子どもが生まれたら家族の絆が強くなって、夫婦の愛情は高まるんじゃないの?
きっと女子大生のみなさんは、そう信じていることでしょう。
ところが、実態を見るとそうとは限らないようです。
ドゥ・ハウスの「夫婦の会話」に関するアンケート調査によると、夫婦の会話量は平日「15分~30分未満」、休日「1時間~3時間未満」が最も多いという結果になりました。平日の会話量がとても少ないですよね。
このアンケートは「未就学の子どもを持つ」夫婦が対象なので、夫の帰宅時間と子どもの就寝時間のズレが、平日の会話量に反映されているのでしょう。夫婦の会話に対する満足度は、平均62.4点となっています。
では、産後、パートナーへの愛情はどう変化しているのでしょうか?
産前を100とした場合、産後の平均値は77.5。平均して下がっていますが、夫婦間の会話が50点以上の場合は愛情が高まっている人も。
男性に限ると、会話の満足度と愛情はほぼ比例しています。一方、女性は会話に対する満足度は高くても、愛情が下がっている人も少なくありません。会話だけでなく、家事育児にコミットしているかどうかが影響しているのではないでしょうか。
これから就職という女子大生にとっては、夫婦間の愛情なんてまだまだ先の話かもしれませんが、知っておいて損はありません。
「産後クライシス」という言葉を聞いたことはありますか?
出産後、夫婦関係が悪化する現象のことです。産後に夫婦関係が悪くなる可能性がある、とお互いに知っているだけでも危機が回避できるかもしれませんよ!