Maiさんの就活スケジュール (通信/大手通信事業会社 総合職)
6月 |
就活自己分析セミナーに参加。やりたいことが何なのか、遠い未来の自分を想像して、どう働いていきたいかを真剣に考えるようになりました。自己PRの内容に悩み始めたのもこの時期です。 |
8月 |
夏休みは2つのインターンを経験。大手証券会社でのインターンから、金融のお仕事は私に合っていないと感じました。一方、人材派遣会社のインターンを通しては、会社の利益を自分で創ることができる“総合職”の魅力を発見しました。 |
10月 |
会社説明会に参加。ここから1月まで、4年生の先輩に就活体験談を聞きESを見てもらい、相談に乗ってもらっていました。OB・OG訪問にもたくさん行きました。 |
2月 |
面接開始。エントリーシートを出したのは30社くらい、面接は15社受けました。最終面接に進んだのは2社です。一般職を勧められた会社もありましたが総合職への希望は変わりませんでした。 |
4月 |
何がしたいかを、一番本気で考えさせたられたこの会社に内定をもらい、就活を終えました。熱心な意欲が伝わりました! |
インターンの経験が就活の軸に
初めから希望業種や職種は決まっていましたか?
最初はただ漠然と「旅行が好きだから旅行関係の仕事?」「旅行関係なら人の幸せを直接サポートできるんじゃないか」と考えていました。でも、3年生の夏休みに大手人材派遣会社のインターンを経験し、考え方がちょっとずつ変わってきたんです。人の幸せを支えられる仕事は他にもたくさんあることを知り、より多くの人の生活に関われる仕事がしたい!と思うようになったんです。これがきっかけで、旅行業界に的を絞る必要はないんだ、と思うようになりました。
総合職に絞った理由を教えてください。
就活を始めたばかりのころは、一般職でもいいかなと思っていました。そんな中でのインターン。ここで初めて、会社の利益を自分でつくり出すことの面白さを経験したんです。自分が考えて行動したことが組織としての利益に繋がること、このやりがいが総合職に絞るきっかけになったんです。
やりがい重視!厳しい環境で働きたい
会社選びの軸はなんですか?
重視したポイントは主に3つあります。1つ目は、結婚しても続けられる制度が整っているかどうかではなく、結婚・出産後も続けたい!と思えるような仕事内容かどうかということ。2つ目は、明確な目標に向かって突き進んでいくような、自分に厳しい環境で働ける会社かどうかということ。もともと自分で課題や目標を見つけ、それに向かって努力することが好きでした。その証には2年生のとき、旅行業務の国家資格を取得しました。3つ目は、多くの人の生活に関われる仕事であるかどうかです。働くということを考えたときに、より多くの人の幸せを生み出すために働きたい、と思っていました。
OG訪問ではどんなことを質問したのですか?
若手でも中身のある仕事を任せてもらえるのか、職場の女性の立ち位置、具体的な仕事内容、結婚後続けている女性がどれくらいいるかなど、会社説明会と実際の職場の様子にギャップがあるかどうか確認するような質問をしていましたね。その中でも一番重視したポイントは、“会社の利益を自分でつくることができるのか”ということです。たとえ働きやすい環境、女性に優しい環境が整っていたとしても、自分がその仕事に夢中になれなかったら続けられないんじゃないかなって思ったんです。だからOGの方には、やりがいや充実感を探るような質問をしていました。
「一番」を見つけた!
内定された企業に決めた理由を教えてください。
私の内定先は通信事業会社です。今みんなが持っている携帯電話に関するこの仕事は、たくさんのお客さんの支えになること間違いなしだと思いました。この業界の将来性にも期待できますしね。それと、私はこの会社に3つの一番を感じたんです。
1つ目は、面接の際に話した就活生の雰囲気が一番よかった!という点。みんな面白かったんです。こんな仲間と働きたい!と思うようなメンバーが集まっていました。もちろん会社の制度や上司も大事だけど、一緒に働く仲間がどんな人たちなのかは、働く上でとても重要なポイントだと思います。
2つ目は、一番多くの人に会わせてくれたという点ですね。一万人の社員がいる大きな会社なのでいろんな働き方があります。WEB上や説明会で多くの社員と話すことで、自分の将来を想像するのが楽しかったです。3つ目は、一番考えさせられた企業だったということです。この会社で何がしたいか、どういうビジョンを持っているか本気で考えられました。それがESでも面接でも伝わったんだと思います。
自己PRではどんなことを言いましたか?
大学生時代、携帯電話のキャンペーンのアルバイトをやっていました。お客様の要望を上手く聞き出し、それに沿った最良の商品・プランを提案するアルバイトです。この経験を元に、お客様のニーズを聞き出す“ヒアリング力”の高さをアピールしました。
片想いはだめ。両想いの企業を!
就職活動を通して一番大変だったこととは何ですか?
う~ん、まずは受からないことですね。精神的にも体力的にもピークが来て駅で泣き出したこともありましたよ。今までの試験は勉強すれば成果が出るものだったけど、就職活動は両想いにならないといけないんですね。やりきれない思いをたくさん経験しました。でも、一方通行の想いを寄せてその会社に入ったとしても上手くやっていけるとは思いません。両想いの企業が見つかるまで必死に頑張るだけでした。
失敗した経験はありますか?
あるグループ面接で、気負いすぎてしまったせいか自分の意見ばかりになってしまい、落ちてしまいました。意見を出すことと周りの意見を取り入れること、このバランスが重要なんです。それと、私はいろんな職種にエントリーしていたので、一つ一つに時間がかかって全体的に企業研究が足りなかったことです。
一人で就活は乗り切れない
最後に、後輩へメッセージをお願いします
辛いことはたくさんあります。理不尽に思うことも、悔しいこともたくさんあると思いますが、私は、足を動かした人が勝つと思います。少しでも興味を持ったらすぐに調べる、エントリーしてみる。困ったら誰かに相談する、悩む暇があったら解決策を見つける…。そして先輩・友達・大学の職員さんなど、身近にいる人たちの力を存分に借りるべきです。就職活動は自分と真正面から向かい合える絶好のチャンスです。今までの自分、これからの自分を真剣に考えるまたとない機会です。通信技術を活用して、就活を乗り切ってください!!(笑)