Uターン就職を選んだ私。後悔しない選択をするには?(マスコミ)

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就活レポでは、就活を終えた先輩たちに「なぜその仕事や会社を選んだのか(会社選びの軸)」「学生時代にどんなことをがんばってきたのか」「就活でどんなことに苦労したのか」「女子就活の取り組みかた」などをインタビュー。単なる就活テクニックではなく、仕事選びのヒントをお伝えします。就活のスケジュールも掲載!

Harukaさんの就活スケジュール(2018年3月卒業予定)

2016年5月・6月

SPIの対策を始める。

7月・8月

夏のインターンに参加。(1day、2week)

東京と地元の企業を視野に入れ、内定先に興味を持つ。

夏インターン後

自己分析を始める。

11月・12月

冬インターンに応募。
業界を絞り始める・(マスコミ、IT)

2017年4月

内定先にエントリー。

6月

東京のIT企業に内定をいただく。
並行して新聞社の選考が進む。

新聞社に内定をいただき、就職先に決定。

不安は行動して解消

就活を始めた時期はいつ頃ですか?

就活に向けて、SPIの対策を始めたのが3年生の5・6月でした。自分に自信がなかったのと、数学があまり得意ではないので、早めに始めようと思ってやっていましたね。あと、大学の就活関連のセミナーには、時間が合えば行くようにしていました。

就活への不安が大きかったのですね。

そうですね。特に、サークルの先輩が就職していくのを見たり、話を聞いたりしていて、危機感を感じていました。本当に自信がなくて、2年生の時から「就職できるだろうか」と不安でしたね。その不安を解消するために、とりあえずSPIをやって新聞を読んでおこうと思いました。就活に向けて行動することで自分を鎮めていました。

その後はどのように就活を進めていきましたか?

まず、3年の7・8月に1dayや2週間にわたって行われる夏のインターンに行きました。自分の興味のある業界や企業をしぼって参加し、その後、気になった企業のセミナーや説明会があれば参加するという進め方をしていました。

インターンは東京の企業のみならず、地元の企業にも「インターンをさせていただけませんか」とお願いしました。地元の企業は、インターンの応募はしていなかったのですが、お願いしたら「いいですよ」と返事をいただきました。言ってみるものだなと思いましたね。

東京か、地元か。今、後悔しない選択を。

東京だけではなく、地元も就職先として視野に入れていたのですね。

就職は地元に帰るか、東京でするか、転勤がある会社もみるか、の3つ選択肢がありました。転勤が多い会社は嫌だったので、その選択肢を除いた2つの選択肢で考えていました。

東京に就職するか、地元に就職するかで本当に最後まで悩みましたね。なかなか決めることができずに、東京でも地元でも面接を受けて、「受かったら考えればいい」と思いながらずっと就活を進めていました。

6月に東京で内定が出て、地元でも2次・3次と選考が進んでいって。そろそろ決めないといけないな、という感じになってやっと考えはじめました(笑)。

ところで、会社を選ぶ軸は何でしたか?

はじめは会社の規模は関係なしに、自分が好きなものをつくっている会社を選んでいました。

しかし、インターンや説明会で大企業と中小企業の両方に参加してみて、中小企業の方が自分の肌に合うと感じたので、中小企業を中心に見るようになりました。大企業だと支店が多く、出張や転勤で遠方に勤めなくてはならなくなるのが嫌だった、というのも理由の1つです。

中小企業の子会社のなかでも、親会社のために何かをつくっているというよりは、子会社自体でサービスなどをつくっている会社を軸としてみていました。親会社のためだけに何かをつくっている会社だと、私はあまりやりがいが見出せないなと思ったからです。

また、これからの社会は、電子版の配信などITをどう使うかが課題になってくると思ったので、業界はITとマスコミに絞ってみていました。

自分で体感したことを大切にして、軸をつくっていったのですね。そのなかで、内定先にエントリーしたきっかけは何ですか?

きっかけは、夏にインターンをした地元のラジオ局でした。その時は、新聞は自分にとって馴染みの薄いものだったので、新聞社には志望していませんでした。しかし、ラジオ局の社員さんのなかに、内定先の新聞社に以前勤めていらっしゃった方がいて、「新聞社は新聞を発行しているだけではなくて、イベントとかいろいろなこともやっているよ」と教えていただいたんです。

新聞社のイベントは、地域の会社・地域の人と関われるという特徴があります。新聞にはやはり興味が持てなかったけれど、調べるうちにこのようなイベントができる環境に興味をもって、エントリーしました。

最後まで東京と地元のどちらに就職するか悩んだ、というお話がありましたが、最終的な決め手は何ですか?

内定をいただいた東京のIT関係の子会社と地元の新聞社のどちらにするか、ということは最後まで迷いました。ただ、自分のキャリアアップとやりがいという観点で比べてみたときに、新聞社は地元で認知度が高く、若手にとってもチャンスに恵まれている環境にあると感じたんです。

また、何年か後に転職して東京に勤めることも可能ですし、新聞社には東京支社もあったということもあり、地元に就職することを決めました。

「内定を取る就活」ではなく、「自分がどうなりたいか」を考える。

将来の夢を教えてください。

就職後、最終的には企業のイベントに携わりたいと思っています。新聞は県内にしか発行していないのに対し、イベントは、県内にとらわれずに行えるかなと思っていて。

現在、県の魅力度は最下位から数えたほうが早いので、東京やいろんな場所にイベントとしてアプローチしたいです。私が働いていくなかで、メディアの形は変わっていくと思うので、新聞という形にとらわれないメディアとして機能できたらと考えています。

最後に、就活生に対してのメッセージをお願いします。

「内定を取る就活」に私は惑わされていたので、「内定を取るための就活」ではなくて、「自分がどうなりたいか」をまず考えたら、就活が有意義なものになるのではないかと思います。

私は自分にすごく自信がなくて、受からない前提で就活をしていたので、受かった後のことを考えていませんでした。そのため、内定した会社の中から就職先を選ぶときに、「結局私はどうなりたいんだっけ?」という問いが最後に残ってしまって。

そこを考えずに就職活動をしてしまったのは自分の悔いでもあるので、「自分は将来どうなりたいから、今どうしたいのか」を考えてほしいです。

Harukaさん、ありがとうございました!

取材を終えて

取材後、Harukaさんに「今改めて考えて、‟なりたい自分“とはどんな自分ですか?」とお聞きしたところ、「今しかできないこと、5年後・10年後に後悔しない選択ができる自分ですね!」という答えが返ってきました。

私自身、自分の将来を考えなくてはならない時、ついつい焦って先ばかりを見てしまいます。でも、後悔しない選択をするためには、「これから先」と「今」の両方を見つめることが大切なのではないかと思いました。

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About Author

加藤南海

真の文学女子になりたい大学生。山形県出身です。何時間でも眠れる、ザ・インドア派ですが、ハッ!とするものを見つけると、そわそわして、追いかけずにはいられません。 最近は、まちづくりやパラレルキャリアに興味があり、ボランティア等に参加して社会勉強をしています。 インタビューした方と、読者の方の出会いをつくれる記者になります!

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