大学卒業後3年以内の離職率は、32.4%(厚生労働省調べ)。会社を辞めないまでも「私、このままでいいのかな?」と転職を考える人は少なくありません。
DODA(デューダ)の調べによると、2015年上期の女性の「転職平均年齢」は29.3歳、男性は32.5歳。2007年から転職年齢は上がる傾向がありましたが、この半年は若手女性の転職が増えているようです。全体で見ると最も多い年齢層は、25〜29歳で約4割。ここ数年は40歳以上の転職も増えていますね。
職種別の平均年齢で見ると、最も平均年齢が低いのは「販売/サービス系」。次いで「営業系」、「事務・アシスタント系」と続きます。スキルや経験が求められる「技術系」、「企画・管理系」は転職年齢が高い傾向があります。ここ数年は転職年齢が上がる傾向がありましたが、人手不足を反映してか、平均年齢が下がっている職種も。
特に新卒時に超氷河期だった女性たちのリベンジ転職が目立ち、契約社員から正社員への転職に成功しています。ここしばらくは、新卒だけでなく転職でも売り手市場が続きそうです。転職を考えているなら、自分にどんなスキルや経験が身についているのか、常に自分の市場価値を見直すようにしたいですね。