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	<title>海外在住 &#8211; わたしの未来のキャリアが見つかる｜ハナジョブ for Girls</title>
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	<description>あたらしい、わたしらしい働きかたと出会う</description>
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	<title>海外在住 &#8211; わたしの未来のキャリアが見つかる｜ハナジョブ for Girls</title>
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		<title>デンマーク・ホイスコーレでの戸惑い。人と人の間の中で</title>
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		<dc:creator><![CDATA[的場陽子]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 17 Oct 2016 15:16:37 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[私が日本から離れてデンマークに行った理由]]></category>
		<category><![CDATA[デンマーク]]></category>
		<category><![CDATA[海外在住]]></category>
		<category><![CDATA[海外留学]]></category>
		<category><![CDATA[留学]]></category>
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					<description><![CDATA[大学卒業後、教育系の出版社、そして島根県海士町の公営塾で働いていた的場陽子さん。29才で憧れていた海外留学！留学先はデンマークです。海外での暮らしや学びをデンマークからお届けします！学生時代に留学するかどうか迷っていると [...]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="kakomi">
<p>大学卒業後、教育系の出版社、そして島根県海士町の公営塾で働いていた的場陽子さん。29才で憧れていた海外留学！留学先はデンマークです。海外での暮らしや学びをデンマークからお届けします！学生時代に留学するかどうか迷っているというみなさん、社会人になってからの留学を選択肢に入れてみては？（過去の記事は<a href="https://hanajob.jp/guest-writer/yokomatoba/">こちら→『立ちどまれるって素晴らしい！私が日本から離れてデンマークに行った理由』</a>）</p>
</div>
<h2>積み上がってしまった壁</h2>
<p>9月の終わりから始まった秋学期も約2ヶ月が経ち、デンマークも秋というより冬のような季節になってきた11月半ば、私は突如として壁が自分の目の前に出現した感覚に陥りました。</p>
<p>会話に、徐々に自信がなくなってしまったのです。（この時の私は、デンマーク語の授業を多めに受講してはいましたが、日常会話はほとんど英語で行っていました。）</p>
<p>それまで自分なりに英語を話していて、特別留学前に英会話をしていた訳ではないのに、我ながら頑張っているな、と思っていた矢先のこと。</p>
<p>自己紹介やなぜホイスコーレに来たのか、受けている授業は何かといったような、日本の学校でも新しいクラスで交わすような自分にまつわることから、徐々に毎日の生活に関する他愛もない話に変わっていったころからでした。</p>
<p>最初はみんなの話す速度が早まって聞き取りにくくなってきたのかな・・・そんな風に語学に不慣れなせいだと思っていたのですが、次第に自分がなにを話していいのかわからない、といったことが根本にある戸惑いではないか、と思うようになりました。</p>
<figure id="attachment_6235" aria-describedby="caption-attachment-6235" style="width: 1280px" class="wp-caption alignnone"><img fetchpriority="high" decoding="async" class="wp-image-6235 size-full" src="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-01.jpg" alt="hanajob-matoba04-01" width="1280" height="800" srcset="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-01.jpg 1280w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-01-300x188.jpg 300w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-01-768x480.jpg 768w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-01-1024x640.jpg 1024w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /><figcaption id="caption-attachment-6235" class="wp-caption-text">10月末に1週間ほどで行われたハンガリーへの研修旅行。大体どの学校も学期に1回デンマーク外での研修旅行があります（photo by Kovacs V. Sara）</figcaption></figure>
<p>この状態に私は相当驚きました。というのも、これまで話の輪に入れないことがなかったからです。</p>
<p>私は大学生の頃から飲み会の幹事やゼミ長、サークルの副部長など大人数を取り仕切ったり、空気をつくったりする役職をやることが多く、自分でいうのもおこがましいのですが、「場の空気を読むこと」は自分のスキルとすら思っていました。</p>
<p>けれども、いざ食事の時間が始まると、本当になにを話せばいいのかうろたえる日々が続きました。</p>
<h2>苦痛になってしまった食事の時間</h2>
<p>食事は全員で一緒に食べる、というものがホイスコーレ共通の決まりにあります。</p>
<p>私の学校は特に料理に力を入れている学校でもあったので、みんなが着席し、キッチンレディー（料理をしてくれるスタッフ）の説明を聞いてから、“いただきます”をする、という流れでした。</p>
<p>そして、これもまた多くのホイスコーレにある習慣なのですが、食事のあとにメッセージタイムという時間があり、先生からの午後の授業に関するお知らせや生徒同士の情報共有提案などが行われるのです。</p>
<p>つまり、自分の食事が終わっても理由がなければ席を立つことは許されず、会話をしなければいけないのでした。</p>
<p><figure id="attachment_6234" aria-describedby="caption-attachment-6234" style="width: 1280px" class="wp-caption alignnone"><img decoding="async" class="wp-image-6234 size-full" src="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-02.jpg" alt="hanajob-matoba04-02" width="1280" height="800" srcset="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-02.jpg 1280w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-02-300x188.jpg 300w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-02-768x480.jpg 768w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-02-1024x640.jpg 1024w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /><figcaption id="caption-attachment-6234" class="wp-caption-text">キッチンレディー（右）による料理の説明を生徒（左）が英語に訳します</figcaption></figure> <figure id="attachment_6231" aria-describedby="caption-attachment-6231" style="width: 1280px" class="wp-caption alignnone"><img decoding="async" class="wp-image-6231 size-full" src="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-03.jpg" alt="hanajob-matoba04-03" width="1280" height="800" srcset="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-03.jpg 1280w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-03-300x188.jpg 300w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-03-768x480.jpg 768w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-03-1024x640.jpg 1024w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /><figcaption id="caption-attachment-6231" class="wp-caption-text">私の学校は、学校の近くでとれた有機野菜やオーガニックの肉魚だけを使った料理。美味しくてつい食べ過ぎちゃいます</figcaption></figure></p>
<p>自分と同じ授業の友人の近くに座ったときは、あっという間に時間は過ぎて行きます。</p>
<p>けれども選択授業が違ったりで、2ヶ月経ってもまだそんなに知らない友人の近くに座ることになった場合、私は自分の空気を消すようになりました。</p>
<p>聞き役に徹する、というより、その場の空気に影響をしないよう振る舞いたいと思っていたのです。けれどもそれは、元々人に質問をしたり話を聞くことを長年してきた自分にとって、場に貢献していないんじゃないか、という罪悪感が伴ったり、自分の居場所がないような、そんな苦しい時間でした。</p>
<h2>初めての相談</h2>
<p>とある日、ハンガリー人のMark（マーク）という男の子と話す時間がありました。</p>
<p>Markは普段から日本語で「おはよう！」「ありがとう」といった挨拶や、日本人の私たちがよく使う「すごーい」や「かわいいー」といった言葉を絶妙なタイミングで使って場を和ませてくれる子でした。</p>
<p>彼はとても好奇心旺盛で、料理や陶芸の授業中に先生を質問攻めにする子でもありました。</p>
<p>Markの質問タイムが始まると、「またMarkが質問しはじめた、やれやれ・・・」といった様子で、周囲がニヤニヤし始めたり。東欧のアクセントのある英語もジョークでモノマネされるような、そんな愛されキャラのMarkに、私は「どうやって英語を上達したの？最近自分の話したいことが英語でうまく話せなくてしんどいんだよね・・・」と、学校に入って初めて誰かに相談してみたのです。</p>
<figure id="attachment_6233" aria-describedby="caption-attachment-6233" style="width: 1280px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-6233 size-full" src="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-04.jpg" alt="hanajob-matoba04-04" width="1280" height="800" srcset="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-04.jpg 1280w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-04-300x188.jpg 300w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-04-768x480.jpg 768w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-04-1024x640.jpg 1024w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /><figcaption id="caption-attachment-6233" class="wp-caption-text">いつも、何事にも興味津津なMark（一番右） （photo by Kovacs V. Sara）</figcaption></figure>
<p>Markはすごく丁寧に答えてくれました。</p>
<p>日本同様、ハンガリーもヨーロッパの中では決して英語教育が早い方ではないそうです。彼は早くからハンガリー以外での大学進学も視野に入れていたことから、アメリカのアニメやドラマ、映画を見ていたとのこと。</p>
<p>そんな彼が私に1つ質問を投げかけました。「それで陽子は英語を使ってなにを表現したいの？」</p>
<p>それがMarkの質問。</p>
<p>思いがけず、私は答えに窮してしまったのです。私にはたくさん話したいことや、表現したいことがある。Markに聞かれるまではそのように思っていたのですが、実のところそんなにないのかもしれない、とその時に気づいたのです。</p>
<p>けれども、なんとか絞り出して、「自分の感じていることとか、考えていることとか、伝えたいよ。けれどもちゃんと言えるか、とか表現が合っているか、とか考えると言葉が出てこなくなる」と言いました。</p>
<p>するとMarkがくれた言葉は、私の肩にそっと手をおいてくれるような、そんな言葉でした。</p>
<h2>私が怖がっていたこと、は？</h2>
<p>「陽子、ここには陽子の英語がわからないからといって笑う人は一人もいないよ。僕だって、ハンガリーのアクセントが強いから、時々聞き取ってもらえないし。僕が怖いのは、誰かを傷つけたり、愚かな発言をしてしまったりすることだけだよ。みんな僕たち留学生の話に耳を傾けてくれるしね。自分の英語が1回で伝わらないことは怖くない」</p>
<p>そのMarkの言葉が、私のお腹の中にすとんと落ちる。そんな感覚でした。</p>
<p>そして、その日以降、私が会話するのが少し怖いな・・・と思い始めると、じわじわとその言葉が私の心に染みてくるようになったのです。</p>
<p>自分が何を怖がっていたのか、が次第にわかってきました。「聞いてくれる人、そしてホイスコーレという、今自分が居る場を信頼すること」それが私に必要なことでした。</p>
<h2>1日1つの挑戦</h2>
<p>とはいえ、「信頼する」というのは簡単にできるものではありません。</p>
<p>元々トラブルや不信感があった訳ではないので、余計にどうして信頼関係がなかなか芽生えないのか、不思議でもありました。周りのみんなはいつもどおり生活をしているだけです。私ひとりが乗り切れずに戸惑っている、そんな状況のように感じてしまっていました。</p>
<p>でもとにかく会話は増やしたい。そしてできるだけ新しい人と話してみよう。それを実践するために、1日1つ、小さな挑戦をする、ということを自分に課しました。それらは本当に些細なことから。</p>
<p>例えば何か親切にしてもらった時、日本人だと会釈や表情で済ましてしまいがちなところを、”Thank you”と大きめの声で、目を合わせて伝えるようにしたり。自分自身の親切にお礼を言われたときは、”You are welcome.”と伝えていきました。</p>
<p>自分がしてもらって嬉しかったことも、真似するようにしました。</p>
<p>Jeanne（シェンヌ）という私にとってかけがえのない友人の一人である彼女は、朝や夜“おはよう”“おやすみ”と言ってくれる時、必ず“Yoko”と添えてくれていました。そんな、ちょっとしたこと。</p>
<p>けれども名前を呼んでもらうということは、自分をそこに存在させてくれるものであり、自分だけに向けられた言葉はとても温かさをくれる、ということを私は彼女に教えてもらいました。</p>
<p>徐々に、食事の時に隣になった人には、“授業どうだった？”や“最近どう？”というように簡単な質問を必ずするようにしました。</p>
<p>今更と思われるかもしれないと思っていて避けていたプロフィール事項（家族構成や出身地のことなど）も、思い切って聞くことに。</p>
<p>会話がそこまで長続きしないことも多々あったけれども、その時のしょんぼりよりも、思いがけず会話が長引いた時の方が数倍嬉しくなってくると、次第に日常会話をそこまで気にしなくなってきました。</p>
<p>会話というのは、空気を壊すことを気にしながらするものではなく、今横に居る人を気にかけることではないか、そんな基本的なことを私は次第に感じるようになりました。</p>
<h2>沈黙の先に生まれる空気</h2>
<p>デンマーク人が大事にする“Hygge”（ヒュッゲ）という言葉。デンマーク人に“Hygge”ってなに？って聞くと彼らは少し悩みながら、様々な答えをくれます。</p>
<p>それは、「リラックスする時間」であったり、「友達や彼氏、家族とゆっくりする時間」であったり。「お茶を飲みながら話したり、編み物をしたりする時間」「焚き火」と答えてくれた友人もいました。</p>
<p>私はデンマークでの生活を過ごしながら、様々な形のHyggeな時間を周りから与えてもらいました。そして、“安心できる場”“心身ともにゆったりできる時間”というように解釈しています。</p>
<p>Hyggeな空間は静かな場であることが多いように私は思います。おしゃべりが盛り上がったりして楽しい！というより、暗い照明の部屋で静かに音楽を聴きながらたまに話したり、夜空の下で周りの自然を感じながら星を見たり。その場の空気と、そしてその場にいる人の空気を楽しむ、そんな時間でした。</p>
<figure id="attachment_6232" aria-describedby="caption-attachment-6232" style="width: 1280px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-6232 size-full" src="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-05.jpg" alt="hanajob-matoba04-05" width="1280" height="800" srcset="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-05.jpg 1280w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-05-300x188.jpg 300w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-05-768x480.jpg 768w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-05-1024x640.jpg 1024w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /><figcaption id="caption-attachment-6232" class="wp-caption-text">Hyggeな一場面。みんなが集まっておしゃべりできるCommon room(space)はデンマークの間取りでとても大切。 （photo by Kovacs V. Sara）</figcaption></figure>
<p>来て間もない頃、デンマーク人は話すのが早くておしゃべりな人が多いし、毎週末にいろんなパーティーがあったりで賑やかな国民性なんだ、と思っていました。</p>
<p>けれど、時間が経つにつれて、彼らが持つもう一つの気質にも気づきました。それは、とても周りにいる人たちの存在を大切にし、受けとめるのがうまいな、ということです。</p>
<p>彼らは沈黙を悪いもの、と感じていません。会話の合間に発生する沈黙は、自分の思考を反芻したり、相手の感情を受けとめたりするために使っているように、私は感じていました。</p>
<h2>コミュニケーション力ってなんだろう</h2>
<p>相手の存在を確かめるように挨拶の時にハグをしたり、目をじっと見つめて話をしたり聞いたり。</p>
<p>そういうことをとても日常的に行っていて、そしてそれを特別なことだと思っていない様子の彼らと共に生活していて、私はふと、日本で働いていた時によく耳にしたコミュニケーション力という言葉を思い出しました。</p>
<p>私は就職活動の時から、「コミュニケーション力」という言葉が社会に氾濫しているように感じていました。</p>
<p>もちろん、周りにいる人や場面や状況に応じて、多種多様なコミュニケーション能力があるので、一つの意味や定義で絞れないのは当然です。そして、会社で周囲と協力しながら仕事を進める上でそれらが必要なことはわかっていました。</p>
<p>ただ、その能力を伸ばしたいと思いながらも、社会人基礎力として論じられるコミュニケーション力というものは、一体なんなのだろうか、という疑問はつきませんでした。</p>
<p>話をわかりやすく、論理的に伝えることができるのがその力なのか？相手の状況に合わせて話し方や話の構造を変えることができること？はたまたは、聞いた話を端的に理解できること？それに対し自分の意見を言えること？</p>
<h2>相手を受けとめる関係</h2>
<p>私がホイスコーレで出会った友人たちは、みんなとてもコミュニケーション力が高く、グローバルな人材のように感じていました。</p>
<p>異文化や外国人に対してとても気さくに接してくれるし、言語や文化の上でマイノリティの私たち外国人の目線に立ってくれるのです。コミュニケーションの本質に対する、日本人とデンマーク人の考え方の差異がそこにあるように私は思いました。</p>
<p>それは国籍関係なく、目の前にいる人のありのまま、その人の大事にしていることを受けとめる、ということ。</p>
<p>言葉だけで相手を理解しよう、自分の考えを伝えようとするのではなく、ささいな仕草や目線、自らが発する空気で目の前の相手に耳を傾け、全身で聞こうとしてくれる。そういう彼らの在り方に私は何度となく救われ、勇気づけられました。</p>
<figure id="attachment_6230" aria-describedby="caption-attachment-6230" style="width: 1280px" class="wp-caption alignnone"><img loading="lazy" decoding="async" class="wp-image-6230 size-full" src="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-06.jpg" alt="hanajob-matoba04-06" width="1280" height="800" srcset="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-06.jpg 1280w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-06-300x188.jpg 300w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-06-768x480.jpg 768w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/10/hanajob-matoba04-06-1024x640.jpg 1024w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /><figcaption id="caption-attachment-6230" class="wp-caption-text">感情を出すことを教わったゴスペルの授業。歌詞を追うことよりも、どうやって想いを声に乗せてテンポよく歌うか、を先生は強調していました。（photo by Kovacs V. Sara）</figcaption></figure>
<p>そしてそれは、誰か一人が突出して高い能力、というのではなく、しばしばその場にいることでみんなのコミュニケーション能力、場が包容力を持っていると感じることすらあったのです。それはとても不思議な感覚でした。</p>
<p>この場では何をいっても大丈夫、受け止めてもらえる。</p>
<p>そういった場で、エリトリアから地中海をゴムボードで渡ってきて、今はデンマークで難民として生活せざるをえない友人が、今の心境や家族のことを語り始めたこともありました。</p>
<p>そして、デンマーク人の友人がつい去年まで精神疾患を患っていて、長く入院していたこと、学期が始まったばかりの時は人と話すことがまだ苦手だったことなどを、朝の朝礼の時間に話してくれたこともありました。</p>
<h2>a kind of Therapy</h2>
<p>来学期からの入学を検討している一人のデンマーク人が見学に来た時のこと。</p>
<p>その人と私とハンガリー人のSara（シャーラ）と話していて、見学に来ていた人に「ホイスコーレはどう？どんな場所って感じる？」と質問されました。その時Saraが返した言葉に、私は同じように感じていた人がいたんだ、とびっくりしました。</p>
<p>「ゆっくり時間を過ごして、みんなのことを知って、一種のセラピーみたい」</p>
<p>a kind of Therapy.　人とじっくり人間関係を築いていくこと。もし傷を抱えている人がその中にいた場合、傷を癒す助けになるということ。まさにそれを私も実感していました。</p>
<p>なぜなら、私自身も日本での生活で、それまでの自分の人生で膿ませてしまっていた自分の傷が少しずつ癒えていくのを実感していたからです。</p>
<p>次回は、ホイスコーレの根底にある3つの哲学を絡め合わせながら、私が今までの人生で向き合えていなかったことにどうやって向き合っていったかを書いていきます。</p>
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		<item>
		<title>ハナジョブ2015年31週目（7月27日〜8月2日）の人気記事ランキング！</title>
		<link>https://hanajob.jp/hanajobnews-89/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[ハナジョブ編集部]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 03 Aug 2015 08:04:08 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ハナジョブニュース]]></category>
		<category><![CDATA[ランキング]]></category>
		<category><![CDATA[海外在住]]></category>
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					<description><![CDATA[ハナジョブ2015年31週目（7月27日〜8月2日）の人気記事ランキング！ 1位 妊娠時に働いていた女性の5割が仕事を継続！（2010年〜2014年） 2位 マドレボニータの事務局長は海外在住！【後編】＜母となって働く  [...]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ハナジョブ2015年31週目（7月27日〜8月2日）の人気記事ランキング！</p>
<div class="kakomi">
<p>1位</p>
<p><a href="https://hanajob.jp/2015/07/26/hanajobnews-78/">妊娠時に働いていた女性の5割が仕事を継続！（2010年〜2014年）</a></p>
<p>2位</p>
<p><a href="https://hanajob.jp/2015/07/28/madrebonita-03/">マドレボニータの事務局長は海外在住！【後編】＜母となって働く vol.03＞</a></p>
<p>3位</p>
<p><a href="https://hanajob.jp/2015/07/28/hanajobnews-81/">上司の我慢できないところ、第1位は？</a></p>
</div>
<p>1位は、出産後も働き続けている女性が増えたという「ハナジョブニュース」の記事でした。10年前は6割でしたが、現在5割以上の女性が仕事を継続しているようです。この10年で、女性の意識の変化や企業の取り組みが大きく変化してきていますね。</p>
<p>2位は、NPO法人マドレボニータ連載の第3回目。どうやって米国で「日本のNPOの事務局長」として働いているのか、どんな工夫をしているのかを書いてくださいました。</p>
<p>3位は、理想の上司や上司の我慢できないところに関する「ハナジョブニュース」の記事でした。上司の我慢できないところは「人によって態度を変える」が1位。上司というだけではなく、人間として我慢ができない態度といえそうです。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>マドレボニータの事務局長は海外在住！【後編】＜母となって働く vol.03＞</title>
		<link>https://hanajob.jp/madrebonita-03/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[NPO法人マドレボニータ]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 28 Jul 2015 09:18:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[母となって働く]]></category>
		<category><![CDATA[NPO]]></category>
		<category><![CDATA[ボランティア]]></category>
		<category><![CDATA[マドレボニータ]]></category>
		<category><![CDATA[リモートワーク]]></category>
		<category><![CDATA[海外在住]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://hanajob.jp/?p=3331</guid>

					<description><![CDATA[マドレボニータはスペイン語で「美しい母」。母となった女性たちの産後をケアするNPOです。スタッフの多くが現役子育て中の母たち。出産やパートナーの転勤に伴う転居など、ライフステージの変化に合わせて新しい「働き方のかたち」を [...]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="kakomi">
<p>マドレボニータはスペイン語で「美しい母」。母となった女性たちの産後をケアするNPOです。スタッフの多くが現役子育て中の母たち。出産やパートナーの転勤に伴う転居など、ライフステージの変化に合わせて新しい「働き方のかたち」を生み出し続けています。彼女たちの多様な働き方をみなさんにお伝えします。</p>
</div>
<p>こんにちは！NPO法人マドレボニータの事務局長、北澤ちさとです。</p>
<p>現在はアメリカのノースカロライナに住んでいます。前回の「<a href="https://hanajob.jp/2015/07/15/madrebonita-02/">マドレボニータの事務局長は海外在住！【前編】</a>」では、結婚を機に仕事をやめたわたしが再就職をするまでをお伝えしました。</p>
<p>今回は、海外に住みながら日本のNPOの仕事をする、という現在の「働き方」についてお伝えしていきたいと思います！</p>
<h2>マドレボニータにはオフィスがない！</h2>
<h3>リビングや出先のカフェで仕事</h3>
<p>2013年の11月、夫と9歳、6歳の子どもと一家4人で、アメリカのノースカロライナ州に移住しました。</p>
<p>マドレボニータにはもともと「事務所」というものがありません。メンバーはそれぞれ自宅を仕事場にしていて、普段のコミュニケーションはチャットワークやFacebookなどを使って行い、ミーティングもSkypeを使っています。リビングや出先のカフェのテーブルがインターネットでつながって、「マドレのオフィス」になっている、というイメージです。</p>
<h3>スーツケースの上で、Skypeミーティング！</h3>
<p>そんなもともとの環境も手伝って、海外移住が決まったときにも「退職しよう」という発想はありませんでした。国内で転居して仕事を続けていた仲間もいたので、「海外といってもあんがい自然な流れで行けるのでは？」という気持ちはありました。</p>
<p>渡米してはじめてSkypeをつないだときにはテーブルがまだ入っておらず、スーツケースの上にパソコンを載せてしゃべっていました。</p>
<p>他の家財道具もほとんどない部屋の中で、国内の仲間からの「声が響いてる！」「がらんとした部屋の音がする！」との声を聞き、ああ、ほんとにアメリカに来たんだなあ、これからここで働いていくんだなあ、と思ったことを覚えています。</p>
<h2>渡米してもスムーズに仕事ができたのは？</h2>
<h3>チャットでこまめに共有</h3>
<p>事務局のチャット記録を振り返ってみると、転居する1年以上前から「もしアメリカに移住するとしたら、どんな業務を引き継いで、どんな業務はアメリカでできそうか、少しずつ意識してやっていきたい」といった言葉がみられます。</p>
<p>夫が将来的な展望として海外勤務を希望していることは、かなり早期に事務局内でシェアをしていました。また「英語のスクールに行き始めました」「住居が決まりそうです」「家具を引き取ってもらいました」などなど、プライベートな面での小さな進捗も、チャットでこまめに伝えていました。</p>
<h3>話したい、知ってほしい</h3>
<p>「情報を共有せねば！」という義務感からというよりは、話したい、知っていてほしい、という気持ちの方が大きかったのですが、あとから仲間に「少しずつ様子を伝えてもらっていたおかげで、ちいさんが移住するんだっていうことがスムーズに受け止められたのはすごくよかった」と言ってもらえました。</p>
<p>スムーズすぎて、一時帰国しても「わー、おかえりーー！！」という感じにならないのが若干残念ではありますが（笑）、こういう働き方が自然に受け入れられていると思うと嬉しいです。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-3350" src="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2015/07/db291f93bf0928ba9c67b0d7eb284d28.jpg" alt="マドレIMG_5644" width="702" height="400" srcset="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2015/07/db291f93bf0928ba9c67b0d7eb284d28.jpg 702w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2015/07/db291f93bf0928ba9c67b0d7eb284d28-300x171.jpg 300w" sizes="(max-width: 702px) 100vw, 702px" /></p>
<h2>時差は大きな問題ではない</h2>
<h3>ミーティングは米国夜間、日本午前にセット</h3>
<p>現在は週4日、日中3〜6時間勤務しています。時差の関係で一番の懸案事項だったミーティングも、主要なものはノースカロライナ時間の夜間、日本での午前中にセットしてもらいました。</p>
<p>日本では勤務時間中ですが、わたしは家族のいる夜間にSkypeをすることになるので、夫と子どもの協力に支えられていると感じます。</p>
<h3>時差だってプラスにできる</h3>
<p>会員さんに向けた書類の発送など、転居に伴いできなくなったこともありますが、逆に利点もたくさんあります。</p>
<p>たとえば、わたしが勤務する時間帯は日本では夜間。メールが届いたりすることもないため、まとまった時間集中して業務にあたることができます。</p>
<p>Webの更新や依頼記事の執筆など、集中してPCに向き合う時間が必要なときには、時差があることの利点を感じます。</p>
<p>また、業務内容が、即時対応が必要なものから、ある程度時間をかけて取り組むものが増えました。その結果、余裕をもって事務局全体を俯瞰することができるようになったのも、思わぬ発見でした。</p>
<h2>移住２年目、ノースカロライナでの暮らし</h2>
<h3>夫との絆も深まった</h3>
<p>子どもたちは平日は現地校、土曜日のみ日本語補習校に通っています。宿題などを含め親がサポートしなければいけない面も多いのは日本も同じ（？）、または日本以上なのかもしれないと思うこともあります。でも、夫婦で協力しあって楽しんで取り組んでいます。</p>
<p>夫は渡米してすぐ、日本語補習校の運営委員長を務めることになったのですが、仕事と家庭以外の第3の場での活動に予想以上の面白さを感じているようです。</p>
<p>アメリカの学校はファンドレイジングが盛ん。夫が学校でやっている取り組みからマドレの事業についてのヒントを得たりと、共通の話題も増えました。</p>
<h3>アメリカでの学びを仕事に活かしたい</h3>
<p>もともと英語が大好きだった私。今年からコミュニティカレッジ（公立の短大）の留学生クラスに通いはじめました。</p>
<p>世界中から集まっている老若男女と共に学ぶ生活はとても刺激的です。午前中は短大、午後は在宅でマドレボニータの仕事、と忙しくはありますが、メリハリのある日々を送っています。</p>
<p>ゆくゆくはアメリカのNPOの事例も学び、マドレボニータの活動をより活性化していきたい、と考えています。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-3115" src="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2015/07/fc915c890a53094b5ceb86e4234e3689.jpg" alt="マドレ2-2" width="702" height="400" srcset="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2015/07/fc915c890a53094b5ceb86e4234e3689.jpg 702w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2015/07/fc915c890a53094b5ceb86e4234e3689-300x171.jpg 300w" sizes="(max-width: 702px) 100vw, 702px" /></p>
<div class="kakomi">
<p><strong><a href="http://www.madrebonita.com/" target="_blank">NPO法人マドレボニータ</a></strong></p>
<p>マドレボニータはスペイン語で「美しい母」。母となった女性が主体的な人生を歩むことのできる社会を目指し、「産後」を起点とする社会問題に取り組んでいます。<br /> 「美しい母がふえれば、世界はもっとよくなる」をキャッチフレーズに「子育ての導入期」という最も不安定な時期にある女性の心と身体の健康をサポートしています。</p>
<p>現在は、産後の心身のリハビリに特化した「産後のボディケア&amp;フィットネス教室」を運営する〈教室事業〉、教室運営を通じて産後女性に寄り添うプロフェッショナルである「産後セルフケアインストラクター」を養成する〈養成事業〉、「産後」という社会問題をより広く啓発していくことを目的とした〈研究開発事業〉の3つの軸で活動しています。</p>
<p><a href="http://www.madrebonita.com/" target="_blank">http://www.madrebonita.com/</a></p>
</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>マドレボニータの事務局長は海外在住！【前編】＜母となって働く vol.02＞</title>
		<link>https://hanajob.jp/madrebonita-02/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[NPO法人マドレボニータ]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 15 Jul 2015 07:11:03 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[母となって働く]]></category>
		<category><![CDATA[NPO]]></category>
		<category><![CDATA[ボランティア]]></category>
		<category><![CDATA[マドレボニータ]]></category>
		<category><![CDATA[リモートワーク]]></category>
		<category><![CDATA[海外在住]]></category>
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					<description><![CDATA[マドレボニータはスペイン語で「美しい母」。母となった女性たちの産後をケアするNPOです。スタッフの多くが現役子育て中の母たち。出産やパートナーの転勤に伴う転居など、ライフステージの変化に合わせて新しい「働き方のかたち」を [...]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="kakomi">
<p>マドレボニータはスペイン語で「美しい母」。母となった女性たちの産後をケアするNPOです。スタッフの多くが現役子育て中の母たち。出産やパートナーの転勤に伴う転居など、ライフステージの変化に合わせて新しい「働き方のかたち」を生み出し続けています。彼女たちの多様な働き方をみなさんにお伝えします。</p>
</div>
<p>こんにちは！NPO法人マドレボニータの事務局長、北澤ちさとです。</p>
<p>現在はアメリカのノースカロライナに住んでいます。結婚を機に仕事をやめたわたしが再就職をするまで、そして海外に住みながら日本のNPOの仕事をする、という現在のわたしの「働き方」についてお伝えしていきたいと思います！</p>
<h2>漠然と「キャリアウーマン的な姿」に憧れて</h2>
<h3>将来の夫と出会った、大学時代</h3>
<p>大学時代はテニスサークルに所属し、予備校で高校生向けチューターのアルバイトをしていました。予備校では冊子をつくったりイベントの企画運営をしたりと、忙しいけれど楽しい毎日。そこで将来の夫にも出会いました！</p>
<p>一方で、仕事を含めた自分の未来については、具体的なイメージを持てずにいました。大学で専攻していた社会学は間口が広すぎて、「社会学」を切り口に就職先を見つけよう、という感じでもありませんでした。</p>
<h3>地域限定総合職からキャリアをスタート</h3>
<p>一般企業で働く「キャリアウーマン的な姿」に憧れてはいましたが、志望職種もなかなか絞りきれないまま、就職活動に突入。当時は就職氷河期でしたが、なんとかリース会社の地域限定総合職として採用されました。</p>
<p>配属された課では営業の女子は私だけ。もともと不器用で、あまり気配りができる性格ではないので、所属長や女性事務職の先輩方とのコミュニケーションには苦労しました。でも、同期や先輩とは日々の残業を共にし、たくさん助けてもらいながら営業としての経験を少しずつ重ねていくことができました。</p>
<h2>出産したら「しばらくは家庭に専念」？</h2>
<h3>夫の希望を踏まえて退職</h3>
<p>とはいえ当時の職場は「出産したら当然退職」という風潮。わたしにしても、営業の仕事にはやりがいを感じていましたが、出産後も続ける、というイメージは持てずにいました。</p>
<p>就職後5年経って、予備校のアルバイトで知り合った彼と結婚の話が持ち上がりましたが、当時の彼は「夫婦のどちらかが仕事に、もう片方は家庭に注力した方がいい」という考え方。私も「しばらく家庭中心に過ごすのもいいかな」と思い、結婚を機に退職しました。</p>
<h3>何かを一生懸命やりたい！</h3>
<p>その「しばらく」に区切りをつけるきっかけとなったのは、長女出産後に通った「産後のボディケア&amp;フィットネス教室」。</p>
<p>4回コースの最終回に「5年後の私」について語るワークがあるのですが、そのときに、5年後ものんびりと育児と家事に専念している自分の姿が思い浮かびませんでした。</p>
<p>「仕事か、趣味か、ボランティアか、何かはまだわからないけれど、何かを一生懸命やりたい！」と話したことをよく覚えています。産後クラス受講後、まずは地域の子育て支援団体でのパソコン講師として仕事を再開。</p>
<p>また、人材派遣会社に登録し、少しずつ本格的な社会復帰の準備をし始めました。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-3139" src="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2015/07/83bb6878f4899cdbd9a678a09d416848.jpg" alt="マドレIMG_5690" width="702" height="400" srcset="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2015/07/83bb6878f4899cdbd9a678a09d416848.jpg 702w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2015/07/83bb6878f4899cdbd9a678a09d416848-300x171.jpg 300w" sizes="(max-width: 702px) 100vw, 702px" /></p>
<h2>パートナーと会話も変わった</h2>
<h3>言葉にして伝える</h3>
<p>産後クラスの受講から、夫との会話も少しずつ変わってきていました。自分が「してみたい」と思っていること、将来について考えていることを、以前よりも言葉にして伝えるようになりました。</p>
<p>夫も「将来的にはアメリカで働きたいと思っている」と、自分の希望を話してくれました。「下見に行ってくる」とひとりで向こうに行っちゃったりしたことも。実際にアメリカに行ってみて、「将来的にここで暮らすのなら共働きが良いのではないか」とこれまでとの考え方が変わる、なんていうこともありました。</p>
<h2>ボランティアから事務局スタッフへ</h2>
<h3>マドレボニータのボランティアスタッフ</h3>
<p>そうこうするうちに二人目を妊娠。働き口も見つからず、このまま出産か・・・と思っていたときに、正会員になっていたマドレボニータで『産後白書プロジェクト』が立ち上がりました。迷わず、ボランティアスタッフとして応募。半年間の活動で、社会とつながる喜び、仲間と一緒にひとつのものをつくっていく喜びを味わいました。</p>
<h3>事務局スタッフに</h3>
<p>「これからは仕事も持った上でボランティアもしたい」というビジョンが見えてきたのも大きな収穫でした。そして、出産後に参加したマドレボニータのイベントで「事務局スタッフとしてはたらいてみませんか？」とお声がけをいただき、2009年にマドレ事務局のスタッフとして入局しました。</p>
<h3>そしてアメリカへ</h3>
<p>そして3年後の2012年、いよいよ夫の「アメリカで働きたい」という希望が具体化していきます。次回は、アメリカ移住への準備をどんな風に整えていったか、そして海外からの勤務を可能にするため、どのように仕事の環境を整えて行ったか、お話したいと思います。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-3115" src="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2015/07/fc915c890a53094b5ceb86e4234e3689.jpg" alt="マドレ2-2" width="702" height="400" srcset="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2015/07/fc915c890a53094b5ceb86e4234e3689.jpg 702w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2015/07/fc915c890a53094b5ceb86e4234e3689-300x171.jpg 300w" sizes="(max-width: 702px) 100vw, 702px" /></p>
<div class="kakomi">
<p><strong><a href="http://www.madrebonita.com/" target="_blank">NPO法人マドレボニータ</a></strong></p>
<p>マドレボニータはスペイン語で「美しい母」。母となった女性が主体的な人生を歩むことのできる社会を目指し、「産後」を起点とする社会問題に取り組んでいます。<br /> 「美しい母がふえれば、世界はもっとよくなる」をキャッチフレーズに「子育ての導入期」という最も不安定な時期にある女性の心と身体の健康をサポートしています。</p>
<p>現在は、産後の心身のリハビリに特化した「産後のボディケア&amp;フィットネス教室」を運営する〈教室事業〉、教室運営を通じて産後女性に寄り添うプロフェッショナルである「産後セルフケアインストラクター」を養成する〈養成事業〉、「産後」という社会問題をより広く啓発していくことを目的とした〈研究開発事業〉の3つの軸で活動しています。</p>
<p><a href="http://www.madrebonita.com/" target="_blank">http://www.madrebonita.com/</a></p>
</div>
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