今年は就活のスケジュールが変更になり、学生も企業も戸惑いながら、8月1日の選考解禁を迎えました。
ディスコの調査によると、8月1日時点の内定率は67.3%でした。昨年の選考解禁日の4月1日時点の内定率は23.7%だったので、解禁日だけで比べると今年の内定率はかなり高いと言えますね。
さらに、内定者のうち45%、全体でみると30.3%が8月1日時点ですでに就活を終えています。特に、理系女子の内定率は高く76.4%、全体でみると半数近くが就活を終了しています。
売り手市場という背景もあり、学生の争奪戦になっていたのではないでしょうか。
8月1日に選考解禁となった大手企業でも、8月14日までに内定を出している企業が多いようです。
実際には8月1日以前に、すでに選考は始まっていました。今年は採用解禁が後ろ倒しになりましたが、実質的な開始時期はこれまでと変わらず、むしろ長期化して学業にマイナスな影響が出たと言えるでしょう。