「教える」バイトとは

チューターの経験の中で、特に印象に残ってることはありますか?

生徒の考えがまとまったり変わったりするのを間近で見られたことです。その生徒に良い影響を与えたいと思って進路指導をしていたので、そういう時がとても印象に残っています。

大学の初めの頃って、自分自身の将来も決めきれないのに、高校生の進路を考えるのは難しそうですね…。

そうですね、私自身も、将来について生徒と同じような悩みがあります。でも、高校生は大学のイメージからあまり想像できていないと思うので、 大学で学んでいること、将来への選択肢について伝えられるかなと思っています。

進路指導において意識していたことはありますか?

進路指導は、生徒の視野を広げることを意識して行っていました。
視野を広くするというのは、受験のゴールを大学入学とみるんじゃなくて、大学卒業後に何をしたいかという点を含めて、(生徒の将来の選択肢について)視野を広げてあげることだと思うんです。もちろん私も正解はわかりませんが、その点を意識して指導していました。

指導する感じではなく、生徒たちと近い立場で、一緒に進路を考えていくみたいな気持ちでやっていたんですね。

ティーチングのような「教える」指導ではなく、 コーチングのような、一緒に並走しながら、伴走型の指導を意識していました。

自分と近い年齢の生徒たちと関わるうえで、意識していたことはありますか?

生徒1人1人の考えを大事にすることを意識していました。
生徒の話をちゃんと聞くようにして、生徒が納得した上で勉強することをすごく大事にしていました。
Next⇒アルバイトを通して学んだこと