あなたが求めるのは、草食系男子?ロールキャベツ男子?肉食男子?
オリコンの「全国の20代男性を対象にしたライフスタイルに関する意識調査」によると、その価値観や社会性を統計分析した結果、現代の20代男性には6つの傾向があり、大きく4つのタイプに分かれることがわかりました。
20代男性の「6つの傾向」と「4つのタイプ」に分かれる
【6つの傾向】
- 傾向① 「向上心」
自分の目標達成のために行動したり、自分の能力を高めるために努力したりする意識が高い。 - 傾向② 「人見知り」
思っていることを伝えることが苦手であり、あるいは、新しい人と知り合いになることが好きではなかったり、苦手とする傾向が強い。 - 傾向③ 「流行への関心」
流行のお店やファッションの情報に敏感で、積極的にライフスタイルに取り入れていこうとする。時には、自分が良いと思うものより、流行を優先する場合もある。 - 傾向④ 「同調意識」
自分の行動を周りがどう評価するかを気にしたり、友人や仲間が多いことに幸せを感じたり、周囲のペースに合わせるなど、周りからの評価を高めたいとする意識。 - 傾向⑤ 「強い他愛精神」
友人や仲間のために行動し、世の中の役に立ちたいと思う意識が強い。 - 傾向⑥ 「個性を追及」
人とは違っていても、自分にとって最適と思うものを選んだり、変わらない自分なりの判断基準をもっていたり、あるいは、集団行動より、単独行動を好む傾向にある。
【4つのタイプ】
この6つの因子を用いてグループ化したのが、4つのタイプです。
「静かなマイワールドタイプ」
人見知りの傾向が強く、無口で静かだが、独自の世界観を持っており、自分の趣味や自由時間を大切にするタイプ。周りから見ると、感情表現が希薄なため、穏やかでマイペースな印象を受ける。静かに自分の世界に没頭していることが多いため、マイワールドに浸っている印象を与える。
「シャイな男気タイプ」
社交的ではなく、人付き合いを広げるのが得意ではないが、世の中や周囲の人の役に立ちたいという気持ちが強く、人知れず行動しているタイプ。誰にでも積極的に話しかけるタイプではないため、周囲から見ると、地味な存在に映ることも多いが、優しい印象を持たれていることが多い。
「同調的なトレンドタイプ」
人からどう見られるかを重要視するため、自分の基準よりも周りに流されがちな面があるが、そのぶん、アンテナが高く、情報や流行に強いタイプ。人当りがよく、一般的な話題に強いこともあって、人から敬遠されることが少なく、人と打ち解けやすい。見た目も流行に気を使っているためお洒落度が高く、悪い印象を持たれない。
「イケイケな自己演出タイプ」
コミュニケーション能力に長け、多くの人々と積極的にコネクションを持ちながら、社会的な成功に向け自分を高めていく、いわゆるインテリタイプ。自信家でプライドが高く、先頭に立って周りを引っ張っていくなど、リーダー的存在であることも多い。
恋人として最も理想とするタイプ?
4つのタイプのうち、女性に「恋人として最も理想とするタイプ」を聞いたところ、「シャイな男気タイプ」が80.2%でダントツの1位となりました。
シャイな男気タイプを選んだ人からは「家族も大事にしてほしいし、目立たずとも縁の下の力持ちのような人に魅力を感じる」、「家族や友達を大事にする人はすてきだと思う」と賞賛の声が。
就活では、男女とも「イケイケな自己演出タイプ」をアピールしがちですが、実は「同僚」「先輩」「後輩」でも「シャイな男気タイプ」が一番人気。恋愛でも仕事でも、自己主張は強くないけれど、いざというとき頼りになるタイプが求められているようです。