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「あ〜、もっと勉強しておけばよかった!」
学生時代を振り返って、そう思う社会人がほとんどですよね。
ベネッセ教育総合研究所の「大学時代の学びと成長に関する調査」によると、「主体的学びの機会が、大学時代の成長実感、さらに卒業後の自己効力感にも影響する」ことがわかりました。
ここでの主体的な学びとは「興味、問題意識にしたがって、何らかの目標を設定し、ゴールに向けて進むプロセスを組み立て実行する」ことです。
大学での主体的な学びの経験は、卒業を30年以上経ても、現在の自己効力感に影響しているそうです。
ものごとが思ったように進まない場合でも、自分は適切に対処できる
危機的な状況に出会ったとき、自分が立ち向かって解決していける
今の調子でやっていけば、これから起きることにも対応できる
また、主体的な学びが多い学生は、より多く成長を実感しています。
しかし、残念ながら在学中に「主体的な学び」の重要性に気づく学生は少ないこともわかりました。
学生時代は単位がとりやすく、楽ができる授業を選びがちですが、社会人になって経験を重ねるほど「主体的な学び」ができる授業を選ぶようになります。
社会に出ると、その重要性に気づくのでしょうね。
留学や課外活動を通して、「主体的な学び」の大切さに気づく学生も多いようです。
「どうしても楽な方を選んでしまう」という人は、一度大学の外に出てみるといいかもしれませんね!