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    先輩インタビュー

    「やらずに後悔するよりやって後悔する方がいい!」チャレンジして拓いた私の人生(公認会計士)

    林 泉希By 林 泉希2023年7月18日Updated:2023年7月18日1 Min Read
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    今回は女性初の日本公認会計士協会会長を務められ、退任後の現在でもその経験を活かし、さまざまなフィールドでご活躍されている関根愛子さんにお話を伺いました。25歳で銀行員を辞めて、公認会計士を目指したきっかけとは?公認会計士の魅力とは?新しく何かにチャレンジしたい方の力になれるかもしれません。

    Contents
    1. 銀行員から公認会計士になるまで
    2. 昔から女性が働きやすい公認会計士という職業
    3. 仕事だからこそできる経験、やりたくないことをやれるのはラッキー!
    4. 人生100年時代! 若いときにたくさんのチャレンジをしてほしい
    5. 取材を終えて

    銀行員から公認会計士になるまで

    現在のお仕事の内容を教えてください。

    早稲田大学の商学学術院の教授をつとめています。公認会計士として仕事をしていたので、これまでのキャリアを活かし、主に実務的な観点から学生たちに教えています。

    また、「公認会計士は監査法人に勤めている人」というイメージを持たれている方が多いかもしれませんが、会計は組織の活動を表すグローバル言語であり、そのため、公認会計士等会計の専門家は、実はいろんなことやっている、ということを伝えるために、公認会計士だけでなくて税理士や経理の方など会計の専門家はどんなことをしているのかを紹介しています。また、大学以外にも複数の会社の社外役員や日本公認会計士協会の相談役をつとめています。

    学生たちに会計士の仕事や会計の楽しさを教える上で工夫していることはありますか。

    学生のうちは、公認会計士の仕事や会計そのものの大切さとか楽しさが良くわからず、簿記は難しいと思う方が結構いらっしゃるようですが、簿記や会計の仕組みだけを勉強するのでは、何のために学ぶのかよく分からないからではないかと思います。ですので、「何のために会計を学ぶのか」「監査法人では具体的にどのように働いているのか」ということを説明するようにしています。監査の理論なども、本に書かれていることだけを教えているのではなく、現実に起きていることを話すようにしています。

    現在の仕事に就くまでどのようなキャリアを歩まれてきましたか。

    公認会計士として監査法人に勤務していたのがキャリアとしては一番長いのですが、実は学生時代に公認会計士に合格したのではなく、大学卒業後は就職活動をして外資系の銀行に勤めていました。

    なぜ、銀行員から公認会計士になろうと思ったのですか。

    私が銀行に勤めていた時代は、今と違って女性が長く勤め続けることや出産後に仕事復帰するのは難しい状況でした。でも、考えてみると、銀行を辞めてしばらくして復帰しようとしても今の私に何ができるのだろうかと気づき、何か資格を取ろうと思い、公認会計士を目指すことにしたんです。

    私は子どもの頃から数字で考えるのが好きでしたし、頭の中でつじつまが合うとすごく気持ちがいいタイプでした。例えば銀行の窓口業務で、一日の取引の後、お金の残高があっているか確認するのですが、ぴったり数が合うと気持ちよかったんです。それを公認会計士試験に合格した知人に話したら、「それは公認会計士に向いているのでは?」と言われたのが、公認会計士を目指そうと考えた最初のきっかけですね。

    とはいえ、当時25歳になっていて、仕事を辞めて勉強しようとまでは思っていなかったのですが、公認会計士について調べていくうちに、そうもいっていられないことに気づきました。どうしよう、と思っていたら、30代の先輩が「25歳なんてまだ若いじゃない!」と背中を押してくださって、銀行を辞めてチャレンジすることに決めました。このときの経験から、何か悩んだらやらないで後悔するよりやって後悔する方がいいと思うようになりました。

    昔から女性が働きやすい公認会計士という職業

    公認会計士になって性別による待遇差などを感じたことはありますか。

    少なくとも私はほとんど感じたことがありません。むしろ女性が少ないので、いろんな意味で優遇されているのではないかとも思いました。私が公認会計士に合格したときは、女性の合格者が全体の6%程度で、さらに男女雇用機会均等法が施行される直前に監査法人に入社したので、すごく歓迎をされました。

    そうなんですね!女性であることのメリットを感じたことはありますか?

    日本公認会計士協会の会長になったとき、女性であることが強みになるのではないかと感じました。会長候補になったときの面談でも、「あなたの強みは何ですか」という問いに対し、「女性であることです」と答えましたが、実際に会長に就任して、女性初ということもあっていろいろ注目もしてもらえましたし、男性が多い公認会計士の中で、ダイバーシティの取組を進める一つのきっかけを作れたのではないかと思います。
    また、公認会計士は1つの会社に長く勤めようというより、資格を取って監査法人に入ってある程度一人前になっていったら他のことをやろう、という人が多いので、「女性だから」やめるだろうという前提はありません。ですので、ライフイベントでキャリアを一度中断しても復帰しやすいですし、独立した形で仕事をしたりもできますので、公認会計士は女性にもおすすめの仕事だと思います。

    仕事だからこそできる経験、やりたくないことをやれるのはラッキー!

    仕事で心がけていることを教えてください。

    3つあります。1つ目はできるだけ楽しく生き生きと働くことです。仕事なので真面目に向き合わないとならないし、つらいことも当然ありますが、できるだけ仕事を楽しむように心がけるのは大切かな、と思っています。

    2つ目は人とのコミュニケーションです。数字を確認するときも、実際どうなっているのかというのは担当者と話さなければいけないのでコミュニケーションは大切だと思っています。また、公認会計士に限らずですが、「人の話を聞いて学ぶ」というのは大切だと思っています。少し話してみて自分の常識とは異なることをいうと感じる人ももちろんいますが、それは相手の常識がないのではなく、自分の常識と相手の常識が違うだけではないか、自分とは違う世界の常識を知り世界を広げることが大切ではないか、と思っています。関連して、やりたいことやって究めていくのも大切ですが、やりたいと思っていなかったことをやることになった場合は、がっかりするのではなく、逆によい機会に恵まれた、それにより知らなかった世界を知ることができたと思うとよいのではないかと思うようにしています。

    最後は、うまくいかなかったことは逆に身になると考えることです。1回失敗したから次はうまくやれる、というようにポジティブに考えるようにしています。

    生き生きと仕事をするコツはありますか。

    何事も前向きに考えることです。自分でうまくいかなかったなと思って落ち込んでいても、他の人が「あのときよかったよ」って言ってくれることがあります。自分と自分以外の人は感じ方が違うから、自分ではダメだと思っていても、いいと思ってくれる人がいる、とポジティブに考えることが楽しく生き生き働くコツです。気持ちを切り替えることがすごく大切だと思いますね。

    関根さんにとって仕事とは何ですか。

    一言で言うと、「人生を豊かにしてくれるもの」ですね。もちろん楽しいことばかりではなく、つらいこともあるし、やらざるを得ないようなこととかもあります。でもその分いろいろ経験もできるので、そのように考えていますし、考えるようにしています。

    人生100年時代! 若いときにたくさんのチャレンジをしてほしい

    公認会計士になりたい人に向けてアドバイスをお願いします。

    公認会計士として働くにはまず試験に合格する必要があって、合格するレベルに行くための勉強を一定期間しなければいけません。試験に落ちるんじゃないかとか、落ちたらどうしようとか、かなり頑張って合格レベルまで勉強しても必ずしもスムーズに受からない場合もあるので、結構つらいんですよね。途中であきらめてしまうこともあると思うのですが、頑張った分以上のメリットは絶対あると思います。

    私も27歳で合格しているので、学生時代に合格できなくても全然問題ないんです。公認会計士を目指している方には、「合格を目指して何とか乗り切って!」と伝えたいですね。

    関根さんが試験を乗り切った、モチベーションは何でしたか。

    私は銀行の仕事を辞めて受験しているので、背水の陣というか、もう後がない・やらなければいけない状況でした。このように自分を追い込むのは一つの方法かもしれません。また、私が受験した当時はインターネットなどもありませんでしたから、公認会計士になったらどうなるかっていうのが想像しづらかったのですが、今は日本公認会計士協会や監査法人のサイトにいろいろな情報が載っているので、それらを見てみたり、監査法人で説明を聞いたりするといいのではないのでしょうか。実際に監査法人に説明を聞きに行った学生から、「モチベーションがすごく上がった」という話を聞いたこともあります。

    最後に、人生の先輩として学生にメッセージをお願いします。

    学生時代は自分でやりたいことを何でもチャレンジしてほしいなと思います。先日、「自分がやりたい分野に進学すると就職にあまり役立たないかもしれない」と悩んでいる高校生と話をしたのですが、役立つか役立たないかはそのときに考えればいいのではないか、と思います。

    また、「やりたいことが見つからない」と焦っている人もいると思いますが、やりたいことを決める時期に正解はないし、人生100年時代なのでいろんなことにチャレンジしてほしいと思います。コロナ禍でいろいろなことが制限されて難しい時代も経験されてきていると思いますが、それを悔やんだり残念がったりしても何も生まれないので、その中でどうやって自分の好きなことを見つけていくかが大切ですから、学生時代はいろいろなことにチャレンジしてくださいね。

    取材を終えて

    私も、現在、資格試験に合格するために勉強している途中ですが、もし失敗したらどうしようという不安を感じていました。しかし関根さんの「悩んだらやらないで後悔するより、やって後悔した方がいい」という言葉を聞き、何事もまずはやり始めて、失敗した時のことはその時に考えればいい、とポジティブに考えることができるようになりました。

    インタビューの際も楽しくお話をして下さり、とても貴重な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

    関根 愛子

    早稲田大学理工学部卒業。1981年シティバンク、エヌ・エイ東京支店入行。その後公認会計士試験に合格し、1985年青山監査法人入所。2016年公認会計士協会会長に就任。現在、日本公認会計士協会相談役、早稲田大学商学学術院教授などを務める。

    写真提供:関根さん

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    林 泉希

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