国人です)に入社しました。ビジネスにおいては人脈0からのスタートでしたが、半年後には、設立した会社のデータベースに1000名を超える中国人OL会員を集めることに成功、「日中の架け橋」をテーマとした毎月の定例イベントを開催しています。
最近は、複数の日系企業から依頼を受けたマーケティング業務を通じて、日本が世界に誇れる「サービスクオリティ」に着目。Web、リアルイベント、テレビ番組等を通して日本流メイク、日本流ヘアスタイル、日本流ファッション等、日本が強みを持つサービス領域を中国・アジア・世界に展開することで、従来のいわゆる「ものづくり」とは違う切り口で、グローバルな日本の実現を目指し、日々走り回っています。
隣国なのにここまで違う中国大国!
「日本人キャリア女性の働き方ってどのようなイメージをお持ちですか。「朝から晩まで髪を振り乱し、夜も遅くまで仕事に没頭している。」そんな印象でしょうか。中国人からみた働く日本人も同じようなイメージのようです。
私もお昼返上で仕事をしたり、オフィスで遅くまで仕事をしていると「よりえはやっぱり日本人だね」と言われます。ランチはしっかり1時間とって同僚と楽しむもので夜は家族と共に過ごす時間。その上で結果も(人によりますがw)出しているんです。
この生産性の高さは見習うところがたくさんあります。能力というよりは「プライベートを大切にする」意識がより日本人よりも強いのではないかと思います。日本は今でも「プライベートを優先するなんて」という発想が残っている気がしますが、中国においては「仕事を優先するなんて」というと言いすぎですが、その意識は生産性の高い仕事につながっているような気がします。
と、こういった日本と中国の違いをリアルな声でお届けしていきたいと思います。
今まで総合職か一般職かで仕事選びをしてこられた女子大生のみんなに、いっそ海外で働く、ということも選択肢の一つとして考えてもらえるよう、リアルなエピソードを発信していきますね。
[ad name=”上海で働く女子のリアル♪”]