Facebook Twitter Instagram
    NEW
    • ハナラボ学生座談会 -大学生活でチャレンジしたこと- Vol.2
    • ハナラボ学生座談会 -大学生活でチャレンジしたこと- Vol.1
    • ハナラボ学生座談会 -大学生活で頑張ったこと- Vol.3
    • ハナラボ学生座談会 -大学生活で頑張ったこと- Vol.2
    • ハナラボ学生座談会 -大学生活で頑張ったこと- Vol.1
    • ハナラボ学生座談会 -大学生活でやってよかったこと- Vol.3
    • ハナラボ学生座談会 -大学生活でやってよかったこと- Vol.2
    • ハナラボ学生座談会 -大学生活でやってよかったこと- Vol.1
    Twitter Instagram Facebook RSS
    わたしの未来のキャリアが見つかる|ハナジョブ for Girlsわたしの未来のキャリアが見つかる|ハナジョブ for Girls
    • ハナジョブとは
    • フレンズ募集中
    • イベント・プロジェクト
    • ハナジョブスクール
    • 先輩インタビュー
    • 就活レポ
    わたしの未来のキャリアが見つかる|ハナジョブ for Girlsわたしの未来のキャリアが見つかる|ハナジョブ for Girls
    You are at:Home»先輩インタビュー»子どもたちの可能性を引き出したい!学校とも家とも違う第三の居場所をつくる(認定NPO法人キッズドア)
    先輩インタビュー

    子どもたちの可能性を引き出したい!学校とも家とも違う第三の居場所をつくる(認定NPO法人キッズドア)

    奈須 唯音菜By 奈須 唯音菜2023年7月31日1 Min Read
    Facebook Twitter

    認定NPO法人キッズドアで、子どもたちに学習支援を提供する松田麻里さん。学校の先生の道を選ばなかった理由、子どもたちから得た学び、今後目指していることなど、松田さんの仕事に対する想いを伺いました。子どもが好きな方や教育問題に関心のある方、必見です!

    Contents
    1. 学校とも家とも違う第三の居場所で、子どもたちをサポートしたい!
    2. 子どもたちから「多様なメンバーがいる強み」を知る
    3. 高校生への支援に力を入れていきたい
    4. 取材を終えて

    学校とも家とも違う第三の居場所で、子どもたちをサポートしたい!

    現在のお仕事について教えてください。

    キッズドアの学習会は、学校や塾とは違って、学校の宿題、復習や予習、苦手なことや得意なこと、子どもがやりたいことや持ってきてくれるものを、ときには相談に乗りながら、様々なスタッフが寄り添いながらサポートをしている場です。定期試験前であれば試験対策をしたり、高校受験や大学受験や検定試験などのサポートも行っています。私が担当する学習会は行政から委託を受けている事業がほとんどで、子どもたちは無料で参加ができます。

    私は、昨年度までは1つの学習会の事業責任者として、子どもと関わるほかに、アルバイトやボランティアの管理、イベントの企画運営を行ってきました。今年度からはチーフ(管理職)に役割がかわり、複数の学習会の管理・運営に携わりながら、小学生から高校生までを対象に、チームメンバーとともにさまざまな学習会で働いています。拠点に生徒が来所してきてくれる事業だけでなく、学校や家庭にいくアウトリーチ事業にも関わっています。

    もともとは学校の先生を目指されていたそうですね。 

    そうなんです!長いこと剣道をしていたこともあって、小学校の体育の先生になりたいと思っていました。ただ、スポーツ推薦で入った大学の専攻は歴史学科。小学校の教員免許は、教育学部でないと取ることができないと、当時は知らなかったんですよね・・・。

    少し落ち込みましたが、それであれば、中学や高校の部活動で剣道の顧問をやればいいかと思い、社会科の先生を目指して教職課程をとりました。

    そこから学校の先生の道を選ばなかったのは、どうしてですか?

    教育実習で実際に教壇に立つと、30人〜40人の生徒のなかで馴染めていない子がどうしても気になってしまって。学校の先生って本当に忙しいんです。それに、学校の先生は学校外のことまで気に掛けることも難しいです。なので、私は教壇で多くの生徒に教えるのではなく、学校や学校の先生とはまた違った立場で、どうしても学校や家庭に所属感を持てない生徒に関わりたいなあと思いました。学生の頃に複数のNPO団体が委託を受けている子どもの支援事業でボランティアもしていたので、NPOのような中間支援に興味はあり、学校と手を組みながら子どもの支援ができる仕事をしたいなと思い、関わっていた地元の教育系NPO団体に新卒で就職しました。

    その後、予備校の先生も経験されたと伺いました。

    念願叶い、子ども支援を行うNPOに入ったものの、支援者として様々な引き出しがないと十分なサポートができないと痛感することが多かったんです。特に高校生は、専門学校に行きたい子、大学に行きたい子、就職したい子、結婚したい子まで、様々でした。

    やはり教育に携わりたい、という思いは強かったので予備校を転職先に選んで、自分自身の引き出しを増やすために3年ほど経験を積みました。

    そして、コロナ禍にキッズドアに入職し今に至ります。キッズドアは大学の頃から知っていて、憧れの存在だったので、採用が決まったときはとても嬉しかったです。

    子どもたちから「多様なメンバーがいる強み」を知る

    今のお仕事では、どんなやりがいがありますか?

    子どもたちから「キッズドアのおかげで居場所ができた」「松田さんを見て教員を目指してみたい」という言葉をいただくと、やっていてよかったなとか、もっとやりたいなと思います。管理職になってからは、新しく委託事業を展開していく中でキッズドアの活動の認知が広がっていることにも、喜びを感じています。

    反対に難しいところは、どういったところでしょうか?

    新しい学習会の立ち上げの初期はとにかく大変でした。子どもや保護者との関係性構築はもちろん、スタッフを採用したり、行政や地域・ケースワーカー・企業・大学などといった連携機関との関係性構築も一からなのでいろいろな場に団体の説明をしに伺ったり。学習会が走り出すまでにも、走り出してから安定するまでにも、とにかくたくさんやるべきことがあります。

    私は幸いなことに行政などのご協力もしっかりといただくことができ、他の場所でもキッズドアの学習会を展開したいと言っていただいたり、いろんな地域団体さんとつないでいただいたりすることも多く、よい状態で学習会の運営ができています。

    教室を運営するためにはボランティアの方たちをまとめることも大切だと思います。その際に意識されていることはありますか。

    ボランティアのみなさんは、本当に様々な想いと熱意を持って子どもの支援に向き合ってくださいます。そんなボランティアさんに対して、はじめの頃は「キッズドアの活動理念に共感してもらわないといけない」とか「チームとしてまとめないといけない」と思っていました。子どもからもらった言葉をきっかけに、今では全く視点が変わりました。子どもたちにとって、いろいろな大人に関わることは、それだけでたくさんのロールモデルに出会えていることと同じなんですよね。どんなボランティアさんであっても、その方らしさを引き出してもらえるようにする方が子どもたちのためだと思って接するようになりました。

    子どもからは、どんなヒントをいただいたのでしょうか?

    あるとき、ある子が「このボランティアさんはこういうところが面白いんだよ」と教えてくれたことがあったんです。私はそういった目線でその方を見たことなかったので、知らなくてはっとさせられました。同時に、このボランティアさんはこの子にとってすごく面白い影響があって、その引き出しを持っているのはこのボランティアさんしかいないなと思いました。そのボランティアさんにしかできない子どもとの関わり方があって、まさに様々なロールモデルとの出会いが子どもたちにとって新たな価値観や行動様式を獲得していくことになるんです。「子どもにとって」を一番に考えようと思うきっかけでもありました。

    お仕事の中で心がけていることや大事にしている想いを教えてください。

    子どもたちのあらゆる可能性を引き出すというのを一番心がけています。

    私は、大学生の頃から子どもはキラキラした存在だと思っているのですが、キラキラしているのは、いろいろな可能性を秘めているからだと思うんです。ただ、子ども自身は可能性に気づいていないことも多いです。そのキラキラを発見してあげるのが、支援者の醍醐味だと思っています。

    高校生への支援に力を入れていきたい

    今後、目指していることはありますか?

    もっと高校生への支援に力を入れていきたいと考えています。小中学生向けと異なり、高校生への支援って日本ではまだまだ少ないんです。義務教育ではないので、せっかく高校受験を終えて高校生になっても、その後の関わりがないと中退をしてしまうこともあります。

    学習サポートだけでなく、通っている高校自体にあわないのであれば他の高校を探すお手伝いもしていきます。

    高校生が重要だと考えていらっしゃる理由、もう少し詳しく伺いたいです。

    私自身が地方出身で、塾に行くという文化がなく、周囲にもあまり大学進学するような人もいませんでした。もし、塾とか予備校に行けていたらもう少し情報があったのかなとか、相談できる大人がいたのかなとか、今でも思うことがあります。

    大学や専門学校に行く、行かないは個人の自由ではありますが、そのような高等教育機関に行って道が開けることってあると思うのです。留学だったり、友人関係だったり。高校生の可能性をつぶさないためにも、もっと高校生の支援を展開していきたいですね。キッズドアは、全国のNPOにノウハウ提供もしているので、よい事例を増やして全国に展開していけたら嬉しいです。

    最後に、学生へのメッセージをお願いします!

    学生のうちに、やりたいと思ったことはどんどんチャレンジしたほうがよいと思います!そうすることで、経験値が増えて、仕事に活かせることも多いです。

    私自身は、考古学を学んでいたので現地のフィールドワークに行くことも多くて、いろいろな地域の方とどのように関係構築をしていくか、というところは今の仕事にも活きていると思っています。

    学生の身分だからこそ受け入れてもらえることもたくさんあるので、それを生かしながらぜひいろいろなことに挑戦してみてください。

    取材を終えて

    松田さんのお話を聞いて、NPOの立場から子どもたちをサポートすることの魅力を知ることができました。また、学生の頃から今もなお、子どもたちの可能性を引き出すために学び続けていらっしゃる姿勢に感銘を受けました。松田さんのように、やりたいと思ったことにはどんどん挑戦したいと思います。貴重なお話、ありがとうございました。

    認定NPO法人キッズドア

    ⽇本国内の⼦ども⽀援に特化し、すべての⼦どもが夢や希望を持てる社会の実現に向けて活動しています。貧困の連鎖を断ち切る為、⼩学⽣から⾼校⽣・若者まで幅広い層への無料学習会の運営を中⼼に、居場所⽀援、社会問題に対する啓発活動や政策提⾔、地⽅創成等を行っています。

    NPO NPO法人 人材・教育(業種一覧) 先輩インタビュー 教育 教育業界
    Share. Facebook Twitter
    アバター画像
    奈須 唯音菜

    Related Posts

    「食品で女性の健康を支えたい!」という思いで取り組んだ社内初の研究。今までの当たり前が変わるきっかけに。(株式会社明治)

    地球さえもユーザーに。インクルーシブな視点で多様なユーザーの感動を創り出す(ソニーグループ株式会社)

    人とつながり、人と向き合い、人と成長する。チームワークで守る空の安全(オリエンタルエアブリッジ株式会社)

    Comments are closed.

    イベント・プロジェクト
    2025年3月27日Updated:2025年3月31日

    【4月27日 第1弾開催】テンプレートな就活に追われない。自分に本当にあったキャリアプランを知るオンラインイベント、開催。

    2024年9月23日Updated:2024年9月23日

    【11/10 キャリアトークフェス開催!】完璧なキャリアなんてない!リアルなキャリアストーリーを知ろう。

    2024年6月26日Updated:2024年6月26日

    【8月3日】その時、人生の先輩は何を選んだ?究極の二択イベント、開催。

    ハナジョブスクール
    2016年5月9日Updated:2023年12月15日

    ESでも面接でも使える!志望動機の書き方、伝え方【2025年卒・就活の悩みを解決】

    2016年3月22日Updated:2023年12月15日

    モヤモヤESを、スッキリESに変身!自己PR編【2025年卒・就活の悩みを解決】

    2016年3月7日Updated:2023年12月15日

    自己分析を見なおそう!「強みと弱み」ワークシートつき【2025年卒・就活の悩みを解決】

    就活レポ
    2023年10月12日

    【就活レポ】社会に問題提起をしたい!学生時代に感じた違和感をきっかけに目指したPR業界(PR会社)

    2022年9月30日Updated:2023年12月15日

    【就活レポ】ダイナミックな仕事をしたい。知る人ぞ知るBtoB企業を雑誌で発見!(メーカー)

    2022年9月25日Updated:2023年12月15日

    【就活レポ】「食品業界志望」だった私が見つけた、本当にやりたいこと(IT)

    新社会人レポ
    2022年4月30日Updated:2022年4月30日

    【社会人若葉マークのわたし】 自分の気持ちに素直に従う。そうして見つけたMRという仕事

    2022年4月3日Updated:2022年4月30日

    【社会人若葉マークのわたし】「ITはこの世になくてはならないもの」という軸を大切に!

    2021年11月16日Updated:2022年2月16日

    【社会人若葉マークのわたし】「女性のキャリアのために」道は一つじゃない!会社の外にも学びを求めて

    先輩インタビュー
    2025年2月17日

    「食品で女性の健康を支えたい!」という思いで取り組んだ社内初の研究。今までの当たり前が変わるきっかけに。(株式会社明治)

    2024年10月12日

    地球さえもユーザーに。インクルーシブな視点で多様なユーザーの感動を創り出す(ソニーグループ株式会社)

    2024年8月27日Updated:2024年8月28日

    人とつながり、人と向き合い、人と成長する。チームワークで守る空の安全(オリエンタルエアブリッジ株式会社)

    About Hanajob

    HANAJOB

    あたらしい働きかた、生きかた、価値観に出会い、主体的にキャリアを選ぶきっかけに。ハナジョブは、就活だけにとどまらない「あたらしい、わたしらしい働きかたやキャリア」と出会う、女子学生のためのWebマガジンです。

    運営団体:NPO法人ハナラボ

    学生記者と社会人記者が活躍中!参加してみたいという方は、LINEの友だち登録で学生記者スクール情報をゲットしてくださいね。

    友だち追加数

    Facebook Twitter Instagram
    About Writer

    学生記者募集中!

    ハナジョブでは、学生記者を募集中です。記者としてスキルが身につくだけでなく、たくさんの新しい出会いがあります。何かに挑戦してみたいというみなさん、勇気を出して一歩踏み出してください。

    学生記者について詳しくはこちら:「学生記者って?」

    【経産省主催キャリア教育アワード 奨励賞受賞】

    キャリア教育アワード

    About Partner
    Write Your Future

    富士通株式会社
    株式会社NTTデータ Tangity
    Facebook Twitter Instagram
    • HOME
    • 運営団体
    • お問い合わせ
    • プライバシーポリシー
    • サポーターのみなさま
    • サイトマップ
    Copyright © 2008-2022 NPO法人ハナラボ

    Type above and press Enter to search. Press Esc to cancel.