出産を機に6割以上が退職してしまう日本。一方で、辞めていない人も4割いるということですね。
どんな人が仕事を続けているのでしょうか。
パソナキャリアの「女性リーダーに関する調査2015」によると、女性リーダーの86.4%が「働ける限りは働き続けたい」と考えていることがわかりました。ワーキングマザーに絞ると、なんと93.6%の女性リーダーが働き続けたいと考えているそうです。頼もしいですね!
女性リーダーのうち、上の役職を目指したい人は49%で約半分。ただし、ほとんどの人が職場環境がよくなれば、管理職を目指す可能性があると回答しています。職場環境が変わっても「管理職を目指すことはない」と回答したのは、たったの1.9%でした。リーダーを経験することで、能力的には管理職になれるという自信が生まれるのかもしれません。
管理職を目指したいと思える環境としては、半数近くが「社員のワーク・ライフ・バランス実現に力を入れている」を挙げています。
また、女性リーダーが働くことで得たいものとしては「生活費」が最も多く、「生活のゆとり・ゆたかさ」「様々な体験」「社会との接点」と続きました。金銭的なものだけではなく、人生を豊かにしてくれる経験も大切に考えているようです。
過去の調査では、管理職になりたくない女性が75.6%でしたが、女性リーダーに絞るとまったく数字が異なりました。「管理職になりたくない」という回答には、「今の職場環境であれば」という前提条件がついているのかもしれませんね。
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出典
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