開発途上国の子どもたちに教育支援を!!多くの大学を束ねる女性リーダーの思い(学生団体STUDY FOR TWO)

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開発途上国の教育支援を行なっている「一般社団法人STUDY FOR TWO」。「勉強したいすべての子どもたちが勉強できる世界を実現するために」という思いのもと活動をされています。全国の大学に支部があるSTUDY FOR TWOですが、今回は関東にある支部をまとめるリーダーの篠原綾花さんにお話を伺いました。

教科書の回収・販売で得た収益を、開発途上国の子どもたちの教育支援へ

STUDY FOR TWOではどのような活動をされているのですか?

大学生から使い終えた教科書を回収して、それを大学生に向けて原則定価の半額以下で販売しています。回収・販売はSTUDY FOR TWOの支部がある大学でそれぞれ行っていて、そこで得た収益でラオスとバングラディシュの子どもたちの教育支援をしています。

具体的な支援内容は、制服や文房具の寄付、学校建設支援です。また貧しい子どもたちが学校に通えるように、奨学金の寄付も行っています。

篠原さんは代表としてどのような活動をされていますか?

2017年の8月時点で全国48大学に支部があり活動を展開しているのですが、私は関東地区の代表をしています。各支部の教科書販売の状況などを確認したり、困っていることがあれば相談にのったり、また関東支部の交流会を主催したりという関東にある支部をまとめる役割をしています。

篠原さんはどうしてこの団体に入られたのですか?

大学1年生の新歓期にもらったチラシに「教科書半額販売」と書いてあったので、初めは単純にそれが気になりました。

実際に販売しているところに行って、教科書販売の収益が開発途上国の子どもたちの教育支援につながっていると知りました。自分が教科書を買うことで、他の人にも良いことがあるという仕組みに興味を持って、私も活動に参加したいと思うようになりました。

実際に現地を訪れたことで知った、ラオスの教育環境と人々の温かさ

これまでの活動で印象に残っていることはありますか?

2017年の夏に活動の一環でラオスに行ったことです。学校訪問をして授業の様子を見たり、私たちが寄付した奨学金を受けている子どもたちの家庭訪問をしたり、またラオスの食文化に触れたりしました。

実際に学校の教室を見ると、電気がなかったり、窓ガラスがなく吹き抜けの状態だったりして、日本とは環境がまったく違ったので驚きましたね。そんな環境の中でも熱心に勉強をしている子どもたちの姿を見て、これからも現地の子どもたちが教育を受けられるように活動を継続していきたいなと改めて思うようになりました。

現地に行って、考えに変化はありましたか?

行く前は開発途上国に関してあまり知識がなく、「汚い」とか「暗い」というイメージを持っていました。しかし実際に現地の方と触れ合うと、明るく優しい方ばかりで、良い意味でイメージがガラリと変わりましたね。

お祈りを唱えながらバーシーというミサンガを巻いてくださることもあって、現地の人は本当に温かい方ばかりだなと感じました。

また現地には図書館がない、情報の授業で使うコンピューターが足りないということも訪問を通して知って、私たちが支援していくべきことはまだたくさんあるという気付きもありました。

代表としての苦労、影響を与えてくれるOBの存在

代表として大変なことはありますか?

大学生が活動をしているので、各支部4年ごとに大きくメンバーが変わります。このような変化の中でだんだんと活動に対する熱量が減ってしまって、活動自体が形骸化していく場合もあるので、やる気を持ち直させるために代表として各支部メンバーのサポートしていくことが大変ですね。

具体的にどのようなサポートをされていますか?

支部ごとに販売額の目標を立てて、それを達成するために何が必要なのかを細分化して一緒に考えたり、相談にのったり、密に連絡を取るようにしています。

関東地区全体を見なくてはいけないので大変ですが、各支部とコミュニケーションを取ることは欠かせないことです。それをおろそかにしてしまうと目標の販売額を達成できないこともあるので、連絡をこまめに取ってコミュニケーションを図ることを大切にしていますね。

代表になったばかりの頃と今で変化はありますか?

最初はどこまで各支部に介入して良いのか、連絡をどのように取っていけばいいのかなど、いろいろとわからないことや不安も多かったです。しかし団体の設立当初に活動をされていたOBの方々とお話をする機会があって、そこで先輩方の活動に対する熱い思いやエネルギーを知りました。それに影響を受けて、自分ももっとできると思うようになりました。

今後どのような代表になりたいですか?

自分では試行錯誤しながら、代表として少しずつ成長できているかなとは思うのですが、まだ足りない部分もあると実感しています。

代表という立場にいるからこそ人と接する機会が多いので、いろいろな人たちの考えを学んで、吸収して、それを団体に還元できる代表になりたいなと思っています。

活動の幅を広げて、これからも継続的な教育支援を!

団体の今後の目標を教えてください。

支部がない大学も多くあるので、できるだけ多くの大学に支部を作って活動の幅をもっと広げていきたいです。また4年経って支部ごとにメンバーが変わっていっても、継続的な活動や支援ができるような体制を整えていきたいと思っています。

最後になりますが、メッセージをお願いします!

まず自分の大学にSTUDY FOR TWOがあるのか調べていただきたいです。もし自分の大学にあれば、ぜひ教科書の寄付や購入をしてください!自分の大学になかったとしても、支部を立ち上げることは可能なので、興味がある方はHPやTwitterにご連絡ください。全力でサポートしますので、ぜひお問い合わせください!

取材を終えて

取材を通して篠原さんの開発途上国の教育支援に対する思い、また代表として団体の活動をより良いものにしたいという思いを強く感じました。そのような強い気持ちを持っている篠原さんだからこそ、代表として多くの大学をまとめることができているのだと思いました。

熱い情熱を持って活動に取り組む女性リーダーが活躍しているSTUDY FOR TWO。ぜひたくさんの人に活動を知っていただきたいです!まずはご自身の大学に支部があるか調べてみてください!

一般社団法人STUDY FOR TWO
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About Author

淺尾 理沙子

地理学を専攻している大学3年生。韓国の文化が大好きで、ソウルへ短期語学留学に行っていました。ソウルの雑多な町並みは最高ですよ!!最近は様々な国の音楽を聴くことにもはまっていて、インドネシアのバンドがお気に入り!自分の思いや考えを形にして発信している人に憧れ、学生記者として活動を始めようと思いました。ハナジョブでは読者の方にときめきを与えられるような記事を書いていきたいです!

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