会社の成長と共に、自分自身も成長してきました(ワークスアプリケーションズ)

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創業2年目から秘書として、会社の経営を支え、会社と共に成長してきたという渡辺さん。しかし入社前は秘書の仕事は自分に絶対向いていないと思っていたそうです。そんな渡辺さんの仕事に対する思いをお聞きしました。(2010年3月時点の情報です)

「会社の成長と共に、自分も成長しました」そう語る渡辺さんのワークスタイルとは?

現在のお仕事内容を教えてください

株主や投資家の皆様に会社の業績や今後の経営戦略などをご説明する仕事です。投資家からは、収益のことだけでなく会社の創業経緯や将来のビジョンなど、会社に関する幅広い質問が寄せられるので、常に社内の各部署からの情報収集や経営陣とのコミュニケーションを密にし、疑問の1つひとつに答えています。企業と投資家との対話を促進して、自社の企業価値を高めることが、IRの一番重要な役割だと思っています。

現在の仕事に就くまで、どのような仕事をされてきたのでしょうか?

大学院卒業後は、まず企業の広報と提携、クライアント企業のプロモーションをするPR会社に2年間勤めていました。その後に、ワークスアプリケーションズに転職し、最初に秘書の仕事に就きました。

当社の秘書は経営企画に属します。ですので、代表取締役CEOのスケジュール管理や電話対応といった一般的な秘書業務だけではなく、社内ミーティングに参加して社内の現状を吸い上げたり、経営陣の講演会資料作成を行ったりしていました。社外の会合に参加することも多く、経営企画としての仕事も行っていました。そして育児休暇を経て、現在のIRの仕事に就きました。

渡辺さんはどんな学生時代を過ごしていましたか?また現在の会社に入社を決めた理由を教えてください。

学生時代は学校帰りに友達とお茶したり…とごく普通の生活を送っていたと思いますよ。(笑)映画や演劇にとても興味があり、バイト代をほとんどつぎ込んで見に行っていました。また、寺山修司さんが好きで、大学院に行ったのも彼の研究がしたいと思ったことが元々のきっかけです。

卒業後、PR会社に就職したのですが、自分の業務が直接自社に貢献できるような仕事がしたいと思い、転職を決めました。ワークスアプリケーションズに入社を決めた理由は、代表取締役CEOの「日本企業のIT投資効率を高めることで、日本の国際競争力を高めたい」という熱い想い。その企業理念に共感して入社を決めました。

私が応募した当時は設立2年目で、複数の業種を募集していました。当初は「手に職をつけるためにも経理をやってみたい。」と安易な考えで経理を希望していました。しかし、入社してみると、代表取締役CEOの秘書に配属されました。「絶対向いていない」と思っていたのですが、いざやってみると楽しくて、会社のことを色々と知ることができました。また、その当時秘書として経営陣の考えを常に身近で聞き、社内の現状把握をタイムリーに行った経験が、今の仕事に活かされていることも多いです。

仕事の楽しさと苦労を教えてください

入社した当時はわずか50人だった社員数も、今では1700人以上にのぼります。そこまで辿り着くのには、色々苦労もあったのですが、秘書として経営者の一番近くで苦楽を分かち合い、会社の歴史と共に歩んで行けたことをとても嬉しく思います。

あるときオフィスを移転することになったのですが、そのとき私は何を思ったのか「その仕事全て私にやらせてください!」って言ったんです。もちろん秘書業務外の仕事です。総務関連の仕事は全くやったこともない私に、あっさりとやること認めてくれたのは、当社の権限委譲(エンパワーメント)の文化ならでは。手を上げた人に任せるとは良く言いますが、本当に任せてくれる。そんな環境がこの会社の楽しさだと思います。

しかし、今までの経験や知識がゼロからのスタートですので、それは苦労しました。わからないことだらけでも、とにかく自力で進むしかなかったので、本当に大変な日々でした。でもこのときに、ゼロから問題を解決する力が付いたように思います。

また、秘書の業務として、株式上場のための準備を行っていたんですが、これも非常に大変な仕事でしたね。膨大な資料に向きあいながら、やっとの思いで上場できたときは、感無量な思いでいっぱいでした。社員全員で一列になり、上場の鐘を鳴らして帰ったきた経営陣を拍手でお迎えし、みんなで喜びを分かち合ったことを、昨日のことのように思い出します。楽しさと苦労は表裏一体なんでしょうね。

仕事で心掛けていること、大事にしている想いを教えてください

どんなことがあっても嘘をついたり、ごまかさないことですね。これは秘書時代に代表取締役CEOから言われていたことでもあって、今でもとても大切にしています。嘘をつけば信頼関係がなくなりますよね。築き上げるのが難しい信頼関係も、嘘をつけば簡単に失ってしまいます。ですから、きちんとありのままに現状を伝えることを意識しています。

IRの仕事は、会社のスタンスや方向性をしっかりと株主様や投資家に伝えること。仕事に対して常に誠実に向き合うことで、信頼関係を築けるよう勤めています。

「必要としてくれる人がいるから仕事をする」―そう語る渡辺さんの仕事観とは?

渡辺さんにとって仕事とは何ですか?

学生の時からバリバリのキャリア志向があったかというとそんなこともなくて。どちらかというと、最終的には専業主婦になるんだろうとさえ思っていました。

しかし、こうして今でも仕事を続けているのは、ありきたりですが、人の役に立つということではないでしょうか。私利私欲のために働くには、限界があると思います。秘書のときにも、ボスに必要とされ、私もボスの役に立ちたいという思いがモチベーションになっていました。

渡辺さんはどのようにして仕事と自分の時間を両立させているのでしょうか?

私が両立しているというより、周りの環境によって両立させてもらっていると思います。会社の制度の充実や、上司や同僚の理解。そして夫や双方の両親もサポートしてくれています。周りの支えがあってこそ、育児をしながら、仕事を続けていくことができているのだと思います。ですので、私は感謝の気持ちを忘れずに、一生懸命がんばるしかない!そう思っています。

また、休暇後は時間短縮制度を利用しているので時間も限られている分、以前にもまして「集中して効率よく働く」ことを意識するようになりました。

渡辺さんの将来の夢を教えてください

会社の目標が私の目標であり、会社の成長が私の成長であると思います。5年で上場、6年で日本のトップシェアを獲得と、成長をしてきた当社が「世界のワークスアプリケーションズ」になるのを見届けたいと思っています。また、そのとき社員の立場から少しでも会社に貢献できたら最高に幸せだと思います。

これから同じ職業に就きたい人にアドバイスをお願いします

こんなことを言っては本末転倒かもしれませんが、職種に拘る必要は無いと思います。私自身、秘書の仕事もIRの仕事も自分には向いていないと思っていたんですが、やってみると意外と面白かったという経験がありました。ですので、固定概念にはとらわれず、幅広く職種を見る方がいいと思います。

また、自分にとってチャレンジできる環境があるかといった部分もしっかりチェックしておくことをオススメします。制度はあるけれども、果たしてそれは活用されているのか。キャリアパスに対し、どのくらい自分の意思が尊重されるのか。Web上ではわからないことを、しっかりと探求することが大切ですよ。

女子学生に対してメッセージをどうぞ

就職活動中、色んなことを悩んだり、壁にぶつかっている学生さんも多いと思います。人生はどうなっていくかは、誰にもわからない。私も専業主婦になる予定が、こうして子供を産んでまで働き続けるようになりました。もちろん、目標を持って理想を追い続けることは大切ですが、たとえ自分の思い描いたようにならなくても、軌道修正はできますから安心してください。

就職活動をしていく上で、つらいこともいっぱい出てくるでしょう。でも、落ち込む必要はありません。今の自分の力を最大限発揮するために努力することは、絶対未来にとってプラスになるはずです。前向きに楽しんでがんばってください。

インタビューを終えて( 学生記者:中並沙緒理)

創業2年目から現在まで、会社と共に成長してきたという渡辺さんだけあって、会社に対する熱い思いが伝わってきました。「人の役に立ちたい」という渡辺さんの思いが、今のワークスアプリケーションズを支えているのだと感じました。渡辺さん、ご協力ありがとうございました。

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ハナジョブ学生記者

2008年〜2016年までの学生記者たち

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