【社会人若葉マークのわたし】では、新卒社員として入社をしてから1~2年が経過した先輩たちに「現在の仕事内容や仕事のやりがい」「入社し働いて気が付いた社会人の面白さや苦労」「これからのキャリアをどう考えているか」などをインタビュー。社会人は大変なこともあるけれど、楽しいこともたくさんあるという思いを語っていただき、これから社会人になる女子学生の皆さんの背中を押します。今回は、農業業界に特化した新聞会社で働く新社会人にインタビューを行いました!
農業と記者、両方に関われる今の会社に入社を決めた理由
現在の仕事内容を教えてください。
農業業界に特化した新聞会社に勤めています。記者志望として入社しましたが、今はwebアナリストとして新聞の広告、ニュースサイトのバナー広告、記事広告をクライアントに提案する営業をしています。
webアナリストとはどういったものなんですか?
webアナリストというのはホームページにアクセスしてくれた人たちの地域、年齢、性別、職業などの基本情報と1週間や1ヶ月単位でアクセス数を調べる仕事です。このような調べた情報を分析した結果をもとに、企業に広告やアクセス数が多くなりそうな記事を提案しています。
記者志望として入社されたとのことですが、記者志望になったきっかけはなんですか?
私は好奇心旺盛でいろんなものに興味が湧くタイプで、新しい情報に多く触れられる職業が記者なのかなと考えたのがきっかけです。あとは、人と話をするのがとても好きなのも理由です。記者として取材ができるような仕事がいいなと思っていたので、就職活動中は新聞社を中心に受けました。
最終的に今の会社に入社することを決めたのはなぜですか?
実家は米農家だったので、もともと農業が身近だったんです。学生時代は、時代的にも地方創生や地域活性化が流行っていて、自分の出身地も過疎化と高齢化が進んでいたということもあり、その勉強ができるゼミに大学2年生から入りました。そのゼミでは、農村や田舎の地方の地域活性化を中心に研究していて、労働人口の減少などの農業に対する問題に取り組んでいました。学生時代から関心を持っている農業と記者の両方ができるという理由で最終的に内定をいただいた今の会社に入社することを決めました。
任されたのは記者職ではなく営業職。戸惑う気持ちを前向きにしてくれた、上司の言葉
営業職として働くことになった時、記者ではないことに戸惑いを感じたりすることはありましたか?
やはり自分のやりたいこととは違ったので最初の頃は結構葛藤がありました。また、フルタイムで働くようになると、仕事を2つ3つ同時に進めたり、他の部署の仕事も覚える必要が出てくるので生活リズムに慣れていくのにもすごく苦戦しました。
どうやってそのようなギャップを埋めていったのですか?
上司から、「最初はお客様である新聞を読んでくれる方や、広告を出してくれるスポンサーなどの顔を知る、人との繋がりを作っていくのが大事」、「現場にいくときに、営業の経験が生きてくる」というお話がありました。お客様と広告営業を通して関わることで、食と農の安心安全を求める声に情報発信という形で応えていきたいと考えるようになりました。
今の仕事で、頑張っていきたいことはありますか?
もっとSNSを活用していきたいと考えています。公式webサイトの他に、twitter、Facebookのアカウントがありますが、お客様と気軽に繋がれるというSNSの利点を活かしきれていません。今後は、SNSの強みを活かした活用方法を模索していきたいです。