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	<title>フォルケホイスコーレ &#8211; わたしの未来のキャリアが見つかる｜ハナジョブ for Girls</title>
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		<title>彼との未来に向けた選択。海士町からデンマークへ</title>
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		<dc:creator><![CDATA[的場陽子]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 27 Jul 2016 03:59:15 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[私が日本から離れてデンマークに行った理由]]></category>
		<category><![CDATA[デンマーク]]></category>
		<category><![CDATA[フォルケホイスコーレ]]></category>
		<category><![CDATA[留学]]></category>
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					<description><![CDATA[大学卒業後、教育系の出版社、そして島根県海士町の公営塾で働いていた的場陽子さん。29才で憧れていた海外留学！留学先はデンマークです。海外での暮らしや学びをデンマークからお届けします！学生時代に留学するかどうか迷っていると [...]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="kakomi">
<p>大学卒業後、教育系の出版社、そして島根県海士町の公営塾で働いていた的場陽子さん。29才で憧れていた海外留学！留学先はデンマークです。海外での暮らしや学びをデンマークからお届けします！学生時代に留学するかどうか迷っているというみなさん、社会人になってからの留学を選択肢に入れてみては？（第1回目はこちら→『<a href="https://hanajob.jp/2016/07/07/yokomatoba-2/">全寮制の大人の学校　デンマークのフォルケホイスコーレと私は出逢った</a>』）</p>
</div>
<h2>役割でいっぱいだった自分</h2>
<p>再びフォルケホイスコーレについて調べ始め、身近な人にフォルケホイスコーレに対する興味を話し始めた時の私は、例えるなら水がいっぱい入った水風船のような状態でした。当時の私は3つの役割の自分をどう両立させようか、で頭がいっぱいだったのです。</p>
<h3>「娘」としての自分</h3>
<p>1つは「娘」としての自分。2人姉妹の長女の私は、1人っ子の母親と長い間精神的にとても近い関係にありました。</p>
<p>結婚したらこれから離れて暮らすことになる。だから今までできなかった「親孝行しなきゃ」という想いがあり、母の悩みを聞き、当時バラバラに暮らしていた（父親は長く単身赴任）家族の潤滑油のような役割を担おうと気負っていました。</p>
<h3>「職業人」としての自分</h3>
<p>2つは「職業人」としての自分。海士町での仕事はとても自分に合っていて、やりがいを感じていました。</p>
<p>生徒と日々接し彼らに寄り添えること、地域の人と話したりしながら四季を感じた暮らしができること、自分がしたいと思ったちょっとしたイベントなどができる環境は、私にとってとても肌に合っていたのです。</p>
<p>しかし、いつも「やりたいこと」と「やらなければいけないこと」と「やったほうがいいこと」に追われているような感覚も。どれが自分の本当の意思なのか、どれが周囲の期待に応えようとしてつい背伸びしてしまっているのか、がわからなくなってしまっていました。</p>
<h3>「パートナー」としての自分</h3>
<p>3つは「パートナー」としての自分。当時彼とは4年半付き合っており、うち約３年は遠距離恋愛でした。今までで一番自分の内をさらけ出していたし、ありのままの自分でいてもいいんだ、と思わせてくれた人でした。</p>
<p>私も実家を継ぐ彼を支えたいと思っていたし、彼の地元の人や家族の人から、「ヨメ」として認められなきゃいけない、そして「的場陽子」としても認められたい、そう強く思い込んでいました。</p>
<figure id="attachment_6066" aria-describedby="caption-attachment-6066" style="width: 1280px" class="wp-caption alignnone"><img fetchpriority="high" decoding="async" class="wp-image-6066 size-full" src="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/matoba2-1.jpg" alt="matoba2-1" width="1280" height="800" srcset="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/matoba2-1.jpg 1280w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/matoba2-1-300x188.jpg 300w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/matoba2-1-768x480.jpg 768w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/matoba2-1-1024x640.jpg 1024w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /><figcaption id="caption-attachment-6066" class="wp-caption-text">島の女子で企画した　冬の女子旅</figcaption></figure>
<h2>Not “What can you do?” but“Who are you?”</h2>
<p>海士町での仕事を減らしてもらって、徐々に生活場所を変えようとする中で、私はこの3つの両立を保とうとしていたのです。</p>
<p>月の半分を海士町、残りを実家と彼との時間に充てていながら、自分の中に全く余白がないのを感じていました。今思うと、どんどん自分が役割によって侵食されていく、そんな感覚に陥っていたのです。</p>
<p>そんな日々の中で調べていたフォルケホイスコーレ。フォルケホイスコーレの公式サイトに掲載されていた、フォルケホイスコーレがどんな場か、提供したい価値は何なのか、が書かれた部分に私は目が留まりました。</p>
<p>Lifelong Learning（生涯学習）について書かれた段落にあった、この一文。</p>
<p><strong>The intention is to help students to grow wiser both about themselves and about the world.</strong></p>
<p><strong>Only when individuals become their true selves can they fully enter into a living democratic human community.</strong></p>
<p>（フォルケホイスコーレの）強みは、生徒が、自分自身と世界の両方について、より“分かる”ように手助けをすることです。</p>
<p>個人が真の自分となる時だけ、民主主義的な人間社会の生活を完全に送ることができるのです。</p>
<p>度々登場する“themselves”や “True selves”、そして「Not “What can you do?” but“Who are you?”」という問いかけ。これらの言葉に私は、強く惹かれたのです。</p>
<h2>“生”のための学校</h2>
<p>フォルケホイスコーレができた背景を調べていくうちに、フォルケホイスコーレの特色となぜこのような学校がデンマーク社会の基盤となっているのか、が少しずつ分かり始めました。</p>
<p>フォルケホイスコーレが、他国（北欧諸国以外）で類をみない学校として今日まで至っている理由。そしてその特色は主に以下の4つでした。</p>
<h3>試験がない、そして卒業しても単位や資格の付与がない</h3>
<p>入学試験、進級試験、卒業試験は一切なく、公的な単位や資格は取れません。（フォルケホイスコーレで自身が取り組んだことを大学などに自己アピールすることはできます。）</p>
<h3>誰でも入ることができる</h3>
<p>年齢、性別、障害の有無、国籍を問わず、誰でも入学でき、途中で期間を延長することもできます。</p>
<h3>教師と学生が寮で共同生活をする</h3>
<p>いくら家が近くても原則寮に入ることがルールです。</p>
<h3>対話や討論、実践・実習、自己発見に力が入れられている</h3>
<p>書物や座学によって技術や知識を習得することに主眼があるのではなく、これから生きる自分の道を探すことが、ホイスコーレが力点を置いていることです。</p>
<p>フォルケホイスコーレは、近代デンマークの父と呼ばれるN・F・S・グルントヴィによって構想され、限られた特権階級や知識人しか通えなかったアカデミックな大学に対抗してできた、「民衆の大学」でした。</p>
<p>グルントヴィは、人々が日々の生活で経験を積み重ねる中で、書物にある言葉や権威者が語る言葉ではなく、一人ひとりの「生きた言葉」で語り合うことを思想の中心として置きました。「生きた言葉」を話すには、相手が必要です。自分とは異なる「他者」とのコミュニケーションを、彼は「相互作用」と呼びました。そしてその相互作用は、対立やギャップのあるところでこそより生じると考えていたのです。</p>
<h2>生徒が教えてくれたこと</h2>
<p>私は公営塾で仕事をし、生徒たちと接する中で、彼らが自分自身の言葉で「自分の今の状態」を語り始めた時の言葉の強さをひしひしと感じていました。</p>
<p>時に親の期待、周囲の期待、受験へのプレッシャーを感じながらも、少しずつ自分の考えていることを言葉にしていく時、彼らの言葉には生命力がありました。</p>
<p>洗練された言葉でもなく、論理的でなくても、彼らの言葉に私は幾度となく心動かされたり、自分の中でもなにかがうごめく感覚がありました。そんな日々を送る中で、自分は自分の言葉で語れているだろうか、という疑問がふつふつとわいてきたのです。</p>
<figure id="attachment_6065" aria-describedby="caption-attachment-6065" style="width: 1280px" class="wp-caption alignnone"><img decoding="async" class="wp-image-6065 size-full" src="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/matoba2-2.jpg" alt="matoba2-2" width="1280" height="800" srcset="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/matoba2-2.jpg 1280w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/matoba2-2-300x188.jpg 300w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/matoba2-2-768x480.jpg 768w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/matoba2-2-1024x640.jpg 1024w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /><figcaption id="caption-attachment-6065" class="wp-caption-text">公営塾での日々</figcaption></figure>
<p>私が教育業界に入ったきっかけは、中学高校の6年間を自分の意思を持って過ごせなかったことにありました。自由かつ生徒が主体的に過ごせる校風の、恵まれた学校でしたが、当時の私は親の影響を多大にうけ、尚且つそれを跳ね除けるだけの自分が情熱を注げるものもないまま、6年間を過ごしました。</p>
<p>その時の想いが、「人はどういう時にやる気やモチベーションを持ち、自ら学び、生きたいと思うのか」という、今でも続く自分自身の問いかけに繋がっていたのです。</p>
<h2>“未来”を見据える中で見落としていたこと</h2>
<p>一方で、私と彼との間では、いつ移住するか、顔合わせはどうするか、など結婚に向けての具体的な段取りの話が避けて通れなくなっていました。</p>
<p>私の母は、私が離れていくことや私が彼の実家にきちんと馴染むことができるのか、様々なことをとても不安がっており、結婚に対して前向きではありませんでした。私はそんな母にどこか後ろ髪を引かれる思いがあり、自分自身が抱える漠然とした不安も相まって、なかなか具体的な話を進めることができていませんでした。</p>
<p>けれどもフォルケホイスコーレに関しては、情報を集め、気になる学校の募集要項を見て前向きに検討している私の姿を見て、彼が不安になるのも無理はありません。でも私にとっては当時、結婚に対する心の準備はできておらず、“自分”を確立して準備が整ってから新しい生活を始めたい。そう思っていました。</p>
<h2>2人で選んだ1つの決断</h2>
<p>そんな最中、少しずつ彼との間に温度差が生まれ始めていました。</p>
<p>彼も実家で仕事を始めて忙しい中、月に1回なんとか会う時は将来の話が中心になっていました。私はできるだけゆっくり進めようとする。彼は、私が海士町に移住してから3年経ち、もう十分心の準備はできているだろうという気持ち。</p>
<p>“今”の想いや考え、私たち自身がどう考えているかを話し合うことより、私は先のことや私の親を含めた周りのこと、に気が奪われていました。</p>
<p>そして2人ともが、将来のことを思い描けなくなった日がとうとう来ました。話し合って選んだというよりも、来るべくしてきた結論だったように今となっては思います。その時は「仕方ないな」という諦めに似た気持ちと、「どこかでまたこの関係が戻るのではないか」という楽観的な気持ちの両方がありました。</p>
<p>別々の道を歩もう、そう2人で決めてから2週間ほどして、私は深い後悔に襲われていました。自分の居場所が急になくなってしまったような、そんな不安に苛まれたのです。やっぱり私には彼しかいない、そんな想いが沸き起こってきて、仕事も母親もおいて彼の傍で居場所をつくりたい、彼をもっとサポートしたいと考え始めました。関係を戻したい、と彼に伝えた時、私が期待していた答えを得ることはありませんでした。彼はこの3年間ずっと待っていて、もう私を待つ気力が完全に失われてしまっていたのです。この時に私は、「あぁ私は“今”を見ることを随分長い間できていなかったんだな」と気づいたのです。私は海士町で働き、自分自身の居場所をつくり、馴染むことに精一杯でしたが、彼との関係においては、“未来”ありきで“今”を考えていたのでした。</p>
<h2>お先真っ白な中の道標（みちしるべ）</h2>
<p>彼との関係が変わり、私は色々な人に自分の未来が変わったことについて説明すること、自分のこれからの展望について、言葉にすることができなくなってしまいました。私自身もなぜこの結論に至ったのか、それを賢明に分析しようとし、自分の中で現状を咀嚼するのに精一杯な中、私はただひたすら直感に従ってデンマーク行きの準備を進めていました。</p>
<p>次回は、そんな真っ白の中で始まったフォルケホイスコーレの日々の生活と、初めて得た「自由」に戸惑う日々について書きます。</p>
<p><img decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-6064" src="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/matoba2-3.jpg" alt="matoba2-3" width="1280" height="800" srcset="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/matoba2-3.jpg 1280w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/matoba2-3-300x188.jpg 300w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/matoba2-3-768x480.jpg 768w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/matoba2-3-1024x640.jpg 1024w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<p>的場さんが活動しているIFAS（International Folk high school Administration Service）の<a href="https://www.facebook.com/ifas.japan/">Facebookページはこちら。→https://www.facebook.com/ifas.japan/</a></p>
<div class="kakomi2">
<p>2016年夏にフォルケホイスコーレを体験できる２つのプログラムがあります。<br /> 本来は３ヶ月以上しか通えないホイスコーレを体験できる貴重な機会です！</p>
<p>〇8/15-20開催<br /> Nordfynsホイスコーレを中心に、森のようちえん、エコビレッジ、ロラン島をめぐるプログラム<br /> <a href="http://ifas.renuplus.com/nordfyns/" target="_blank" rel="noreferrer">http://ifas.renuplus.com/nordfyns/</a></p>
<p>〇8/29-9/4開催<br /> Boseiホイスコーレに滞在し、フォルケホイスコーレをどっぷり体験するプログラム<br /> <a href="http://ifas-bosei.renuplus.com/" target="_blank" rel="noreferrer">http://ifas-bosei.renuplus.com/</a></p>
</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>全寮制の大人の学校　デンマークのフォルケホイスコーレと私は出逢った</title>
		<link>https://hanajob.jp/yokomatoba-2/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[的場陽子]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 07 Jul 2016 07:56:12 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[私が日本から離れてデンマークに行った理由]]></category>
		<category><![CDATA[デンマーク]]></category>
		<category><![CDATA[フォルケホイスコーレ]]></category>
		<category><![CDATA[留学]]></category>
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					<description><![CDATA[大学卒業後、教育系の出版社、そして島根県海士町の公営塾で働いていた的場陽子さん。29才で憧れていた海外留学！留学先はデンマークです。海外での暮らしや学びをデンマークからお届けします！学生時代に留学するかどうか迷っていると [...]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="kakomi">
<p>大学卒業後、教育系の出版社、そして島根県海士町の公営塾で働いていた的場陽子さん。29才で憧れていた海外留学！留学先はデンマークです。海外での暮らしや学びをデンマークからお届けします！学生時代に留学するかどうか迷っているというみなさん、社会人になってからの留学を選択肢に入れてみては？</p>
</div>
<h2>Goddag! Jeg hedder Yoko Matoba</h2>
<p>みなさま。はじめまして。的場陽子といいます。</p>
<p>大学を卒業したあと、教育系の出版社で4年半、その後離島の公営塾で3年働いた私は、デンマーク留学時には既に29歳でした。</p>
<p>それまで聞いたこともなかったデンマーク語を習い始めるとは、自分でも夢にも思っていませんでしたが、学校卒業後の今もデンマークに残って生活しています。</p>
<p>なぜ私がデンマークに惹かれるのか。そのわけを中心にしながら、この記事では、私が出逢ったデンマーク人たちの生き方も紹介できたらと考えています。</p>
<h2>心にずっと残っていた やってみたかったこと</h2>
<h3>ずっと忘れていた気持ち</h3>
<p>「フォルケホイスコーレ」</p>
<p>この言葉に出会ったのは、3年前のとあるSkypeの最中でした。</p>
<p>ベルリンに移住したばかりの知人を中心に4人ほどで話していた時、私はふと、人生に一度は外国で暮らしてみたいと思っていたことを思い出したのです。</p>
<p>その時、私は島根の離島で公営塾の講師をしていたこともあり、かなり地域に、そして日本に根付いた生活を送っていました。だから、ずっとそんな気持ちが自分の中にあったことを忘れていました。</p>
<div class="kakomi">
<p><a href="https://hanajob.jp/2015/03/04/local006/">島根の離島で働いていた時のインタビューはこちら「ないと思っていたものは自分の中にあった～島で見つけた本当の自分～（島根県海士町）」</a></p>
</div>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-1263" src="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2015/03/hanajob-shimane-IMG_0242.png" alt="hanajob-shimane-IMG_0242" width="702" height="400" srcset="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2015/03/hanajob-shimane-IMG_0242.png 702w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2015/03/hanajob-shimane-IMG_0242-300x171.png 300w" sizes="(max-width: 702px) 100vw, 702px" /></p>
<h3>大学時代の留学はデメリットが多い？</h3>
<p>私の大学生活は他から見ても充実していたように思います。もちろん当時の自分自身も満足していました。サークル活動に精を出したあと、学生団体に所属してイベントも企画していました。第一志望だった企業から内定をもらった後は、インターンをしたり、友人と長期の旅行に出かけたり。</p>
<p>ただひとつの心残り。それが海外留学でした。当時、仲の良かった友人の一人や付き合いのあった先輩たちが揃って交換留学制度でアメリカに1年行っていたからかもしれません。</p>
<p>高校時代に短期の語学留学に行ったこともあって、元々留学に興味がありました。</p>
<p>しかし、大学時代に留学をする、ということは私にとっては大きな”犠牲”を伴うものでもあったのです。留学に行くということは、日本でできうる”楽しい”ことや”意義のある”ことを捨てることだ、と考えてしまっていました。</p>
<p>サークル付き合いや遊び、バイトを辞めてまで、そして就活の時期をずらしてまで留学するメリットが当時の私には思い浮かんでいませんでした。けれども、その気持ちは卒業後7年もどこかに石のように残っていて、人生最後にやりたいこと、の中に海外で暮らすということが残っていたようです。</p>
<h2>入学試験なし、語学のスコア不要の社会人ができる留学・・・そんな方法があった！</h2>
<h3 class="p1">大人の海外留学は難しい？</h3>
<p>社会人になってから留学をしようと思うと、大学院かMBAのように資格を取ることをメインにしたものでないと格好がつかないとも思っていました。</p>
<p>そのためにはTOFELやIELTSといったスコアを取らないといけない。その準備の時間も捻出できるのだろうか。そういった不安や恐れでずるずると先延ばしにしていました。</p>
<h3>思いがけない友人の言葉が、私の選択を変えた</h3>
<p>「海外で一度は長く暮らしたいと思っていたんですけど、準備とかを考えるとなかなか踏ん切りがつかなくて。でも20代でこれを逃すと後悔すると思うんですよね。語学力を満たしていなくても留学できる場所ってないのかな・・・」</p>
<p>そんな私の虫のいいつぶやきに対し、東京に住んでいる友人から思いがけない答えが。</p>
<p>「私の友達でデンマークのフォルケホイスコーレっていう学校に通ってた友達がいるよ！入学条件にスコアは必要なくて、ある程度の英語ができれば問題ないって。私の友達は福祉を専門にした学校に通ってたみたいだけど、他にも色々な分野があるみたい。デンマークに何箇所もあるんだって」</p>
<p>彼女の優しい声を聞きながら、私は手元にあった手帳にとりあえず「フォルケホイスコーレ」と書きました。このSkypeが2年後の自分の選択を大きく変えることになるなんて、その時は思いもよらず。</p>
<h2>誰でも通うことができる　デンマークのオトナの学校</h2>
<h3>フォルケホイスコーレとは何か？</h3>
<p>「フォルケホイスコーレ」という言葉を早速ネットで検索してみると、「フォルケフォイスコーレ」だの「ホイスコーレ」だのが出てきました。そのうち上位にあったサイトを元に、「フォルケホイスコーレが一体何者であるのか」が見えてきました。</p>
<ul>
<li>デンマークの国民（フォルケ）高等学校（ホイスコーレ）という機関であり、高校卒業した人なら誰でも、いつでも通うことができる学校。</li>
<li>全寮制で共同生活をする。デンマーク人であっても寮に滞在することが必須条件。</li>
<li>海外からの学生を受け入れているが、全校生徒の半数以上はデンマーク人でなければいけない。</li>
<li>学費は思ったより安い！</li>
</ul>
<h3>北欧の学費と生活費は高い？</h3>
<p>語学力と同じくらい障壁となっていたのが学費でしたが、フォルケホイスコーレの多くは滞在費と食費を合わせて、なんと1ヶ月約10万円（注：学校によって差があります）。噂に聞いていた北欧の物価の高さを考えると、かなり割安感がありました。</p>
<p>ここまで調べたら、いつでも行くことができる、という安心感が出てきてしまい、このあとしばらくは放置してしまった私。再びフォルケホイスコーレに関して調べ始めたのは、約1年後のことでした。 </p>
<p>写真は、私が通ったVestjyllandshøjskole（西ユランホイスコーレ）。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="alignnone size-full wp-image-5933" src="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/db08de0c4412b64488b7252b91198098.jpg" alt="part1-1学校の正面から" width="1280" height="800" srcset="https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/db08de0c4412b64488b7252b91198098.jpg 1280w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/db08de0c4412b64488b7252b91198098-300x188.jpg 300w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/db08de0c4412b64488b7252b91198098-768x480.jpg 768w, https://hanajob.jp/wp/wp-content/uploads/2016/07/db08de0c4412b64488b7252b91198098-1024x640.jpg 1024w" sizes="(max-width: 1280px) 100vw, 1280px" /></p>
<h2>もう一つの大きな選択・・・結婚</h2>
<h3>結婚する前にどうしてもやっておきたかったこと</h3>
<p>1年後、私は一つの方向に向かって舵をきりかけていました。それは結婚という選択。</p>
<p>長く付き合っていた人と結婚するため、仕事を半分にしてもらい、働き方と場所をシフトしつつあったのです。相手は島根の別の地域に住んでいたので、結婚をしたらしばらくその土地に根付いた生活をしなければいけません。</p>
<p>ならば結婚前にしたいことは可能なかぎりやっておきたい。「ヨメ入り前にやっておきたいこと」を何気なく書き出していた時、一番に出てきたのが『留学』。そこで再びフォルケホイスコーレについて調べ始めたのでした。フォルケホイスコーレは調べれば調べるほど、当時の私が知りたかったことにフィットしており、それとともにデンマークに対する好奇心も膨らんでいったのです。</p>
<p>しかし、彼に「結婚前に留学したい」という旨を伝えた時の表情は複雑そうでした。「応援するよ」と言ってくれた中で見せた寂しそうな表情に、当時の私は気づかないふりをしました。そして、自分が最後に手にできるであろう“自由”に思いを馳せていました。</p>
<p>フォルケホイスコーレへの留学を決断した背景、そして彼との未来に向けた選択、そして辿り着いたデンマークの最初の印象については、次回。2回目はこちら→『<a href="https://hanajob.jp/2016/07/27/yokomatoba/">彼との未来に向けた選択。海士町からデンマークへ</a>』</p>
<p>的場さんが活動しているIFAS（International Folk high school Administration Service）の<a href="https://www.facebook.com/ifas.japan/">Facebookページはこちら。→https://www.facebook.com/ifas.japan/</a></p>
<div class="kakomi2">
<p>2016年夏にフォルケホイスコーレを体験できる２つのプログラムがあります。<br />
 本来は３ヶ月以上しか通えないホイスコーレを体験できる貴重な機会です！</p>
<p>〇8/15-20開催<br />
 Nordfynsホイスコーレを中心に、森のようちえん、エコビレッジ、ロラン島をめぐるプログラム<br />
 <a href="http://ifas.renuplus.com/nordfyns/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">http://ifas.renuplus.com/nordfyns/</a></p>
<p>〇8/29-9/4開催<br />
 Boseiホイスコーレに滞在し、フォルケホイスコーレをどっぷり体験するプログラム<br />
 <a href="http://ifas-bosei.renuplus.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">http://ifas-bosei.renuplus.com/</a></p>
</div>
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