ハナジョブでは、社会で活躍する女性や、就活を終えた先輩のインタビューを多数掲載しています。
「たくさんある記事の中から、自分に合った記事を見つけてほしい!」
そんな思いから、ハナジョブ記事assortでは、学生記者が学生の目線で、読者のみなさんにおすすめの記事をテーマごとにピックアップしてご紹介します!
皆さんは「クリエイティブな仕事」と聞いて何を思い浮かべますか?インタビューして記事を書き上げている記者、曲を作って歌うアーティスト、毎日欠かさず動画を上げている人気YouTuber…。
もちろんこれらの仕事は全てクリエイティブな仕事です。しかし、クリエイティブな仕事は今やメディアやエンターテイメント業界にとどまりません。実は、0から1を生み出す創造力はさまざまな仕事において必要とされています。創造力が求められる企画や開発などの職種は、会社の次の一歩の内容を決める、重要な仕事だからです。
そこで、今回はクリエイティブな仕事をしている方へのインタビュー記事を特集します!バラバラの業種で活躍されている3人がどのようにクリエイティブな仕事と向き合っているのか、3人の共通点は何かという点に注目してご覧ください!
※記載されている内容はすべてインタビュー当時のものです
バカらしいアイデアでも真剣に!目指すのは自分たちも面白いと思える雑誌(小学館)
加藤真実さんは、小学館のファッション誌「Oggi」の編集者として働いています。子どもの頃の経験からある2つのものに興味を持っていた加藤さんは、その2つともに関われる出版社を志すようになったそうです。読者に喜んでもらうことだけではなく、「◯◯◯なものを作りたい!」と常に意識しながら仕事をしています。
1つの雑誌を作るために、多くの人との協力や連携が必要不可欠です。そのため、一生懸命考えて作っても、思い通りにいかないこともしばしばあります。しかし、そんなところも含めて雑誌編集者の楽しさなのだそうです。全体を通じて、加藤さんのポジティブさがとても伝わってくる記事です。
広くて深いコミュニケーションで、世界に新しいしくみを作る(NTTデータ)
五十嵐里佳さんはNTTデータのビジネス企画を担当しています。日本のサービスの仕組みを海外マーケットに広げるため、現地の社員やグループ企業と協力しながらプロジェクトを進めているそうです。子どものころの経験から、「日本と世界の人やモノを繋ぐ」仕事をしたいと思っていたとのこと。
五十嵐さんは外国のお客様と関わるとき、「現地の考え方や、やり方を尊重する」ことを大切にしているそうです。日本の仕組みの押し付けにならないよう、根気強くコミュニケーションを取りながら相手の国の状況や要望を理解するようにしています。 一方で、新しく企画を立てるときは、「◯◯◯◯◯」と思えるものを生み出そうと意識しています。これはITの分野に限らず、多くのクリエイティブな仕事に言えることではないでしょうか?
コーヒーの無限の可能性に魅せられて。研究から開発へ、自分のプランになかった未来が私を変えた(UCC上島珈琲)
植田恵美さんは、UCC上島珈琲でコーヒーの企画開発をしています。大学卒業後、研究職として入社しましたが、わずか半年後に商品開発やマーケティングの部署に転属されたそうです。最初のうちは研究に心残りがありましたが、業務をこなしているうちに新しい考え方と出会い、仕事にやりがいを感じるようになりました。
「研究に打ち込んだ経験から得た「◯◯続ける」というスキルが今も仕事に活きている」と植田さんは言います。お客様の気持ちを汲み取りながら企画を立てるのは、楽しくもありますが労力のかかる作業です。くじけそうになることもありますが、そんなときは自分の強みを生かして課題に立ち向かっているそうです。この記事を読んで、一つのことに粘り強く取り組むことの大切さを強く感じました。
雑誌の編集、日本のITの仕組みを広める企画、メーカーのシステム開発と、全く異なる業種や環境で3人はクリエイティブな仕事をしています。しかし、そんな3人にはいくつか共通点があるように思います。
1つ目は根気強さです。何もないところから新しいものを生み出すには、多くの時間と努力、そしてひらめきが必要です。思い通りにいかなくても諦めず、むしろその難しさを楽しみながら、一生懸命「考え続ける」ことが大事なのだとわかりました。
また、仲間や同僚、お客様と協力して1つのものを作り上げていることも、3人の共通点です。1人で気負って考えていても、いいアイデアはなかなか出てきません。多くの人とともにプロジェクトを進めていることを忘れず、周りと積極的にコミュニケーションを取りながら、新しいものを生み出していくようにしたいです。
次回は、「起業」「ベンチャー」をキーワードにしたインタビュー記事を紹介します!お楽しみに!