商社を目指す就活女子が読んでおくべき記事 3選

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センセイセンセイとハナコはなこちゃんが送る、ハナジョブスクール。業界シリーズ第2回は「商社」です。先日発表された「大学生が選んだ就職先人気企業ランキング2015」では、トップ10に商社が4社ランクイン。商社にはどんな魅力があるのでしょうか。

ハナコ 商社ってカッコいいですよね〜!憧れちゃうなあ。
hanakotosensei先生会話  商社って、ハナコちゃんのお母さんの時代からずっと人気があるわよね。お母さんの時代は、総合職で入社する女子はほとんどいなかったけど。
ハナコ 今だって、総合職は狭き門でしょ。友だちのほとんどは、一般職狙いですよ!
hanakotosensei先生会話  そうなの?最近は女性の総合職も増えてきたらしいわよ。子どもがいて管理職の女性もいるって聞いたわ。
ハナコ  そうなんですか!?商社の総合職なんて、普通の女子は無理だと思ってました。私も一般職を受けようと思ってるんです。
hanakotosensei先生会話  ハナコちゃんが一般職?商社の一般職だと、営業事務や貿易事務、つまり内勤の事務が中心よ。ハナコちゃんは外で動きまわるのは得意だけど、デスクワークは苦手じゃないの?
ハナコ え、一般職って、事務職なんですか!?それだったら、絶対にイヤです!
hanakotosensei先生会話  商社といっても、なんでも扱う総合商社だけでなく、専門商社もあるのよ。食品を扱う商社だったら、食いしん坊のハナコちゃんにピッタリじゃない?
 ハナコ センセイにそう言ってもらえると、その気になっちゃうなあ。よし、いつかは海外で仕事がしたいから、総合商社だけじゃなくて専門商社もチェックしてみようっと!

商社が求める人物像は?

「カップラーメンからロケットまで」世界中の多種多様な商品を扱うのが商社。

事業規模も大きく、世界を股にかけて海外との交渉に挑む、ダイナミックな仕事です。ロマンを感じますね。文系男子では、人気企業ランキングの1位〜4位までを商社が独占しています。

総合商社の求める人物像を見ていきましょう。

三菱商事
お客様やパートナー等、周囲の人々から信頼される人間性と、ものごとを最後までやり遂げる意志の強さを持った人

三井物産
グローバルな視点で新しい時代を創り出す「挑戦と創造」の精神に溢れた行動力のある人物

伊藤忠商事
「高い倫理観」「チャレンジ精神」「タフな精神力」を兼ね備えた信頼できる力のある人材

住友商事
高潔な倫理観と、プリンシプルを貫き通す強い意志を持ち、自責で行動できる人

丸紅
課題を自ら発見し、解決できる実行力を持つ人

双日
情熱・主体性・タフネス・クリエイティブ・誠実さを備えた人材

共通しているのは、「誠実で信頼される」という人間性に言及している点。タフで実行力があるのはもちろんですが、多種多様な人々と大きなお金を動かす仕事であることから、高い倫理観が求められるのではないでしょうか。

商社を目指す就活女子が読んでおくべき記事 3選

ほかの業界と比べると、女性総合職の比率は低く、女子にとってハードルが高い職場といえます。

男性中心の職場ではありますが、最近は活躍する女性も増えていますね。企業の採用サイトやパンフレットで紹介されている女性社員の働き方を見ると、どんな働き方が求められているのかが見えてきます。

ハナジョブでも、商社で活躍する女性に取材しています。強いオーラを放っているみなさんですが、経歴はさまざま。学生時代をどんなふうに過ごし、現在はどんな仕事をしているのでしょうか。

双日

「日本のために」広い視野をもって働く

双日の宮田さんは、学生時代から米国に留学したり台湾のホテルで働いたりと、異文化を体験。

パートナーもペルー人とのことで、プライベートでも仕事でも多様性の中で過ごしています。

国が違えば常識も異なり、日本の常識が通用しない場面も。そんなとき、宮田さんは、日本人の考え方を理解してもらうため、違和感を覚えそうなところを先読みして準備するなどの工夫をしているそうです。

「発想力豊かで刺激的な人材が多いのが商社の特徴だと思います。総合商社は、扱う事業分野が幅広いので、多様性に富んでいて、同じ会社の人と話していても、いつも新鮮さを感じます。勉強する事も多いし、スケジュールもハードなこともあるので、苦労も多いと感じるかもしれません」

双日

丸紅

仕事は自分の今まで受けてきたものを世の中に返すツール

丸紅の宮治さんは、理系出身で学生時代は研究と馬術に打ち込んでいたそうです。社会との接点がある仕事がしたいと、商社に入社。営業を希望していたのですが、研修で財務の面白さに目覚めて最初は財務部へ。飲料に関わる管理部門を経て、同じく飲料原料の営業に異動。さまざまな部署を経ながら、商社というフィールドを楽しんでいる様子が伝わってきます。一方で、双日の宮田さんと同様、海外との感覚の違いに苦労があるようです。

「苦労する点は、海外の農家やサプライヤーと交渉することが多いので、言葉の問題はもちろん、“仕事”に対する考え方時間感覚の違いですね。海外の人は、『自分たちの仕事はこれ』と自分たちの役割に対する意識ハッキリしていて、やるべき事に対してはプロフェッショナルですが、日本人特有の“よしなに”といったグレーな関係が通じません」

丸紅

国分

今に固執する必要はない、もっと未来は開けていく!

創業300年以上の老舗企業、国分株式会社。酒類・食品の卸売業ですが、海外から商品を仕入れて国内で販売するという商社としての顔も持っています。

国分の荒川さんはマーチャンダイザーとして、自社ブランドであるK&Kブランドの販促を担当。食品統括部で、新規の商品開発や営業のサポート、輸入商品の販売、ショップの運営などに携わっています。

マーチャンダイザーとは、商品の開発から販売に至るまでのすべてのプロセスの企画・設計、マーケティング、原材料の調達・製造ラインの選定・品質管理に関わる仕事です。

海外チャレンジャー制度で米国に行き、商品発掘にチャレンジしたことも。現地スーパーに出かけて、興味のある商品を購入し、100商品くらい試食。国内販売に向けて約30社と交渉し、実際に輸入に至ったのが2社だとか。

「英語に関しては、高校生の時に1年間留学をしていたので、何となくはわかりましたが、ビジネス上の言い回しなど、会話にはやはり苦労しました。ですが、海外でのプロジェクトでは、語学力よりもチャレンジ精神が大切だと思います」

国分

商社で女性の強みを活かすには?

インタビューでは、柔軟に他者との関係性を築くことの大切さが語られていました。まさに、女性の強みである「柔軟性」や「ネットワーク力」が仕事に活きていますね。

プロジェクトを動かすためには意志の強さや実行力が重要ですが、それだけでは相手の心を開き、信頼してもらうことはできません。柔らかさと強さの両方を磨いていくことが、商社で活躍するカギになりそうですね。

求められる人物像の出典:就職四季報2016年版【総合版】(東洋経済新報社)

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ハナジョブ編集部

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