社内での「異動」にはどんなイメージがありますか?
いろんな経験ができてプラス?それとも新しい環境で仕事するのは苦痛?
HITO総研の「女性の管理職意向に関する調査」によると、25~44歳で管理職経験のない女性のうち、異動経験ありは30%でした。意外と少ないですね。
異動経験別に管理職になりたい人の割合をみると、異動経験がある人の方が多いことがわかりました。特に異動1回、2回の人に、管理職になりたいと考える人が多いようです。
「管理職になりたい理由」と「管理職になりたくない理由」をみていきましょう。
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管理職になりたい理由
異動回数が増えるごとに「管理職という仕事に魅力を感じる」人は減り、「自分の影響範囲を広げたい」「人材の育成・マネジメントがしたいから」が増えます。管理職にならずとも、管理職的な仕事に関わり、存在感を高めたいという気持ちを持つようです。
管理職になりたくない理由
管理職になりたくない理由では、「自分には向いていないと思うから」が最多。2回異動している人がダントツに多くなっています。1回目の異動は「新鮮」で、2回目で「せっかく積み上げてきたものがムダになる」とモチベーションが下がり、3回目で「再びがんばろう」となるのかもしれません。
異動が多い会社もあれば、少ない会社もありますが、社員一人ひとりが何に対してモチベーションを感じるタイプなのかを見極めて、適切に異動させることが必要といえそうです。