世界をちょっとでも変えられるようなプロジェクトに関わりたい
北原さんにとってお仕事とは?
自分を成長させてくれるものだと思います。技術部の時は、ICT農業対応のコンバインの開発で、新機能の開発に携わらせてもらったり、いろいろな場面で研究を発表させてもらったりしました。
そういった経験を通して、プログラミングや機械設計、プレゼン方法といったスキルだけでなく、世の中にないものを生み出す難しさと面白さ、製品の良さを的確に伝える重要さなどを学びました。
今の部署は、行政や業界の動きがよくわかるので、これから弊社がどういう役割を担うべきなのか、農業にどう貢献できるのかを自分で考えるチャンスがあります。
以前は開発、今は会社と社外をつなぐお仕事をされている北原さんが、仕事で心がけていることはなんですか。
なるべく現場に出て、自分自身で見たり聞いたりすることです。人から聞いたことは相手の考えも含まれてしまうので、自分で直接聞いてどう思ったのかを大切にしています。また、疑問に思ったことはすぐ解決するように心がけていますね。
現場は北原さんにとって重要なんですね。これからの目標はありますか?
まだまだ先かもしれませんが、世界をちょっとでも変えられるようなプロジェクトに関わりたいなって思います。今の部署に来てから、海外の農業の状況を知る機会が増えたんです。海外の取り組みを知ると、農業ってもっともっと可能性があるなと感じます。
社外や国のいろいろな知識を得て見識を養い、自分が技術職として得た知識や繋がりとミックスさせる。そして世界を変えられるようなプロジェクトを立案できるような人材になりたいと思っています。できる気がするんです、クボタなら。
最後に学生へのメッセージをお願いします。
興味を持ったものには、絶対チャレンジしてほしいですね。私は学生時代に体験した色々な経験が後々、自分の進路を考えたり、話のネタとして役に立ったことがたくさんありました。なので、どんどんアクティブに活動してほしいです。就職して悩むことがあっても、若いうちに経験したことが自分の道しるべになると思います。ぜひ、学生のうちにいろいろな挑戦をしてみてください!
取材を終えて
自分がしているお仕事に誇りを持ってお話しされている北原さんの姿は、とてもかっこよかったです。私も北原さんがおっしゃっていたように、たくさんのことを経験して、自分がどうなりたいのかを見つけられるようになりたいと思いました。自分の中の軸が定まっていて、とても魅力的で憧れる女性でした。貴重なお話ありがとうございました。
株式会社クボタ
人間の生存に欠かせない「食料・水・環境」。クボタは農業機械・建設機械・産業用ディーゼルエンジンなどの機械事業、パイプシステム・水処理システムなどの水環境インフラ事業をメイン事業として、モノづくりを通じて世界が抱えている様々な課題解決に挑戦しています。