みなさんは生活の中で、どんなものを必要としていますか?
洗濯機、冷蔵庫、掃除機、電子レンジ・・・高度成長期に「誰もが必要な」生活必需品が生み出され、女性は料理や家事から解放されました。簡単に手に入り、機能も十分。これ以上必要なものなんてない、と思っているかもしれません。
でも、ケガをしていたらどうでしょうか?ふだんは気にならないことでも「使いづらいなあ」と思うものはたくさんあります。
今、必要とされているのは「誰もが必要」なものではなく、一人ひとりの個性や課題などに合わせたサービスやプロダクト。「ハナジョブニュース:未来の兆し01」では、そんな視点から生まれた、新しいサービスを紹介します。
一人ひとりに合わせた支援
【WIRED】歩行困難な人なら、青信号を少し長く──街をパーソナライズする仕組みが開発中
高齢者、視覚障害者、観光客などに対して一人ひとりのユーザーに合わせた環境を提供するシステムが英国で開発されているようです。
街のさまざまな場所に設置され、ユーザーが通り過ぎるたびに彼らのスマートフォンから信号を受信することで「一人ひとりに合わせた支援」を行うシステム「Responsive Street Furniture」が、英国で開発されている。
例えば、視覚障害がある人向けには、通り過ぎるたびに街灯やデジタル情報ボードが、通常よりも明るくなるオプションがある。また歩行に問題がある人のために、交差点で青信号の時間を少し長くさせたり、装置に格納されている椅子のロックが解除されるようなオプションがある。
ランナーのペースに合わせて曲を選ぶ
【TechCrunch Japan】Spotify、ランナーのペースに合わせて曲を選ぶ新機能を発表
Spotifyはランニング中にランナーに合わせて曲、テンポを選ぶ新機能を発表しました。
これは「単なる速度調整」ではなく「曲そのものをランナーのペースに合わせて再構成する」と彼は言う。
Spotifyはただ曲を聴くだけではなく、ユーザー一人ひとりに合わせたサービスを開発しているようですね。
脳波を個人の識別に用いる
【THE HUFFINGTON POST】あなたの脳波がパスワードのかわりになるかもしれない
脳波を使って個人の識別ができるセキュリティーシステムが研究されています。現在、研究中ですが94%の精度で識別できているようです。
彼らは文字グループ毎に対する脳の反応を記録し、単語を読み、認識することに相関のある脳の部分に注目したところ、被験者の脳は略語毎に異なる反応を示し、コンピューターシステムが94%の精度で協力者を識別できることがわかった。この結果は、脳波をセキュリティーシステムで個人の識別に用いることができる可能性を示唆するものだ。
いかがでしたか?
「あったらいいな」と思いませんか?
私たちは今、便利なサービスやプロダクトに囲まれすぎて、創造力が失われているのかもしれません。不定期ですが、みんなの創造力を刺激する「未来の兆し」をお届けします。
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