ロシアに関わる仕事がしたい!そう思って現在の会社に入社を決めた望月さん。念願の海外営業・企画の仕事でどのように活躍されているのでしょうか?望月さんのワークスタイルを探ります。(2010年1月時点の情報です)
「朝から晩まで毎日ロシアのことばっかり・・・」~そんな学生時代を送られていた望月さんの、現在の仕事に就くまでのお話をお聞きします。
現在のお仕事の内容を教えてください。
主に、弊社の海外全市場における電卓とラベルプリンタの商品開発、マーケティングに携わっています。1つの商品に対して、何人かのグループで担当していることが多く、私の担当している商品は3人で、マーケティング等を行っています。
現在の仕事に就くまでに、どのような仕事をされてきたのでしょうか?
1年目は国内営業をやっておりまして、卸業者さんに対して営業を行っていました。2年目は学校など教育現場で使用されるプロジェクターやプリンタなどを扱っていました。
3年目に入った今年の4月に希望していた現在の部署に配属になり、海外製品の営業企画に携わるようになりました。3年目で、これだけ異動があるのは珍しいのですが、私は元々海外営業を志望していたので、上司が「海外営業に携わるためには、様々な経験した方がいい」と考えてくださって、色々な部署を経験することができました。
望月さんはどんな学生時代でしたか?また、現在の会社に入社を決めたきっかけを教えてください。
大学がロシア語専攻で、授業もたくさんあったので、朝から晩までロシア語に触れない日はなかったですね。さらに毎週土曜日に国際交流のサークルに入っていたので、ほぼ毎日ロシア語に関わっていました。ロシアに1年間留学もしていました。ロシアに興味を持ったのは小さいころにピアノやバレエをずっとやっていたことと、ロシア語という言語に興味があったからですね。
就職活動中は、最初は海外に関わる仕事がしたいと思い、商社や運輸を中心に回っていました。けれど、私は留学を経験して、日本の商品の良さに気付き、これを世界にアピールしたいという思いが沸いていたんです。その時のことを思い出して、日本のメーカーを中心に企業を見るようになりました。カシオ計算機は海外進出に力を入れていることもあって、入社を決めました。
「仕事は自分が成長できる場所」~望月さんの仕事に対する思いとは?
仕事の楽しさと苦労を教えてください
自分の製品が形になって、売れていくことは今の仕事の1番の面白さです。けれど、1つの商品に何十人もの人が関わっているので、説得やコミュニケーションの難しさも感じています。
仕事で心掛けていること、大事にしている想いを教えてください
仕事は1人では絶対にできないので、相手のことを考えたコミュニケーションをとるようにしています。あとは、発想力を鍛えるために、電気屋さんに足を運んだり、お会計の時にレジ周りを見たりして、お客様にとってどういうものが必要かを考えています。
同じ電卓でも、国内と海外では、ユーザーが全然違ったりするので、海外ではどんな商品が必要とされているのかも、文化の違いによって考えるようにしています。
望月さんにとって仕事とは何ですか?
自分がブラッシュアップされる場だと思っています。学生時代には出会う機会がなかった世代の人たちと関わることで、力を伸ばしていけると考えています。また、自分が「やりたい!」と思っていることに挑戦できる場所だと思います。
望月さんは仕事とプライベート、家事などをどのように両立させていますか?
プライベートは充実していると思います。普段は6時ごろに業務が終わることが多いので、そのまま習い事に行って、リフレッシュしています。家では料理もしますし、バランスよくできていると思います。
望月さんの将来の夢を教えてください
仕事の面では、ロシアに関わった仕事をメインにできるようになりたいと思っています。あとは、仕事と家庭をうまく両立させて、今の仕事をずっと続けていきたいです。
幸いにも私は、上司も理解のある人達で、色々なことにチャレンジできているので、環境に恵まれていると思います。今あるチャンスを生かしていきたいです。
望月さんの休みの日の過ごし方、ストレス解消法を教えてください
2歳半からバレエを習っていて、今でも大体週1回通っています。有給を頂いて発表会にも参加しました。(笑)仕事終わりに通っている方も多いので、そこで、先輩方に仕事に対してのアドバイスをもらったり、悩みを聞いてもらったりして勇気づけられていますね。
これから同じ職業に就きたい人にアドバイスをお願いします
営業企画の仕事は、色々な人とコミュニケーションがとれること、好奇心を広げていくことが大事だと思います。あとは、ついつい目先の出来事にとらわれがちになってしまうのですが、先の目標を考えて行動することも必要だと思います。
女子大生に対して何かメッセージをどうぞ
仕事や学校のことに直接関係なくても、やりたいと思ったことは何でもやってみてください。関係ないと思っていても、廻り回ってやりたいことに辿り着いていることもあると思うので、是非チャレンジしてください。
インタビューを終えて( ハナジョブ学生記者)
念願だった海外の仕事に就き、プライベートも充実している望月さん。生き生きと話してくださった姿に、とても元気付けられました。これからも、趣味に仕事に頑張ってくださいね。ご協力ありがとうございました。