就活レポでは、就活を終えた先輩たちに「なぜその仕事や会社を選んだのか(会社選びの軸)」「学生時代にどんなことをがんばってきたのか」「就活でどんなことに苦労したのか」「女子就活の取り組みかた」などをインタビュー。単なる就活テクニックではなく、仕事選びのヒントをお伝えします。就活のスケジュールも掲載!
Reikoさんの就活スケジュール(2019年3月卒業予定)
2017年3月 |
大学2年の時点で企業の合同説明会に参加。 |
7~11月 |
ハナラボでアプリ開発プロジェクトに参加。 |
2018年3月 |
学内のビジネスプランニングコンテストに参加。 同時に就職活動をスタートさせる。 |
インターンに落ちたからこそ、今の自分にできることを
2年生という早い時期から、合同説明会に足を運んだ理由を教えてください。
バイト先の先輩方で就活をしている人が多く、皆さん口をそろえて「就活が怖い」っておっしゃっていたんです。怖いなら、自分で見てみようと思って早めに動いていました。合同説明会に行き、就活に励む先輩方の姿を見て、「就職活動ってこんな感じなのか」と具体的にイメージがわいたので、実際に先に見てみてよかったです。
就活以外にも、ハナラボのアプリ開発に取り組んでいたと伺いました。
はい。インターンが解禁になり、多くのインターンに応募したのですが、ほとんど落ちてしまったんです。このままでいいのかな、何かやらなきゃ!と思い、アプリ開発のプロジェクトに挑戦しました。ここでの活動を機に、まずIT企業に興味を持ち始めました。
自発的な活動から、自分の方向性を掴んで行ったんですね。
就職活動が解禁になった後も挑戦を続け、学内のビジネスプランニングコンテストに応募しました。正直、就職活動と両立できるかとても不安でしたが、キャリアカウンセラーの方が「就活と並行して、何かに打ち込んだ集中力がある人が就活を成功させることができる」と背中を押してくださいました。ビジコンに挑戦できるのは今しかないと思い、頑張って取り組んだ結果、大賞をいただくことができ、大きな自信になりました。そこから本格的に就活モードに入りました。
沢山の人と話すことで、納得のいく人生が見えてきた
佐々木さんはどんなことを大切にして、就活をしてきましたか?
「世の中の人のために、役に立つものを作って衝撃を与えたい」という夢を大切にして、就活と向き合ってきました。ただ、モノを「自分の手で」作ることは苦手だったので、自分の考えをモノづくりに活かせる形で携わることができる職種を探しました。職種で探していたので業界は特に絞らず、いろいろなところを受けていました。
佐々木さんは3社から内定をもらっているとお聞きしましたが、最終的に今のところに決めた一番の決め手は何でしたか?
自分のやりたいことが実現できる会社だと思ったからです。自分の考えたアイデアが商品化され、それを多くの人に使って頂くということが私の一番やりたいことです。私は鉄道会社から内定を頂いたのですが、鉄道は多くの人々が日々利用するものですよね。内定先であれば、商品を開発したら、たくさんの方に見ていただけるチャンスがあるのではないか、という点 に魅力を感じ、内定先として決めました。
迷いなどはなかったですか?
もちろん、自分の人生を決めることなのでとても悩みました。人事の方に直接会いに行き、沢山お話を伺いましたね。そして、その会社で自分が働いている姿を思い描いて、自分の理想とマッチするかを大切にしていました。悩んだり聞きたいことがあったら会いに行く、というフットワークの軽さは、就活中も内定後も活躍しました。
行動力はどんな時でも役立ちますね。
もともと人に会いに行くことが好きなんです。就活中、企業説明会が終わった後も、一人残って人事の方とお話して、名前を覚えてもらったり、名刺をいただくこともできました。また、自分に向いている業界を教えていただいたこともあり、他己分析につながったこともありましたね。たくさん足を運んで、質問していくことは、就活ではとても大切だなと思います。
今後の目標を教えてください。
自分で考えたアイデアから生まれた商品 を世の中の多くの人に使ってもらえたらいいなと思っています。ゆくゆくは海外で働いたり、起業したいとも考えています!
就最後に就活生へのアドバイスをお願いします!
好きなことや、現段階での目標を明確にもって、就活に臨む方がいいと思います。就活ばかりに取り組むのではなくて、 サークルや部活動や習い事など、好きなことと同時並行に行えたら、無理なく続けられるのではないかと思います。
取材を終えて
アプリ開発から始まり、ビジネスコンテストに挑戦し、就活の軸を大切にしながら内定したReikoさん。忙しくても、就活と好きなことを両立していく姿勢が大切なのだなと思いました。とにかく足を運んで会いに行く行動力が、就活において不可欠だということを教えていただきました。佐々木さん、ありがとうございました!