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    先輩インタビュー

    自分の人生を生きる、美しい母を増やしたい vol.1(マドレボニータ)

    ハナジョブ学生記者By ハナジョブ学生記者2015年8月17日Updated:2022年10月29日1 Min Read
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    マドレボニータの連載「母となって働く」と連動した、代表の吉岡マコさんのスペシャルインタビューです!2015年夏休み特集として、全4回でお届けします。

    NPO法人マドレボニータは、出産後の女性のための心と体を健康にするためのエクササイズとコミュニケーション力を取り戻すワークを全国の女性に届けています。

    マドレボニータが提唱しているのが“Live Your Life”。いったいどんな意味が込められているのでしょうか。

    マドレボニータを立ち上げた、代表の吉岡マコさんの「これまで」と「これから」を伺いました!(2015年7月時点の情報です)

    Contents
    1. 「体育が嫌で、保健室で村上春樹を読んでいたこともありました」
    2. 自分を変えた、1週間の合宿
    3. 手ごたえを感じず虚しさを感じた、大学院での研究
    4. 24歳、出産

    「体育が嫌で、保健室で村上春樹を読んでいたこともありました」

    マドレボニータでは出産後の女性にエクササイズを教えていますが、吉岡マコさんは昔から身体を動かすことが好きだったわけではないようです。

    自分の体を好きになれなかった、暗黒時代

    小さい頃から運動や身体に興味があったのでしょうか?

    いいえ。高3の時は体育をやりたくなくて、できるだけ保健室で過ごして、村上春樹の本を読んだりしていました(笑)。

    小さいときは走るのも速かったんだけど、だんだん成長で体が変化するとともに重くなって、体を動かすことを全然楽しめなくなったんですよね。

    小学5年生で、身長164㎝あって。みんなより頭一つ分大きかったので、猫背で過ごしていましたね。天真爛漫だった頃の体が好きで、自分の体の変化を受け入れるのがすごく嫌でした。

    098-IMG_3272

    でも、そういう気持ちがあったからこそ、体を快適に動かすことや、体が快適になることで気持ちも前向きになれることを実感しています。

    体に対する貪欲さを、もっと持ってもいいのではないかと。その暗黒の、自分の体を好きになれなかった自分、思うように動かなかった時代、それをリベンジしたいという気持ちがあります。

    変わったきっかけは何ですか?

    大学生時代、映画や演劇や舞台、芸術に興味がありました。最初は見に行く側だったんだけど、何を思ったのか自分も体動かしてみたいなと思うようになって。

    そしてダンスをはじめたりしました。ジャズダンスとか、ワハハ本舗のバックダンサーもやったりして。

    098-IMG_3205

    自分を変えた、1週間の合宿

    大学生時代に、映画、演劇、舞台の芸術に興味を持ち、ダンスを始めたマコさん。その後、人生を変える大きな出会いがありました。 

    体を酷使したあとに待っていた爽快感

    体を動かすことに対する気持ちの変化は、大学時代にあったのですね。

    大駱駝艦(だいらくだかん)という麿赤児さんが率いる舞踏集団があるのですが知っていますか?毎年夏休みに合宿をやっていて、大学2年生のときにその合宿に1週間参加したんです。

    合宿には大駱駝艦の人たちだけではなく、学生さんや役者さんが20人くらい集まりました。

    朝6時に起きて、海に走りに行って、砂浜で稽古して、帰ってきてお昼ご飯作り、食べてまた稽古して、また夜も稽古して。

    1日目から筋肉痛になり、「明日帰りたい」と思いました。2日目に「もう本気で荷物まとめて帰りたい」と思って、3日目に「今日こそもう帰ろう」と思いました(笑)。でも、なんだかんだ楽しくて。

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    すごくハードですね!

    あの人たちはとても体を使うのですが、たくさんお酒も飲んで夜に大騒ぎするんですよ。でも翌日6時にはしっかり起きて、雑巾がけや走り込みをしていて。

    健全なのか不健全なのかよくわからないのですが、そういう空気がなんだか面白くて。とてもハードだったのですが、結局最後まで頑張りました。

    そして、合宿から帰ったとき、とても爽快な気分になりました。

    合宿後も体にエネルギーが漲りすぎて、その漲るエネルギーを解放するために朝6時に起きて走りに行ったりしていましたね。

    体と心のつながりを研究したい

    大学ではどのように過ごしていましたか?

    わりと真面目に授業に出席していて、特にアメリカ文学と科学史の先生には影響を受けました。

    アメリカ文学の先生は翻訳家としても活躍されていて、毎回宿題が出るんだけど、ちゃんとやっていくとしっかり読み込んで赤で感想を書いてくれて。未だにその宿題を取ってあります。

    科学史では、サイエンスという学問のあり方、科学がどう世界に影響を与えるのかという話を聞いて、理系の院に進むきっかけになりました。

    ほかには、興味があった、映画、演劇、アメリカ文学の授業を受けていましたね。

    授業で影響を受けて、映画や舞台をかなり観に行っていました。先生が、フランスのエリック・ロメールの映画を紹介してくれたりして。

    098-IMG_3204

    専攻では、どのようなことを学んでいたのでしょうか?

    専攻は美学芸術学、身体論で卒論を書きました。

    17世紀くらいからのヨーロッパの身体論というのは医学が発達し始めた時期で、人間の体を機械としてとらえる、感情と体は関係ないという考え方が主流。

    アメリカの60年代に、これとは違う潮流がでてきて、感情が臓器に影響を与えるという考え方。

    今ではこちらのほうが常識になってきているけど、17世紀はそういう考え方が全然なくて、体は機械みたいに思われていたの。体と心が分離されて扱われていて、たとえば五輪も記録主義になっていったのはそういう背景があるから。

    大学では美学芸術学という視点で、体を研究していたんですね。

    論文を書き終わったころ、身体論は哲学であるけれど哲学に過ぎないなと思ったんですよね。実際に私が体験した、あの合宿から帰ってきたあとの、あの爽快感はなんだったのだろう、と。そういう体と心のつながりというものを研究したいなぁと思って、大学院に進みました。

    大学ではキャリアプランを考えなさいと言われます。吉岡さんは学生のとき、キャリアについて考えていましたか?

    実は大学卒業するときには、ちゃんとキャリアプランを考えていたんですよ。研究者になって、何年に修士号、博士号とって助手として活躍して、30何歳で教授職になってとか、そういうことまで。

    頭で考えていたキャリアプランとは全然違う道に行ってしまったけど、研究者としてのマインドは今でもすごく役に立っていると思います。プログラムを研究するとか、成果をちゃんと測定するとか。

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    手ごたえを感じず虚しさを感じた、大学院での研究

    身体論と演劇の合宿で感じた爽快感に違いを感じ、その疑問を研究するために大学院に進んだマコさん。大学院ではどんなふうに過ごしていたのでしょうか。

    研究室で感じた限界

    大学院時代はどのように過ごしていましたか?

    修士1年はひたすら実験の手伝いをしていました。

    五輪の強化選手が研究室に最大酸素摂取量とかを計測に来たり、水中体重を測ったりするので、そのお手伝いですね。

    その頃は、自分の中で、研究室のなかでの「研究の限界」というものを強く感じていて、煮詰まっていました。体と心のつながりについて論文を書こうと思っていましたが、出口が見えなくなっていました。

    ギリシャに行かれたのは大学院時代ですよね

    指導教官の先生が、私がくすぶっているのを見て、「ギリシャでオリンピックスタディという、全世界の大学院生が集まって研修会みたいなものを3か月やるから参加してみないか」と誘ってくれて。

    17世紀の身体観と現代オリンピックとの繋がりをちょうど卒業論文でも書いていて、この卒論をそのまま英語に直したものを持って、ギリシャに行きました。

    先生もそれがブレイクスルーになると思ってくれていたと思うのですが、恋人を見つけて妊娠して帰ってくるということになってしまいました。

    24歳、出産

    大学院での研究に行き詰まり、ギリシャに行ったマコさん。なんと、ギリシャで妊娠。24歳で出産を決意します。

    修士号よりも大切なこと

    出産に迷いはありませんでしたか?

    098-maco-5本当に結婚してギリシャに住もうと思っていたので、迷いはなかったです。

    大学院での研究に行き詰まっていたので、それなら、子どもを産むとか、自分の体を使って何かやることのほうが、体に関心のあった自分としては、手ごたえのあることのように感じたのでした。

    修士号をとることよりも、家族を作ることのほうがとても尊いことのように思えて。

    大学院での研究より出産を選んだのですね。

    結局、大学院は中退。

    日本で出産して、出産後のいちばん大事な時期をギリシャ人のパートナーと過ごせなかったことが原因で、彼とは別れてしまって家庭は作れなかったのですが。私も甘かったですね。

    でも、もし私がギリシャに行っていたら、マドレボニータもなかったと思えば、これも意味のあることだったと前向きに捉えたい。

    みんなで手伝い、みんなで見守る

    大学院を辞めて出産することに不安はありませんでしたか?

    今の風潮って、ある程度ちゃんと就職して、キャリアを積んで、パートナーもイクメンで、年収何百万以上で、とかじゃないと子どもなんて産めないっていう感じあるでしょ?そんなこと言ってたら、子どもなんて産めない。

    私が25歳で出産したときに、同世代の友人は仕事に邁進していて、子どものいる生活は縁遠い、というかんじでした。

    その一方で、ダンスをとおして出会った友だちに、面白い子が何人もいて。若くして子どもを産んで、貧乏だけどみんなでご飯作って食べて、みんなで子どもの成長を見守る。みんなで代わる代わる手伝いに行って。

    なんだか豊かな世界だなと思いました。そんな環境にいるうちに私も早く子どもを産みたいって思っちゃった。私の産後を助けてくれたのも、このコミュニティの人たちでした。

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    今、マドレボニータで推奨している「産褥ヘルプ」は、吉岡さんが学生のときに体験していたことだったんですね。出産後はどのように過ごしていましたか?

    友だちが出産に立ち会ってくれたり、産後動けないときに家に来てくれたり、みんなにたくさん助けてもらいました。

    今から行くからって、食材を持って来てくれて、寸胴鍋に大量にトン汁とか作ってくれて、沐浴も手伝ってくれました。

    その子たちのおかげでなんとか過ごせました。

    血の繋がらない人たちがみんなで子育てするという環境に普通に触れていたから、私も、キャリアとかライフプランとか深く考えずに、なんとか育てていけると思っていました。

    お友だちが助けてくれたんですね。

    でも、産んでみると世間は冷たくて、社会は厳しかった。

    私が見てきた人たちは、独自のやり方で生きてきた人たちだったんですよね。自分は考えが甘かったな、と痛感したけれど、甘いと思わざるを得ない社会というのも世知辛いなとも思います。

    もっともっといろんなセイフティネットがあってもいいと、今でも思っています。

    つづく

    (第2回はこちら)

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    吉岡マコ

    NPO法人マドレボニータ代表。

    1972年生まれ。東京大学文学部で身体論を学び、卒業後、同大学院生命環境科学科で運動生理学を学ぶ。1998年に出産。その辛さや産後女性のサポート体制がほとんどないことを知り、産後ケアのヘルスプログラムを独自に研究開発、そして教室を開講。

    2007年にNPO法人マドレボニータを設立し、企業・行政・大学とも連携しながら、プログラムを普及させている。また、産後女性の体と心に関する調査研究事業も積極的に取り組み、「産後白書」を3まで出版している。

    2014年6月には、マドレボニータが日本日経新聞社主催の「第2回日経ソーシャルイニシアチブ大賞」において「国内部門賞」、2015年3月にGoogleインパクトチャレンジ「Women Will賞」を受賞している。

    NPO法人マドレボニータ

    マドレボニータはスペイン語で「美しい母」。母となった女性が主体的な人生を歩むことのできる社会を目指し、「産後」を起点とする社会問題に取り組んでいます。
    「美しい母がふえれば、世界はもっとよくなる」をキャッチフレーズに「子育ての導入期」という最も不安定な時期にある女性の心と身体の健康をサポートしています。

    現在は、産後の心身のリハビリに特化した「産後のボディケア&フィットネス教室」を運営する〈教室事業〉、教室運営を通じて産後女性に寄り添うプロフェッショナルである「産後セルフケアインストラクター」を養成する〈養成事業〉、「産後」という社会問題をより広く啓発していくことを目的とした〈研究開発事業〉の3つの軸で活動しています。

    http://www.madrebonita.com/

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