「弱者の視点に立ちたい」新聞記者志望からネット広告ベンチャーへ方向転換も、根本にあるのは変わらない想い

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就活レポでは、就活を終えた先輩たちに「なぜその仕事や会社を選んだのか(会社選びの軸)」「学生時代にどんなことをがんばってきたのか」「就活でどんなことに苦労したのか」「女子就活の取り組みかた」などをインタビュー。

単なる就活テクニックではなく、仕事選びのヒントをお伝えします。就活のスケジュールも掲載!

Namiさんの就活スケジュール(2016年3月卒予定)

2015年
2月

セミナーに行ったり、ベンチャー企業の面接を受けたりする

3月

就職活動を本格的に始める

5月末

納得のいく自己PRが固まってくる

6月

最終就職先と出会う

8月

就職活動終了

自己PRの肝はテーマにあらず、中身にあり

まず、就職活動の大体のスケジュールを教えてください

本格的に始めたのは大学4年の3月からですが、その前の2月から少しずつ始めていました。

セミナーに行ったり、場数を踏むためにベンチャー企業を中心に面接を受けたりしていました。

5月末頃、自分で納得のいく自己PRができ、その後6月に最終的に入社を決めた企業と出会いました。

そして8月上旬に就職活動を終了しました。

何社くらい受けましたか?

プレエントリーは50~60くらい、エントリーシートは大体20社くらい出しました。

ESはほぼ通過して、またベンチャーはESがないこともあったので、面接は20社以上受けました。

約半年ほどの就職活動で、悩んだことはありましたか?

自己PRをつくるとき、結構悩みました。

私は「アルバイト」「サークル」などを中心に行ってきたので、あまり人と違うことをしていないなと思っていて。そういうエピソードって、みんなが話すじゃないですか。

だから同じテーマのエピソードで話したら、自分が周りに埋もれてしまう気がして・・・。何をアピールすればいいんだろうというのはありました。

そうだったんですね。そこから、どのように自己PRを固めていったのですか?

お世話になったアドバイザーの方に「自己PRで重要なのはエピソードのテーマじゃなくて内容だよ。

だからテーマが他の人と被ったとしても、そこでどう行動して何を得たかってことを伝えられればいいんだよ」とアドバイスしていただき、そこから再度自己PRを練っていきました。

もう少し詳しく教えてください!

洋服店でのアルバイトのエピソードを中心に話していました。

そのアルバイトでは、達成しなければならない「ノルマ」があって苦労もありました。

でもその分「売り上げをつくってきた」経験は、「アンケートでお客様から評価をいただけた」「お客様の行動を先読みして~」とアルバイトのことを話す学生とは違うものだと気が付きました。

営業志望だったため、厳しいノルマを達成してきたからこそ培った「目標達成する力」をアピールしていました。

そのように自己PRを固めてからは、テーマとしてはよくある「アルバイト」というエピソードで、自分らしさを出しながら、自信を持ってお話しすることができました。

「弱者の視点に立ちたい」記者志望から方向転換しても、変わらない思い

就職活動では、どういった業界を中心に見ていましたか?

業界はあまり絞っていませんでした。百貨店などの商業施設、旅行業界、ネット広告・・・。

たくさんの業界を受けていました。

幅広い業界を受けていたのですね。何か企業選びの軸はあったのでしょうか。

地域活性に携わりたいと思っていました。

例えば、地方の雇用が増えると、その地域の活性につながります。そういった仕事がしたいと考えていました。

なるほど・・・。そう思ったきっかけを教えてもらってもいいですか。

これは、私は新聞記者になりたいと思ったきっかけでもあるのですが・・・。

私は茨城県つくば市の出身なのですが、2005年につくばエクスプレス(TX)ができたとき、急に町が栄えました。

その一方で、TXができた影響で廃れてしまった地域もありました。それを目の当たりにしたとき、弱者の視点に立ちたいと思ったんです。

光の当たっていないところにスポットを当てることで、活性化してない地域の人たちの暮らしがもっとよくなればと思いました。

新聞記者になりたかったんですね。就職活動の際も、記者を目指していたのですか?

記者職は受けていません。学科や学生新聞団体で、常に「書く」ことを行っていました。

しかし、やっているうちに、イメージと違うというか、ちょっと違うかな?という感覚が自分の中にありました。学部2年の時のことです。

それまでずっと記者になりたいと思っていたので、やはり葛藤はありました。

しかし、記者としてではなくても「弱者の視点に立ちたい」という思いは達成できることはあるのではないか。そう思って就職活動をしていました。

複数内定のなかから選んだ運命の企業 きめては内定「後」の行動

内定はいくつもらえたのでしょうか?

ベンチャーから大手企業まで、6社いただきました。

6社も!数ある内定の中から、どのように最終的な就職先を選んだのですか?

「なりたい自分に近づける」と感じたためです。

私は、バリバリ働きたい、将来的に独立したいという思いを持っているので、若いうちからいろんなことに挑戦する環境にある企業に決めました。

就職先を決めるのは迷いますよね。どうやって、結論を出したのですか?

内定が出た企業の、働くうえでのメリット、デメリットを列挙していきました。

就職活動中人事の方たちは、その企業のいいところをプッシュしてくるのが普通です。

そして私たち就活生も、マイナス面を積極的に質問することは難しいです。

でも、これから実際に働くところを決めるにあたって、人事がプッシュしてこなかった情報を含めて考えることは重要だと考えました。

そのうえで、自分の知りたいことを人事の方にお願いして、質問する時間を作ってもらいました。

就活中は聞きにくかったとしても、内定が出た後なら遠慮せずに質問できますし、人事の方も大抵の場合快く答えてくれました。そこで初めてマイナス面が見えてくることもありました。

なるほど。内定は就活のゴールではないのですね。内定先の企業には、どういったことを質問したのですか?

働く環境と、経営者の考えに共感できるかということを重要視していました。

そのため、オフィスを見せてもらうよう頼みました。

また、選考過程で社長にお会いする機会がなかったため、「社長に会わせてください!」ともお願いしました。

お願いして、社長のお話を伺ったことが最終的にその企業に決めた「決め手」となりました。

どういうお話を伺ったのですか?

社長に「地方の中小企業の売り上げが上がることで、雇用が生まれる。

私たちは、ただ広告を出しているのではなく、地方で雇用を生み出しているのだ」というお話を伺いました。それを聞いて、「自分もそういう体験がしたい!」と思いました。

素敵ですね!Namiさんはどうなっていきたいか、何を成し遂げたいかというビジョンをしっかりもっていらっしゃいますが、そうなるために、心掛けていきたいことなどはありますか?

なんとなく時間を過ごすのではなく、未来につなげるために「今、何をすべきなのか」ということを意識しています。

最後に就職活動を控えた後輩たちに、メッセージをお願いします!

就職活動は長いので、ペース配分を考えたほうがいいと思います。

私は、スタートからとばして、集中力が切れてしまった部分もあるので。自分の大事な時期に焦点を絞って、そこで力を発揮できるようにしたらいいと思います!

ありがとうございました!

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About Author

吉川茉莉香

学習院大学文学部4年。アートとコーヒーをこよなく愛しています。世界中の人と友達になりたい!という思いから、大学でフランス語を専攻、また1年間アメリカに留学していました(トリリンガルには程遠いですが・・・)。無事に就職活動を終え、来春から美容メーカーではたらくことになりました。学生記者の活動を通して、「はたらく」に関する多様な価値観に触れ、自分自身のキャリアに向き合うとともに、女性の皆様の何かヒントになるような記事を書きたいと思っています。

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