アイデム人と仕事研究所の「2016 新卒採用に関する企業調査(2015年3月1日状況)」によると、新卒採用における理想の男女比は「女性<男性」48.6%、「男性5:女性5」19.8%、「男性<女性」16.3%、「理想の男女比はない」15.3%という結果となりました。
業界別にみると、通信業、建設業、運輸業、製造業、情報サービス業は「女性<男性」の傾向が強く、医療・保健・福祉は逆に「男性<女性」の傾向が強くなっています。規模別にみると、300人以上の企業は6割近くが「女性<男性」です。29人以下の企業では「女性<男性」が4割を切っていますが、いずれにせよ、女子大生にとっては厳しい状況には変わりないですね。
「女性<男性」が理想の男女比と答えた業界は、元々女性比率が低い業界です。「女性<男性」であっても女性の採用比率は年々高まっていますし、企業も女性比率をあげようと努力をしています。女性が少ない業界だからといって敬遠せず、興味があればぜひ挑戦してくださいね。
調査概要
- アイデム人と仕事研究所
- 調査対象:2016年度の新卒採用を行う企業の新卒採用業務担当者
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2015年3月1日~3日
- 有効回答:1,000名
- http://apj.aidem.co.jp/enquete/146/