【社会人若葉マークのわたし】譲れない1つの軸を道標に見つけた、 ありのままの自分で働ける場所(特殊法人)

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【社会人若葉マークのわたし】では、新卒社員として入社をしてから1~2年が経過した先輩たちに「現在の仕事内容や仕事のやりがい」「入社し働いて気が付いた社会人の面白さや苦労」「これからのキャリアをどう考えているか」などをインタビュー。今回は年金を扱う特殊法人で働く新社会人にお話をお伺いしました!社会人は大変なこともあるけれど、楽しいこともたくさんあるという思いを語っていただき、これから社会人になる女子学生の皆さんの背中を押します。

「ピンときた」直観を頼りに入社

現在のお仕事内容について教えてください。

現在は、準公務員という形で働いています。準公務員とは、公務員試験を受けなくても公務員のように公的な仕事ができる職業です。
仕事内容としては、国民が納める義務がある社会保障関連のお金を徴収したり、徴収できていない人に対して直接徴収に行ったりしています。個人というよりも、会社を持っている事業主の方を相手にすることが多いですね。他には、取り扱っている書類の内容の確認などの事務作業もしています。

社会保障関連のお仕事をされているということですが、学生時代から社会保障に興味があったのですか?

大学に入学する時はなんとなく社会福祉の方向に進みたいなとは思っていたので、社会福祉学科に入っていたんですけど、入学後、方向性を見失ってしまって…。就活中も正直、やりたいことが明確に決まっていたわけでは無かったのですが、せっかく大学で社会福祉を専攻したので、なにか関連する仕事には就きたいよなって思って。大学で社会保障の授業を受けて興味はあったので。興味がない職業に就くより興味がある職業に就いた方が絶対良いと思うので。

そうだったんですね、社会保障に関連する仕事って範囲が広いと思うのですが、その中で現在の仕事に就こうと思った決め手はありますか?

大学の授業を受けていて、年金の制度に興味を持ったんです。年金制度って将来的には無くなるんじゃないかって結構インターネットとかで言われてるじゃないですか。それを知って、私はどうせ貰えないって言っている若い人達がたくさんいるという事実に興味を持ちました。じゃあ、年金制度って本当に無くなるのかなって思ったんです。でも、授業で年金制度について学ぶ機会はほんの一部だったので、そこから制度について自分なりに調べていきました。

授業以外で自分で調べてたんですか!それくらい興味が沸くものだったんですね!

はい、ピンときたかなって感じはありました。興味があるのを見つけられるかは、結構タイミングと気持ちによるものだと思っているんですけど。それを見つけられたのはちょっと運が良かったなって思いますね。

ぐっとこらえて続けてみたら見つかった、意外なやりがい

大学での勉強をきっかけに今の職業を選ばれたということですが、実際に働いてみて入社前とのギャップみたいなものはありますか?

配属先がちょっとイメージと違って、最初は右も左もわからなかったです。入社した時は、基本的なことしか知らなかったので、他の先輩とのやりとりを見て実践的に学ぶって感じでしたね。実は、配属されたときは「この仕事向いていないかもしれない」って思ったんです。私がいる部署は、法律に基づいて手続きをするところなんですけど、これはどうしてやっちゃいけないのか、これはどうしてしないといけないのか、全部がんじがらめに法律で決められているのが最初は大変そうだなって思って。4月に入社して10月まで研修して、10月から本採用なんですけどその時点では正直やめようかなって思っていました…。

入社前に思っていた仕事とは全く違ったんですね…。そこから今まで続けられているのは、仕事に対して何か違った一面を見つけられたからですか?

そうですね。ある時、対応先の方から「どうしてこういう手続きをしたんだ」って言われたことがあったんです。それって自分たちが勝手にやっていると、理由とかが上手く説明できないじゃないですか。でも、そういう手続きをしていいっていうのが法律で決まっていて、その法律に基づいてやりましたって言えば相手も納得してくれる。
根拠を提示できるから守られるし、働く上で行動しやすい、がんじがらめで面倒くさいと思っていた法律にメリットを感じました。

最初はマイナスに思っていたことが今では仕事をする上での武器となっているということですね!やっぱり最初は少しイメージとは違っていても、続ける事って大切だと思いますか?

最初に頑張ってこらえて続けることは大事だと思います。無理は良くないと思いますが…。例えば、人間関係があまりよろしくなくてとか、そういうものをこらえるのは良くないと思うので。
私の場合は、大変だなと思うときちょっと短めの区切りをつけて、1か月くらい続けてみるかって思って、とりあえずそこまでいったら自分を褒めてあげようって。で、続いたら、じゃあもう1か月続けてみようって。そしたら、徐々にやりがいを感じるようになりましたね。だから、自分の無理がないペースで続けることも大事だと思います。

自分の軸を変えなくても良い会社との出会いが最大の幸運

就活をする上でなにか大切にしていたことはありますか?

就活前のOB・OG座談会に行ったときに、自分の軸を決めるといいって言われたんですよ。就活をする上で自分が一番譲りたくないものを。
それで私は、プライベートを大事にしたいっていうのがあって。プライベートあってこその仕事ができる状態だと思うので、仕事ばっかりの生活は嫌だなって思っていたんです。ワークライフバランスを大事にしたほうが、仕事のモチベーションにもつながってくると思いますし。だから、それは大切にしていました。

プライベートを大事にしたいというのが就活をする上での大きな軸になっていたのですね。ちなみに、現在も働く上でその軸は変わらないですか?

そうですね。それは人それぞれかもしれないですけど、1つの軸ってその人の根幹にもなってくると思うので、働き始めてからもそんなに変わらないと思います。
自分が一番大事にしたいことは何かっていうのをしっかり持っていれば、会社に入っても人ってそんなにすぐに変わるものではないので、ガラッと意識が変わることもないと思います。
でも、自分が大切にしたいと思える軸を変えなくても働ける会社と出会えたのは、すごく良かったなって思いますね。

お話を聞いていて、やりたいことというより、守りたいものに重心を置いて就活されていたイメージがあります。「こういう仕事をしたい」と定めないといけないと思っている学生も結構多いと思うのですが、就活をする上で具体的にやりたいことが見つけられていなくても大丈夫だと思いますか?

そうですね、なんとなくやりたいことがあれば大丈夫だと思います。絵を描く時に、最初にざっくりと描いてから細かい箇所を描いていくようなイメージで良いと思っていて。なんとなくこれ気になるなっていうものを見たり、これは興味もないし、やりたくもないなってものは捨てればいい。そういう意味で選り分けていけばいいと思います。これだったらやっていけそう、これは無理そうって楽観的なくらいがいいと思います。

今後、働いていく中でどのような女性になりたいですか?

配属先は違うんですけど、入社してから仲良くして下さっている先輩がいるんです。その方はご家庭をもっていてお子さんもいらっしゃるんですけど、主任を任されていて。でも、プライベートの時間もすごく大切にされているんです。家庭と仕事、どちらも両立されているのでその先輩みたいになりたいなと思っています。

ありがとうございます。それでは現在、社会人として自分を評価するなら何分咲きですか?

結構迷いますね…。正直なところ、自分を厳しめに評価すべきか、思っていることを素直に言うか迷ったんですけど、自分の素直な気持ちを言おうと思います。
もうちゃんと仕事に就いて、日々頑張っている人って偉いと思うので、満開でお願いします!笑
それくらい自分を褒めてあげることも大切だと思いますよ。

インタビューを終えて

今回取材をさせて頂いて、自分にとって何が一番大切かをブレずに持ちつづけることは、就活をする上でも働く上でも大きな道標となるのだと感じました。
就活に対して不安をもっている学生も多いと思いますが、ありのままの自分でいられる環境で満開に咲き誇っているKさんの話はとても生き生きとしていて、社会人として一歩を踏み出そうとしている人の大きな希望になるのではないでしょうか。
私も、「ピンときた」直観にアンテナを張りながら、私らしく輝ける場所を探していきたいと思います。
本日は貴重なお話を聞かせて頂き、ありがとうございました。

取材:上村 日奈子

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About Author

都内の大学で法律の勉強をしています。 少しだけ話せる中国語が特技で、いつか本場の中華料理を一人で食べに行けるくらい上達させたいです…! 様々な場所で活躍する先輩方のお話を聞いて、将来の選択肢を広げたいと思い、学生記者をはじめました。読者の皆さんが、新たな視点や考えを吸収できるような記事を書きたいと思います。

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