起業のアイデアとスピードに圧倒!
日本のリクルートキャリアに勤めていたとき、取引先企業の方によく言われた「リクルートは起業家が多いね!」「副業OKなんてすごい」という言葉。上海では、ダブルワークする人がとても多いんです。
日々インターネットで新しい情報を仕入れて、「これはビジネスになる!」と思えば即実行。自分でカフェを運営したり、タオバオ(ECサイト)上で商品を売ったりは当たり前。起業のアイデアとスピードに圧倒されます!
貸し会議室の運営会社に勤める友人は、空室時に格安で場所貸しをして「中国語教室」をはじめるつもりと言っていました。日本人が教育に通うことで、貸し会議室の営業とつながると考えたのです。本業と副業で相乗効果を生むことができるアイデアを考え、実行できる。一緒に仕事をしていて、わくわくしますね。
スキルアップに貪欲な中国人OLたち
日本で副業が少なく、中国で副業が多いのは、制度の問題なんでしょうか?
いえ違うんです。実は、中国も基本的には副業、ダブルワークはNGなんです。禁止されながらも果敢にチャレンジする中国人OLたちには、どんなマインドがあるんでしょう。
日本では、未だに大手企業に行きたい新卒学生が半数以上を占めます。そうなると、大企業に就職することが目的になってしまいがち。もちろん、中国でも大手企業に就職したい学生はいますが、彼女たちはその会社で長く勤め続けることを目的としていません。
本当に必要なのは「私は◯◯ができる、◯◯に強い」と言えるスキルを身につけ、自分自身のセールスポイントにできることだと理解しています。だから、彼女たちは自身のスキルアップに貪欲で、日々果敢にチャレンジしているんです。
彼女たちと一緒に目標を語り合えますか?
ちょうど今、日本と同じく中国でも就職活動真っ只中。中には日本に興味関心を持ち、就職活動に臨んでいる学生もいます。そんな中国人学生から、ESや面接アドバイスを求められることも。つまり、みなさんがチャレンジ精神旺盛な彼女たちと同僚になる日も近いということなんです。
今の自分と彼女たちを比べて、どう感じますか?
同じ土俵に立ったとき、一緒に目標を語り合えますか?
私は上海での生活で、日々彼女たちのがんばりに刺激を受けてます。日々新たな発見があるわくわくする環境です。日本だけでなく、世界にも目を向けて見てください。ちょっとした視野の変化が、明日の働きや価値観を変えて、グローバルへの一歩を踏み出すきっかけになるかもしれませんね!
[ad name=”上海で働く女子のリアル♪”]