会社はツライだけのところ、と思っていませんか?
株式会社マイナビの「2015年マイナビ新入社員意識調査 ~3カ月後の現状~」によると、「この会社に入社してよかった」と思ったことがある新入社員は、89.3%に上ることがわかりました。
「それはどんな時か」と聞いたところ、1位「上司・先輩に恵まれたと感じた時(49.5%)」、2位「仕事ならではの経験が出来た時(37.3%)」、3位「褒められた時(36.4%)」と回答しています。
また、「社会人になってどう感じたか」という質問では、「厳しかったと感じた」が61.4%、「想像していたよりも、厳しくなかった」が35.6%となり、例年よりも厳しいと感じている新入社員が減少しています。
「厳しかったと感じた時」は、「能力・スキル不足を実感した時」が約7割で1位。次いで、2位「仕事内容が困難だと感じた時(34.6%)」、3位「人間関係の困難さを感じた時」、4位「上司・先輩に叱られた時」と続きました。
例年に比べると「能力・スキル不足を実感した時」と回答している人が減少し、「上司・先輩に叱られた時」が増えています。社会人になって厳しいと感じた人が減っていることからも、全体としては新入社員に対して「やさしく」指導していることが伺えます。そのやさしさに慣れてしまって、たまに上司や先輩に叱られると「厳しい」と感じてしまうのかもしれませんね。
叱られるのはイヤだけど、上司や先輩に指導してもらえるのも、若手のうちだけ。叱られたら「成長する機会だ!ラッキー!」と思えると最強ですね。