仕事と家庭の絶妙なバランスで!(NTTデータ)

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入社以来、営業一筋でママになった今も仕事と家庭のバランスを大切にしながらいきいきと働いている福永さん。「何事も計画的に」と話すその裏側には、仕事と家庭を両立するための秘訣が隠されていました。(2011年10月時点の情報です)

「一生働けることと男女平等の評価が仕事選びの大前提だった」

現在のお仕事の内容を教えてください。

新卒で入社して以来、ずっと営業を担当しています。当社には、特定の顧客にあらゆるシステムをご提案する「顧客営業」と、特定の商品を様々なお客様に提案する「商品営業」がおり、私は商品営業を担当しています。現在はコールセンターやヘルプデスクの運営に関わるシステムや、社内で営業管理をするためのシステムを提供しています。

入社してからの大半は、新規顧客への営業に関わっています。新規顧客と言っても、いきなり電話でアポを取って営業に行くのではなく、顧客営業が担当するお客様に対して営業を行ったり、自社でセミナーを開いて広報活動したりして、顧客を開拓します。ひとつの案件を受注するまでに、短くても3ヶ月、長いと1-2年ほどかかることもあります。

社内留学制度で半年ほどアメリカに行かれていたそうですが、そこではどんなことを学んでいたんですか?

アメリカではマーケティングを学びました。例えば、アップルやコカコーラ、スターバックスなどの他社のマーケティング戦略について、世界各国からの留学生と議論しました。私の留学先の大学には企業派遣で留学している方がたくさんいたので、とても刺激的でしたね。

私が担当する商品営業は、ソリューションプランを練る上で、販売戦略や販路戦略など、いわゆるマーケティングの基礎知識が必要となります。半年間マーケティングをアメリカでみっちりと学べたことは、その後の営業にとても役立っていると思います。

学生時代はどのように過ごされていたのですか?

趣味はバックパッカーで、チベットやインドなどのアジア各国はほとんど回りました。旅行以外は、家庭教師のアルバイトやテニスサークルの活動で忙しい学生時代でした。6歳まで海外で暮らしており、親の教育方針でその後も夏休みに1ヶ月海外に滞在するなど、小さいときから海外生活を経験してきました。テニスを始めたきっかけも、世界で通用するスポーツをひとつは身につけさせようと考えた親の影響です。こうした経験が、人格形成や社会に出たあとも役立っていると感じています。

小さい頃からそれだけ海外に目が向いていると、海外で働きたいと思いませんでしたか?

就職活動の大前提が「一生働ける職場であること」と「男女平等の評価が得られること」でした。母が女性でも積極的に社会に参画すべきだという考え方だったので、私も自然とそのような考えになりました。当社なら仕事と子育てを両立できると思って、入社を決意したんです。実際、私の営業チームでは10人中5人が女性社員です。産前産後の休暇はもちろんのこと、短時間勤務やテレワーク(在宅勤務)もしっかりと活用可能な職場なので、女性社員にとってはとても働きやすい環境にあると思います。

「後輩にとっての働き方のモデルでありたい」そう話す福永さんの仕事観とは?

仕事のどこに魅力を感じていますか?

営業はたくさんのお客様に出会えますし、ひとつのプロジェクトを開発側と協力して進めるので、多くの人と関われるところは本当に面白いです。

社内外問わず、いろいろな部門の人を巻き込んでひとつのものをみんなで作り上げ、お客様に使っていただく。すべての段階で「人」と関わることができるところが一番の魅力だと思っています。自分が関わった仕組みが実際に世の中に出て、役に立つところを見ることができるのも魅力です。

仕事をしていく上で、気をつけていることはありますか?

コミュニケーションを密に取るように心がけています。例えば、メールで済むような内容でも電話したり直接出向いて話したりすることで、お互いの意思が円滑に疎通できると考えています。また、開発側のフロアにもまめに顔を出して、お客様がこのように言っていたなど、頻繁に情報共有をするようにしています。

また、お客様の本当の気持ちをくみ取れるように意識しています。やはりその仕組みが本当に必要かどうかを考えた上で提案していかないと、なかなか受注につながらなかったり、いざ導入しても実際には使ってもらえなかったり、というケースも出てきてしまいます。仕組みを導入するときにはお客様になり代わって、お客様側の上層部や社内を説得できるような理由を考えたり、実際に一緒に説得しに行ったりして導入を進めるようにしています。

個人的なことでは、子どもがいるとはいえ自らフルタイムを選択しているので、他の社員より仕事のパフォーマンスが落ちないようにすることと、子どもを言い訳にして仕事を妥協することは絶対にしないように気をつけています。やはり子どもがいるとどうしても時間に制約が出てきてしまいますが、メリハリをつけてなるべく短時間で成果が出せるよう努力しています。

どのようにして、仕事と家庭を両立させているのでしょうか?

夫とは完全に平等な立場にあるので、仕事でも子育てでも、どちらか片方だけが頑張るのではなく、お互いに頑張る、というスタンスです。働く上できちんと制度が整った会社を選ぶことはもちろんですが、きちんとサポートする姿勢のあるパートナーを選ぶことも大切です。

もちろん、自分のやりたいことを実現するために、計画を練ることも必要です。とはいっても情報がなければなかなか計画は立てられないと思います。例えば、私が出産するときには友人や会社の先輩方から情報を集めました。やはり自分だけで知りえる情報には限界があると思うので、自分ひとりで抱え込まずに、知っている人に教えてもらうことは自分の選択肢を広げる上でも大切だと思います。

将来はどんなことをやっていきたいと考えていますか?

当社もどんどんグローバル化しているため、自社の提供している仕組みを海外に展開していったり、海外で開発したりするチャンスがあります。チャンスがあれば海外でも働いてみたいと考えています。あとは職場の後輩たちが、出産後も働きたいと思えるような働き方のモデルになりたいなとも思っています。

福永さんにとって、仕事とは何でしょうか?

自分の人生にとって重要な要素です。やはり仕事も家庭も、どちらかを失ってしまったら私らしくないと思います。仕事も家庭も絶妙なバランスでいることが一番ですね。

学生へのメッセージがあればお願いします。

今はSI(情報システム)業界だからとか、技術的なことだからといって女性社員が敬遠されることはないので、幅広い業界に挑戦していってほしいです。特に学生時代は嫌いだから、苦手だからといって自分の選択肢をどんどん狭めてしまう傾向にあります。それはとてももったいないことだと思うので、少しでも興味があればどんどんチャレンジしてください。

また、チャンスというものは必ずしも待ちの姿勢で舞い込んでくるものではありません。社内留学にしても、自分で見つけ出し、上司に熱意をアピールして手に入れたものです。自分から周りにアピールしたり働きかけたりすることで、楽しさも見つけられると思います。

インタビューを終えて(学生記者:西片美樹)

何事にも計画的に進める姿勢にとても驚きました。こちらのインタビューにも話を膨らませ、色々なエピソードを聞かせていただいたので、今後社会に出る上での貴重な機会になりました。福永さん、ご協力いただきありがとうございました。

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ハナジョブ学生記者

2008年〜2016年までの学生記者たち

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