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    You are at:Home»先輩インタビュー»最初は普通の専業主婦だった“私”―未経験から通翻訳者になるまでの挑戦―(通翻訳者)
    先輩インタビュー

    最初は普通の専業主婦だった“私”―未経験から通翻訳者になるまでの挑戦―(通翻訳者)

    長谷川 佳那By 長谷川 佳那2022年2月21日Updated:2022年7月20日1 Min Read
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    日英通翻訳者

    皆さん、通翻訳者という職業にどのようなイメージを抱きますか?「帰国子女が多そう!」「大学で英語を専門的に学んだ方が就く職業?」など様々あると思います。今回、私が取材をさせて頂いた清水さんは、当初、専業主婦から英語の勉強を継続して、社内通翻訳者に就いたという少し特殊な経歴の持ち主。では、一体どのようにして、通翻訳者になることが出来たのでしょうか。その挑戦と道程について今回取材しました。

    Contents
    1. 記録と分析の繰り返し。“1万時間”を達成した先には
    2. ミスをしない。そのためには、“当たり前”を一番大切に。
    3. まるでゲームのプレイヤー?!最強の武器を手にして道程は続く
    4. 取材を終えて

    記録と分析の繰り返し。“1万時間”を達成した先には

    現在のお仕事の内容について教えてください。

    現在は、所属している会社で専門職として、社内通翻訳者の仕事をしています。通訳には同時通訳や逐次通訳、英語アシスタントのようにさまざまなレベルがあるのですが、私はすべて担当しています。また、翻訳業務や社員の方向けの英語教育にも携わっています。英語に関係するものは全部行なっているというのは、通訳者の中でも珍しいかもしれません。なぜかというと、通訳と翻訳は同じ英語でも別のスキルが求められるからです。

    英語のスペシャリストですね!元々、社内通翻訳者として入社されたのですか?

    最初は主に翻訳業務の担当として、派遣社員として勤務を開始しました。その後通訳業務に挑戦する機会があったのですが、実際に経験してみると非常に難しく、仕事をしながら通訳学校に通い始めました。

    次第に通訳業務に関わる機会も増えてきて、現在では執行役員会、研究開発、営業などさまざまな部署で通訳業務を行っています。その後、派遣社員から契約社員になり、現在に至ります。

    派遣社員として就業するまでは何をされていたのですか?

    実は大学時代に現在の夫と結婚することを決めていたので、卒業後はアルバイトで地元の塾の講師を1年ほどしていました。夫の就職とともに上京して結婚し、事務職で就職しました。子どもが産まれたことを機に退職して専業主婦になりました。この時点では、将来通訳者になるなんて夢にも思っていませんでした。

    専業主婦から、通訳者に挑戦すると決めた経緯を教えてください。

    当時、夫が仕事の関係で家にいることが少なく、今でいうワンオペ育児の状態でした。私は「少しの時間でいいから、子どもから離れる時間がほしい」と思っていたんです。その時、地元の市民講座を知ったんですね。その講座はサークルの作り方を学ぶもので、受講している間、子どもを預かってもらえたんです。そこで知り合ったママさんが私と同じような想いを持っていて、彼女が英語系の大学の出身だったこともあり、子どもをバイリンガルにする育児サークルを作ることになりました。当時の私は1時間でも2時間でも子どもを預かってもらえることが嬉しかったので、「英語の」サークルにしたいというこだわりは特にありませんでした。

    実際にサークルが始まると、バイリンガル子育てって実は親の方も英語を良く理解している必要があることに気づかされました。親が英語で話しかけたり、英語の音声をリピートしたりしなければならず、子どもの英語でも辞書に載っていない表現がたくさんあるので、すごく難しいんです。「ちゃんと英語を勉強しなければならない!」と行動に移しました。

    なるほど、英語サークルの立ち上げがきっかけで英語の勉強を始めたんですね!

    はい。でも闇雲に勉強をしても仕方ないと思って、まずはTOEICなどを受けてみようと思い、その試験勉強を中心に進めていきました。前の会社に復職後は勉強時間がなかなか取れなかったりもしたのですが、第2子の妊娠後は、在宅でできる仕事をしながら英語の勉強を続け、勉強を始めてから5年くらいで英検1級を取得しました。

    その後、英語の専門職として、まずは通信講座添削指導員の仕事をしました。答案に生徒の皆さんがお悩みを書いてくれるんですけど、私がそれに返事をたくさん書いても、固定の生徒ではないのでそれっきり返事はないままなんです。それに寂しさを感じていました。ちょうどその頃に、英会話カフェで先生募集の広告を見つけて、そこで英検の先生として働き始めました。

    資格はいくつか取得はしていたとはいえ、実際は思ったように英語は喋れない状態でした。でも同僚が皆さんアメリカの方だったので、無料で英会話を学べました。私はもう必死に明日何話そうっていろいろ調べて、一生懸命英語で話して、話しながらメモを取らせてもらって。本場の英語を働きながら学べる環境でした。その後、米軍基地でも少し働いたあと、現在勤めている会社が翻訳者を募集しているのを見つけて今に至ります。

    スモールステップ形式で徐々に通翻訳者のお仕事に辿り着いたということですね。

    はい、本当にその通りです。いつも目の前に何かしら課題が出て、とりあえず一生懸命やっていると、気がついたらもう次の課題が出ていて。それは振り返ったら1年前だったら絶対できないと感じていたレベルものだけど、今なら挑戦できるって感じになっていて。そういうことを繰り返してここまで来ました。例えるとすれば、ゲームのプレイヤーみたいなものです。 新しい武器を手に入れて、次の段階に進んでいく感じだったので。

    ここまで、英語の勉強を続けられた原動力はなんでしょうか?

    手帳に記録をつけていたことが大きいかもしれません。とにかく「毎日何かを勉強する」ということだけは決めていて、毎日勉強した内容と時間を記録して、週に1回小計して、月に1回全部集計して、を繰り返していました。リーディングとリスニングのバランスを分析して、足りない部分を反省して、次に活かすようにしていました。とにかく何があってもゼロ時間の日だけは作らないことを目標にして。5分しか勉強しない日があってもいいけど絶対5分はやると決めて、毎日続けました。

    また、「どんなことでも1万時間真剣に続けたらマスター出来る」というのを聞いて、1万時間を目標にコツコツ進めていましたね。実際に、通翻訳者になった時は1万時間を超えていたので、本当だったんだと感動しました。あとは子育ては意外と待つ時間が多かったので、基本的にはスキマ時間を勉強にあてていました。そういった積み重ねが今の仕事に繋がっているのだと思います。

    ミスをしない。そのためには、“当たり前”を一番大切に。

    社内通翻訳者としてのやりがいと喜びについて教えてください。

    通訳の仕事って、必ずありがとうって感謝されるんですよ。自分が出来なかったと思っていても、皆さんが「ありがとう!助かったよ。」と言ってくれるので、そこに喜びを感じるとともに申し訳ない気持ちにもなります。それが毎回、「次はもっと準備しよう」「練習を頑張ろう」と新たな課題を克服しようという原動力になります。

    逆に、通翻訳者としての苦労について教えてください。

    常に受験生のような状態ということですね。やはり、新しい分野のことはとにかく勉強しないといけません。単語が分からなかったらそれでおしまいになりますし、誤訳をしてはいけないという緊張感と戦う必要があります。また、帰国子女の方など、スタートから英語の実力が高い方と仕事すると、自分との実力差を感じてめちゃくちゃ落ち込みます。そのような時でも挫けない心の強さが必要となる点も、苦労する部分の1つですね。ただ、そこから立ち直って、「じゃあ今日できなかったところの訳を調べよう」とか、先ほどの手帳の話と重なりますが、記録して弱点を振り返るというサイクルが大事だと感じています。

    通翻訳者として、大切にしていることを教えてください。

    これは通訳者として当たり前のことではあるのですが、「ミスをしない」ということですね。自分が入ることで、ビジネスにしても普通の会話にしても、間違った方向に行くことは避けなければなりません。そのためには、一生懸命に準備することが大切です。例えば、手に入る情報は全部仕入れておくといったことです。結局は、人に迷惑をかけないということなのかもしれません。それは通訳に限りません。翻訳の仕事だったら、絶対納期は守るということも当たり前だけれども大切なことですね。

    まるでゲームのプレイヤー?!最強の武器を手にして道程は続く

    ズバリ、清水さんにとって通翻訳者というお仕事はどんな存在ですか。

    夢をかなえてくれるというか、私自身を活かしてくれる存在ですね。結婚して子どもができたら、そこで一回キャリアが止まってしまうのではないか、と不安に思う女性も多いと思います。例えば、子どもがまだ小さかったら仕事をセーブしないといけなかったり。でも、通翻訳者という仕事は、子育てをしながらでも介護をしながらでも、キャリアを継続できるんです。最近はリモートワークを支えるツールもあるので、遠距離でも仕事が出来ます。さらに、仕事を通じて自分自身のスキルもどんどん上がっていくので、一生の財産になります。仕事をして報酬を頂きながら、自分への投資も出来る通翻訳者という職業は、私を活かしてくれる最強の“武器”だと思います。

    最後に、英語に関する仕事に就きたいと思っている学生にメッセージをお願いします!

    目の前にチャンスが来たら、一生懸命やってみるということですね。何か行動を起こせば、必ずチャンスは来ます。あとは失敗してもそれを失敗だとは思わないことです。挑戦してそれがダメでも、たまたまタイミングが違ったんだと。またいつかいいチャンスが来るよと思ってください。元の位置に戻って、例えば英語であれば毎日黙々と勉強していれば、いつかチャンスが来ますし、英語の実力に関しては毎日やったら絶対伸びるので、それはもう間違いないです。英語は本当に裏切らないです。

    取材を終えて

    英語学習を本格的に始めたいと考え、Twitterで英語アカウントをフォローしている中で、清水さんのアカウントに出会いました。新卒から英語のキャリアを歩んでいる人が大半の中、主婦から通翻訳者になられた清水さんの経歴に驚き、今回取材する夢が叶いました。通翻訳者という職業は華やかに見えますが、その裏にスキマ時間も惜しまず、継続的に、時には戦略的に勉強を継続する地道な努力を知ることが出来ました。“課題が見つかったら、クリアして前に進む”といった清水さんの言葉は、まるでゲームのプレイヤーのようでした!大変貴重なお話を沢山頂き、ありがとうございました。

    写真提供:清水さん

    清水 亜紀

    社内通翻訳者。専業主婦として、子育て真っ只中の30歳から、独学で英語の勉強を開始し、TOEIC990点、英検1級を取得。その後、通信講座添削指導員、英会話学校講師、米軍基地内事務を経て現職。
    また、Twitter あき@普通の主婦から通訳者やnote あき@日英通訳者において英語学習に関する情報発信も行なっている。

    キャリア 翻訳 通訳
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    長谷川 佳那

    都内の大学に通う大学3年生。大学では英語圏文化と教育について学んでいます。将来は英語を使った仕事につきたいと思っています。 文章を書くことが好きという理由で学生記者を始めました!

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