女性向け下着の製造・販売を行う企業として「元気・ハッピィ・セクシー」というメッセージを発信し続けるPEACH JOHN。
東さんは現在、PEACH JOHNのPRとしてブランドの魅力を発信しています。しかし、学生時代は将来、PRで働くとは想像もしていなかったそうです。
今回のインタビューでは、今の職業に就いたきっかけ、PRの仕事の魅力、さらに人生をポジティブに楽しくする秘訣など将来の進路を考える上でのたくさんのヒントを伺うことができました!
企業・商品の魅力をお客様に届けるために、多様なアプローチを!
現在のお仕事内容について教えて下さい。
現在は、株式会社ピーチ・ジョンの広報宣伝課という部署で課長をしています。広報宣伝というのは、文字に書いた通り広報と宣伝の仕事をする部署です。広報の方は、外部に会社の事を伝える役割があります。宣伝はPR広報宣伝課の中のPRという立ち位置になります。PRとは、Public Relationsという意味で、会社と外をつなぐ役割をしていて、大きく3つの役割があると思っています。
1つめは、対メディアです。例えば雑誌・テレビ・新聞・ウェブメディアなどの様々なメディアに対して、会社のことや商品のことを伝えています。その情報を記事にして頂くとパブリシティ、つまり宣伝になりますよね。その活動のために、メディアに新商品の紹介やアプローチに行ったりしています。
2つめは対SNSです。SNSは対お客様と似たような関係になります。既に顧客の方もそうですが、お客様になり得る層など、一般の方々とつながるためSNSを運営し、PEACH・JOHNの魅力を発信しています。現在、ピーチ・ジョンのブランドの他に、SALON by PEACH JONHという大人向けのブランドとGiRLS by PEACH JOHNという若年層に向けた3つのブランドがあるんです。それぞれのブランドがSNSを持っているので、どういうコンテンツをどう発信するか、またタイミングやスケジュールなども全て考えて運営しています。
そして最後が、一般のお客様やインフルエンサーの方々、モデル・タレントさんといった対個人との関わり合いです。みなさんの発信によってブランドの良さも広がっていくのでコミュニケーションやコネクションを作ることも大事にしています。
これらの3つが大きな柱となっています。また、それとは別に会社として1年間を通してシーズンに合わせ、どのように商品を販売していくのかを、他の部署と連携しながら、私達のアイデアを生かして考えています。
PRの仕事は、たくさんの役割を担っているんですね!宣伝の部分で、自社で情報を発信する場合と第三者の方に発信してもらう場合がありましたが、2つを比較してお客様からの反応に違いはありますか?
そうですね。例えば私が中高生の時はSNSが今のように当たり前ではなかった時代で、テレビに出ているものやCMで流れているもの、駅の広告を見て「あれ買おう!」とかそういう購買動線が強かったと思うんです。でも今はSNSの時代で、誰もが情報を発信できるじゃないですか。そういう時代なので、企業が直接PRしているものに対して購買も掻き立てられることもありますが、SNSや口コミなどで、実際に使った人の声を聞いて「これ良さそう!」って思う機会も多いですよね!なので、企業側から発信することも大事ですが、どう他者を巻き込んで商品の良さを伝えていくかというところは、昔と違って大事なところだと思います。