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    先輩インタビュー

    可能性を探してチャンスに反応、これだと信じたら全力(海士町役場)

    ハナジョブ学生記者By ハナジョブ学生記者2012年2月16日Updated:2022年10月30日1 Min Read
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    転職先は人口約2300人の離島だった……。豊かな自然とあたたかい人々、この島に運命を感じて移住した岡本さん。新天地では、海士(あま)町の活性化のために活動する多くの仲間や先輩たちと頑張る日々。東京から日本海の離島への移住という大決断によって得られた仕事のやりがいを伺いました。(2012年2月時点の情報です。)

    Contents
    1. 紆余曲折を経て離島の広報担当に!
    2. 自分の輪郭がはっきりする場所、海士町。岡本さんにとって海士町の魅力とは?

    紆余曲折を経て離島の広報担当に!

    現在のお仕事の内容を教えてください。

    現在は、総務課情報政策係で「広報海士」という広報紙の編集・制作を主にやっています。海士町の活動や人を取り上げて、海士町の魅力を発信しています。島の人たちは、海士が外から評価されていることを意外と知らないんです。本土にいる島出身の人にも700部くらい送っています。「海士は今こんな元気な活動をしていますよ」と伝えるのも大切な役割なんですよ。役場のホームページの更新、プレスリリースの発行、取材対応も私の仕事です。

    「広報海士」はホームページにもカラーで掲載していますが、海士町には本屋が一軒しかなく活字に飢えている人が多いようです。みなさんすみずみまで読んでくださったり反応が返ってきたりすると嬉しいです。大変ですがやりがいがあります。

    ほかには、なぜか成人式の企画・事務局も担当しています(笑)。海士町の成人式は、本土に出ている若者たちが帰省しやすいように真夏のお盆にやるのですが、広報とはまた違った面白さのある仕事です。若い子たちが故郷の素晴らしさを再確認し、前向きな気持ちでUターンしてきてくれることを考えると情報発信の対象として力が入ります。

    今年は、体験型の企画として海藻の植林をしました。海中展望船に乗って、近海の磯焼けが進んだエリアまでクルージングし、船の上から岩にくくりつけた海藻の赤ちゃんを落として。海士町でも進みつつある環境問題をちゃんと知り、美しい海を守り育ててゆく大切さを意識してほしい。郷土愛をもっと深めてもらいたいっていう気持ちがあって企画したんです。役場の先輩や課長さん、観光協会の方などの協力もあって実現し、新成人の皆さんにも好評でした。

    現在のお仕事につくまで、どのようなお仕事を経験されましたか?

    大学卒業後、大手印刷会社に入社しました。出身地の三重県で田舎の高校生をやっていた頃、当時話題になったJRのポスターに憧れていて、ポスターを作るような仕事がしたいと思って。企画部門を希望しましたが、事業戦略部門の配属になりました。すごく難しい仕事だったけど、がんばろうと思って中小企業診断士の学校に通ったんです。でも、どうも違うと思って、学校は辞めました(笑)。

    もともと絵を描くことが好きで、自分のセンスを生かせる場に行きたくて常に他の可能性を探していました。昼間は会社で働きながら、夜にせっせとイラストレーターになるための学校に通った時期もありました。でも、それもどこか違うな、と。それがあるとき、私がやりたいことは『編集』だ!と気づいたんです。それで、今度は「編集・ライター養成講座」に行きました。それがものすごく楽しくて(笑)。取材する面白さ、文章を書いてコンテンツをデザインする喜びを知ってしまいました。

    すると偶然知り合ったIT企業の社長さんに、「編集の仕事がしたいならうちでやればいい」と言われ転職を決意しました。ITベンチャー企業ではコンテンツの企画・編集を担当しました。その後、新聞社のデジタル新規事業の立ち上げに関わったことがきっかけで、新聞社に転職しました。新聞社では経済部の記者として、化粧品・薬品、日用品やファッションなどの会社を担当していました。

    それから海士町に移住するきっかけとなった出来事はなんでしょうか。

    「多くの若者が移住し、独自のまちづくりで注目されている離島を取材せよ」という命を受け、新聞記者として仕事で海士町に来たことがきっかけです。

    海士町は第一次産業が漁業も農業も林業も畜産も全部見られるので、海士町に都会の大学生を送り込みそれらをすべて体験してもらおうという某社のツアー企画に同行取材しました。大学生と一緒に「隠岐自然村」(都市農村交流センター)に泊まって、イカ釣り漁船にも乗り、大学生が目をキラキラさせて、一週間の間に変わっていく姿を見て感動しました。

    またIターンとして教育分野で活躍されている方にお会いして、「ここにはあなたが活躍する場があるから来たかったらいつでも来てほしい」と言われ、なんだかすごく嬉しかったです。必要とされる喜びというか…。もちろん当時は海士町への移住なんて全然考えていませんでしたけど。

    でも、東京に戻っても海士町のことは気になっていました。10ヶ月ほど経ったある日、海士町で知り合った方から電話がかかって来たんです。「海士町に来ませんか?あなたがやるべき仕事があるんです」と。このときはビビッときました。

    すっかり行く気になっていたとき、東京で海士町長とサシ飲みする機会に恵まれました。町長は「お互い干渉しあわない都会の暮らしに慣れている人は、海士の人と人との近い距離感がダメな人もいる。だから、前のめりにならずにお試しのつもりでどうぞ。でも、来るからにはちゃんと面倒見ますから。」と言ってくださったんです。その日は遅くまで、隠岐の地酒を酌み交わし、この方なら信じられると思って、移住を決意しました。

    海士町への移住についてご両親の反応は?

    突然のことで最初は呆然とし、「理解できない…」とった様子でしたが、必死で説得しました。今では親も応援してくれています。最初は臨時職員だったんです。春に海士町に来て、秋に職員試験を受けて、2年目の春に正職員になりました。特に父親は公務員だったので、私が海士町役場の職員になったときにはとても喜びましたね。大卒で最初に就職するときに国家公務員試験を受けるように言われていたんですが、ずっと拒否していたんです。あんなに嫌だったのに、今は父親と同じ公務員としてやっています。わからないものですね。

    自分の輪郭がはっきりする場所、海士町。岡本さんにとって海士町の魅力とは?

    海士町の魅力について教えてください。

    「人」としか言いようがないです。例えば移住前、某課長が出張で東京に来たときは、一度しか会ったことがない記者の私のために海士人Tシャツを持ってきてくれたり。親愛の気持ちを伝える小さな心配りが、海士ファンを掴んで離さない。また、特に私は人に惚れて動くタイプなので、この人は信じられるって思うと仲間になりたいって思います。最初に海士を訪れたときも、いきいきと海士のまちづくりを語る人たちと出会い、「一緒に頑張れたら素敵だな」と感じた。海士ファンはそうやって広がっていると思います。伝染力がありますね。

    海士町のキャッチコピーである「ないものはない」の制作秘話について教えてください。

    海士町役場には統一されたデザインの名刺がなかったので、統一しようと部署を超えた5名のプロジェクトメンバーが集められました。海士町を表すキーワードを探してブレストを重ねたり、デザイナーさんと打ち合わせしたりしながら、最終的に「ないものはない」というコピーがが生まれました。「なんでも有る」と「無いものは無いけど有るもので頑張る、余計なものはいらない」という、「有る」と「無い」の両方の意味が含まれています。

    また、「ないものはない」の対抗馬として最後まで残った「やっはず」(海士弁で「やればできるはず」という意味)が、今ではプロジェクトのチーム名になっています。今まで部署横断チームがなかったので、若い世代がそれぞれの課題を共有してまちづくりについて話せるようになったことに大きな価値があると思います。

    海士町と東京の違いはなんですか。

    海士町では、一人ひとりが埋没しない気がします。自分の輪郭がはっきりするというか。「あなただからこの仕事を頼みたい、あなたに来てほしい」と自分のちょっとしたできることが求められていて、自分らしく働いて、それでちゃんと役に立てるという喜びが大きい。そして、困ったときには地域の人が助けてくれる。もちつもたれつ、その‘おかげさま’の循環で、小さな社会が回っているのが分かる。東京にいたときとは全く違います。

    あと、海士町には「偉大なアマチュアが多い」というのも特徴ですね。民謡や踊り、楽器など、皆さん多芸です! 目に入る自然の変化や釣れる魚などから日々感じる季節感も嬉しい。生きている、暮らしている実感ですね。そういうものひっくるめて、気持ちいいです。

    これからの目標はなんですか。

    憧れの海士人に近づきたいです。憧れている人があちこちにいるからその分やりたいこともいっぱいあります。米作り、野菜作り、素潜り、三味線、郷土料理など、もっと上手になりたいことがたくさんあって楽しいです。おじいちゃん、おばあちゃんは知恵が豊かで物知り。お師匠さんがいっぱいいるのでわくわくします。だから飽きないですし、学ぶって快感なので、東京の刺激とは違った快感が多い。この好奇心を保ちつつ、地に足つけてじっくり暮らしていきたいです。

    学生にアドバイスをお願いします。

    早い段階から選択肢を決めすぎないでほしいです。決めるとその他のいろんなチャンスや出会いがシャットアウトされてしまいがち。私は可能性を見つけるのが好きなので、なるべく開いていたい。いろんなチャンスに巡り会え、人とのつながりも広がって、より自分らしい人生に近づけると思います。海士町に来た人はそういうチャンスに反応して、信じて、移住を決めているはず。いろんなところに行って、頭をやわらかくしていろんな人と話せば、視野も広がるし感度も上がると思います。

    インタビューを終えて(ハナジョブ学生記者)

    やると決めたら全力で取り組み、でも「それしかない」という思い込みには縛られない。その中で、絵やデザインのセンスが活かせる仕事、情報発信に関わる仕事として、『編集』という軸でブレのない岡本さん。その裏には興味や希望を明確にし、人との出会いから転職や島への移住を実行するという決断力があることを知りました。島内外の人々に海士町を全力で伝え、自分もいつか素敵な海士人になりたいと島暮らしを楽しむ姿勢がとても魅力的でした。ありがとうございました。

    岡本さんのお仕事(海士町役場総務課・情報政策係)
    情報政策係では、広報紙「広報海士」の制作・発行、海士町役場のホームページの運営、最近では光ファイバーの全戸整備にともなって告知情報サービスや「あまコミュニティCh(チャンネル)」という海士町独自のテレビ局の運営もスタートするなど、海士町の情報発信分野における各種施策を行っています。
    そのなかで岡本さんが担当している「広報海士」は、行政が発信する媒体としてはとても大きな役割を担っています。

    海士町役場
    日本海沖約60kmに浮かぶ隠岐諸島の一つ、中ノ島にある町。1島1町で人口は約2300人。主産業は漁業で、湧水が豊富なため稲作も盛ん。少子高齢化が進む過疎地だが、‘持続可能な島’を目指し、地域資源に付加価値をつけて海士ブランドとして売り出す独自の産業振興策を推進。
    近年は若いIターン者の増加が著しく、Uターンを含む地元民との交流から生まれるパワーやアイデアを活かした柔軟な発想のまちづくりが注目されている。海士町のサイトを見る!

    その他(業種) 広報 役所 海士町役場
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    ハナジョブ学生記者

    2008年〜2019年までの学生記者たち

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