今後、HATACHIが目指していく姿
2020年は、女子大生の等身大の言葉を綴るHATACHI MAGAZINE、「女子大生の心と、周りにいる人に緩やかな変化を促す」ハタチノハナシを運営しましたHATACHIに関わる女子大生が一歩踏み出したい時に、「できるかな、私なんか」とよく言葉にします。でも、2週間、1ヶ月、3ヶ月と関わる女子大生はだんだんと何事も「まずは頑張ってやってみます!」と言う言葉を返すようになったり。私たちがポジティブな言葉を使うことで、女子大生にも伝染していって、それが彼女たちを普段から支えてくれている大切な人にもインパクトをもたらすようなコミュニケーションになっていることに気づいた1年間でした。女子大生1人が変わるだけで、「環境を変えなくても、なんだか心地よく生きられるようになった」人が増えたんじゃないかと思うんです。
そして、2021年は取り組みをリニューアルし、より多くの女子大生に寄り添えるコミュニティになるため、全国の女子大生が繋がるPRプラットフォームとして活動をしたいと思います。正式なリニューアルのお知らせは、今年中にnoteにてお知らせをする予定です。
「必要とされている場所や機会がないのであれば、自分たちで作ればいいんだ」という考えを元にプロジェクト立ち上げからずっと走ってきましたが、私を含め中心メンバーは大学3年生で絶賛就活中。「大学も、インターンもあるのになぜ今やるのか」と言われたら、HATACHIとしてできることが増えたこと、課題が見えてきたこと、そして私たちが大学生として同年代を支えられる期間は大学生でいられる4年間しかないから。自分が届けたい相手と同じ目線でいられるのも、残り1年になったからこそ、「今」必要とされている場をこれからも生み出していきたいと思っています。それに、私の突飛なアイデアや「これやりたい、もっと多くの女子大生に届けたい」の言葉についてきてくれる仲間がそばにいるならやるのは今しかない、というのも最大の理由かもしれません。
私たちは、HATACHI Communityのゴールでもある「自分の力が発揮できる場を、自ら生み出す女子大生を増やす」ため、新たな仲間を2人迎え、引き続き多拠点チームとして活動を続けていきます。
実は、HATACHI Communityとしての活動の次にやりたいこともあります。「同年代である女子大生を支えたい」一心で今は活動していますが、一人一人に寄り添うことは本当に体力のいることで、彼女たちの心に余白を持たせるためには、それ以上にHATACHI側も心も体も健康でいることが必要です。一方で、私たちはこれから社会に出ていくと様々な局面に出会い、自分を奮い立たせながら生きていかなければいけません。その時に、HATACHIで出会った女子大生たちが、社会人になってまた行き詰まる時があったら、今までのように私たちが一人一人に寄り添えるわけではないと思います。だったら、彼女たちのライフステージに合わせて寄り添える仕組みを作った方がいいのではないか、HATACHIがいなくても彼女たちを支えるサービスを作り、女性を勇気づける仕組みを社会に根付かせることがHATACHIだけでなく私自身の目標です。
次回は、HATACHIメンバーで対談をお送りします!
連載最後の第5回は、ハタチノハナシを一緒に作り上げてきたプログラム開発メンバーの熊澤と事務局の小寺を迎え、2期生を振り返りつつ「実はあの時こうだった」話も交えながらこの連載を終わりたいと思います。今日も皆さんにとって心地良い日でありますように。
HATACHI Community
「私たちの言葉を持って話そう。私たちのこと。」をキャッチコピーに、女子大生が今日の自分を少しだけ好きになれるコミュニケーションと場づくりをする、女子大生のためのサードプレイス。現在は、HATACHI MAGAZINEと「自分の内側と素直に向き合い、ありたい姿を言語化する」ハタチノハナシの2軸で展開。2020年4月に立ち上げ、現在は関東・東海・関西の多拠点チームとして活動中。
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– note https://note.com/heihei1221/m/mea6ff6ac2076
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