Chiakiさんの就活スケジュール(メーカー/大手機械メーカー)
10月・11月 |
学内の企業説明会に参加していました。この時期によく開催されている合同説明会には、特に参加していませんでした。 |
12月 |
説明会を開催する企業が多くなり、頻繁に行くようになりました。 |
2月 |
就活に専念し始めました。エントリーシートは初めのうちは1日に一枚しか書けず、アルバイトをお休みしました。最も忙しい一カ月だったと思います。 |
3月 |
2月の怒涛の忙しさが少し落ち着いたものの、選考を落選し始めました。手ごたえがあっても落ちてしまうということもあり、先輩に会って気を付けた方がいいことを聞くなどして、とにかく時間ができたら人と会っていました。 |
4月 |
4月に入っても引き続き、企業説明会には参加し続けました。不安になった時こそ行動していました。 |
5月 |
ゴールデンウィーク前に、2社内定を頂きました。 |
たくさんの業界を見ることが、本当にやりたいことの発見につながった。
最初から機械メーカーを志望していたのですか?
最初に志望していたのは人材業界でした。けれどその後いろいろな業界を見るうちに、どんどん志望業界は変わっていって、広告、コンサルタント、不動産とさまざまな業界に興味を持ったのですが、最終的にメーカーを志望しました。
メーカーと言ってもたくさんありますが、Chiakiさんはなぜ機械メーカーを志望したのですか?
まずメーカーを志望した理由は、みんなで1つのものを作りたいという想いから、チームの一員として働きたいと思ったからです。そこでなぜ機械なのかということですが、私は技術を持っている会社で働きたいと思ったんですね。安易な物を売るのではなく、技術者の思い入れのある製品を扱いたいと思ったんです。
なるほど!機械は技術が詰まってできたひとつの作品ですもんね。エントリーシートはどのくらい出しましたか?
エントリーシートは約50社提出しましたね。ほとんど電気機器のメーカーでしたが、不動産も少しだけエントリーシートを提出しました。そのうち面接に進んだのは25社でした。
会社選びの軸―チームを大事にする会社
Chiakiさんにとって会社選びの軸とは何でしょうか?
私が大切に思うのは、チームを大事にする社風ですね。企業理念を確認するのはもちろん、社員さんにお話しを伺ったりもしました。その際「会社の好きなところは何ですか?」と聞いてみて、社員さんが生き生きと語ってくれると、いい会社だと判断できるひとつの材料になると思います。
2社内定を頂いたそうですが、最終的に入社する会社を決定した理由は何だったのでしょうか?
内定を頂いた2社はどちらも機械メーカーだったのですが、決めたきっかけはまず面接のときの社員さんの感じが良かったことですね。そのうえ、同期で張り合える人が多いと感じたことが決め手となりました。
不安になった時こそ行動を!
就活中で苦労した点は何でしたか?
やはり周りの動きは気になりましたね。精神的にはそれほど深くは落ち込まなかったのですが、3月に軒並みエントリーシートが通らなかったときはやはり落ち込みました。2月まではそれなりに皆同じように進んでいくんですが、3月になると面接に進みだす人も出てきたりして、自分がどう行動すればいいか答えが見つからなくなってしまった時期もありました。
どうやってその時期を乗り越えましたか?
とにかく行動すれば後悔はしないと思っていたので、1社でも多くエントリーシートを書いたりだとか、社員さんに会いに行ったりしていました。4月に入っても説明会に参加し、不安になったときこそ行動するように心がけていました。
たしかにそのとき頑張っていれば、後から後悔することもないですよね。就活中に工夫した点を教えてください。
先のことを考えて前もって行動することですね。そのためにスケジュールの管理も大切なので、手帳はシールやペンで色分けして一目でわかりやすいように工夫しました。あとはビジネスの本もたくさん読みました。読んでいくうちに企業側がどんな資質を持った学生が欲しいのかがわかってくるんですよ。自己PRもそこから考えました。
そうなんですか!自己PRはどのようにしましたか?
集団の中で自分がやるべきことを認識し、行動することができるとアピールしました。私はサークルで特に肩書があったわけではないのですが、自主的に何が足りないかを考え、行動に移していたことをPRしました。
Chiakiさんの将来の夢はなんですか?
自分の力で道を切り開く人になりたいですね。周りに信頼され、自分が思っていることを実行できる人間になりたいと思っています。その為にはまず実力を身に付けたいと思っています。将来的には自分にしかできないことをしたいですね。
それでは就活生にメッセージをお願いします!
2点あるのですが…まず1つ目は、マニュアルに頼りすぎないで欲しいということですね。マニュアルが気になってしまう気持ちもわかるのですが、マニュアルに頼ったとしても、最後は自分を見られるわけだから、自分がいかに企業に求められる人材になっているかが内定につながるコツだと思います。2つ目は、とにかく行動することが大切です。就活はいつから始めたから受かるとか、そういう答えってないんですよね。だからこそ後悔しないように行動しておくことが大切です。友達の言葉で「努力している人が最後に身に付ける能力が運」と言っていたんですが、これはまさに本当だと思います。
最後に1・2年生に向けてもメッセージをお願いします。
学生時代に挫折を経験することは大事だと思います。まず、目標を立てなければ挫折もしないですからね。企業の方は学生に対して諦めない能力とストレス耐性を見ています。まず、目標を立てることから始めてみてください。