日本は女性に厳しい。出産で多くの人が辞めてしまう。家事育児は女性の負担・・・世の中にはいろいろな噂があります。
でも、その噂は本当のこと?
社会の本当の姿を知るために、「データ」の世界をのぞいてみませんか?
みなさんを導くのは、とある業界の企業で人事労務系のお仕事をする、社会人記者の石井真希さん。数字が伝える真実から、社会を理解してもらいたいと思っています。
はじめまして!社会人記者の石井真希です。
とある業界の企業で人事労務系のお仕事をしています。
デコボコ道を照らしてくれるもの
突然ですが皆さんは、将来についてモヤモヤすること、ありませんか? 就職はどうなるの?結婚するの?、そして出産後も働けるの?などなど…。
女性は様々な選択がありうるし、女性が活躍できる社会への道のりも、まだデコボコで。先を見通せと言われても、正直、とても難しいように思います。
でも、そんなデコボコ道を、少しだけ照らしてくれるものがあるとしたら? 私はそんな灯りの一つが、データなんじゃないかなと思っています。
データは冷たい数字じゃない!
私がそんなデータに最初に興味を持ったのは大学時代。ある先生の話がきっかけでした。
先生によれば、社会の実情についてのデータは冷たい数字じゃない。 生身の人間が精一杯選んだ道が集まり作られた、一つの流れなんだと。そこには、嬉しいことも、涙を飲んだ妥協もカタチを変えて息づいてる。だからこそ、データをみれば、社会の状況も、自分の立ち位置も分かるんだと。
その後、大学院まで進んだのち、就職しましたが、今も女性の仕事やパートナーシップなどのデータをみたり、考えることが好きです。
「ハナジョブデータラボ」では、私自身興味があり、皆さんに関わりのあるデータをご紹介していきたいと思っています。それが、皆さんの道をほんの少しでも照らす灯りになれば嬉しいです。