引き出しの多さが大事!学生の間は、よく遊び、経験値アップが大切
コンサルに向いている人はどういう人だとお考えですか?
コンサルに向いている人は、考えることが好きな人・勉強が好きな人・コミュニケーションが好きな人ですね。まず、コンサルの仕事は日々考えることが多いです。わからないことや質問をされたときに、すぐに検索するのではなく、自分で考えることが好きな人は向いていると思います。そして、コンサルはクライアントの営業部門・IT部門といった、どの部署を見るかで必要な知識も変わります。業界も日々動くので動向を勉強し続けなければいけません。日々新しい知識を獲得するための努力を続け、自分をアップデートできる人は向いていると思います。
コミュニケーション能力については、コンサルはロジカルシンキングだけでなくクライアントとのコミュニケーションも大事です。ただ正論だけを伝えても、クライアントには何も刺さらないので、自分の考えを適切に伝えるコミュニケーション力は必須だと思います。あとはチームで行う仕事なので、チームメンバーとのコミュニケーションも必須ですね。
▼日々自分をアップデートすることが大切というYさん、最近はアロマキャンドルにハマり、おうち時間を楽しんでいらっしゃいます。
ありがとうございました!最後に学生へのメッセージをお願いします。
就職活動というと、企業に選ばれるため努力しなければいけないという発想を持つ人が多いですが、自分に合う企業を自分が選ぶという発想の方がうまくいくと思います。面接もあくまで会話なので、その場である程度質問の意図を考えて回答できるぐらいの余裕があれば通る確率も上がるかなと思います。
あとは、学生時代は遊んだ方がいいです!趣味や海外旅行、変わったバイトなど、面白いネタを持っている方が社会に出てからも活躍できると思います。学生時代とにかく楽しんでください!
インタビューを終えて
今回の取材ではコンサル業界に関することから就活のお話まで幅広くお伺いでき、これぞOG訪問!というような記事になったと思います。取材させていただいたYさんは、お仕事で求められる能力の高さやハードさは感じながらも、それをやりがいやご自身の成長に昇華させており、とてもパワフルでお仕事に情熱を持って働かれていると感じました。また、特別な経験や能力は必要ではなく、日頃から自分の頭で考える癖をつけたり、自分のコミュニティ以外の人と積極的に関わったりすることが、就活だけでなくその後の社会人生活でも生きるのだとお話を伺ってわかりました。Yさん、お忙しいところ貴重なお話をありがとうございました!