可能性を狭めずにまずはチャレンジを!(大林組)

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お菓子の箱で人形の部屋のインテリアを作ってしまうほど、幼い頃から建築に興味を持っていた薦田さん。住宅部での10年を経て、生産設計部へ異動。大林組での仕事の楽しさや部署を異動したときの心境について伺いました。(2011年6月時点の情報です)

建築や物作りが大好きだという、薦田さんのワークスタイルとは?

現在のお仕事の内容を教えてください。

生産設計部では、施工に際して生産に必要な情報をまとめています。どんな工法や材料を用いるのが適切なのか、品質・コスト・工程・安全・環境面から分析・整理・調整することが求められます。最新の工法だったらこんなに良く安くできますよ、ということも提案します。常に変動している材料価格情報、最新工法、不具合情報などを、工事関係者の誰もが満足できるようにバランス良くまとめる必要があります。

現在の仕事に就くまで、どのようなお仕事をされてきたのでしょうか?

住宅設計の仕事がしたいとの希望が叶って、入社してから10年目まで住宅部で働き、木造を中心に住宅の設計をしていました。その後、会社の組織改正に伴い、住宅部がなくなったため、現在の生産設計部に異動になりました。

住宅部がなくなることによって仕事を辞めようと考えたり、くじけそうになったりしなかったのでしょうか?

入社したときの役員面接で「私、住宅部に入れますか?」と質問しました。そしたら「それは約束できないです。もし、住宅部に配属されなかったらどうしますか?」と聞かれて…。考えました。そして「これまでに面接も適性検査も受けてきました。その中で私に向いている職場が住宅部じゃないと判断されるなら、その判断に従ってみます。」と答えたんですね。それが10年後に来た、と感じました。生産設計をやりなさいと言われたからには、やってみて、それでもできなかった時に辞めるかどうか考えようと思いました。

建築学科を卒業されているということですが、もともと建築に興味を持っていたんですね。どのような学生生活を送っていましたか?

学生時代はすごく忙しかったですね。カリキュラムがしっかりしていて、土曜日にもみっちり授業が入っていました。製図の授業は特に大変で、作図して、模型作って、プレゼンして、やり直したものをまた次週持ってくることの繰り返しで。でも、一生懸命やっていましたね。

建築にはいつから興味があったのですか?

私が小さい頃、自宅の増築をしてくれた大工さんが、格好良かったなっていう印象が強かったんですよね。それとリカちゃん人形が大好きで、園児のころからリカちゃんハウスをお菓子の空き箱を使って増築したり、椅子や机も工作したりしていました(笑)

それはすごいですね!それでは、数あるゼネコンの中から、なぜ大林組を選んだのでしょう?

大学の先輩に大林組を勧められたのがきっかけです。その先輩のお父さんは設計事務所を経営している方だったんですね。設計事務所から信頼される会社ってどんなに良い会社なんだろう、と思ったのが始まりです。それから、バッグパッカーで行ったヨーロッパで希望に燃える大林組の内定者に出会ったんです。働く人にも喜びを与えるいい会社だなと、就職活動を始める前から大林組に好印象を持っていました。

住宅部から生産設計部への異動した薦田さんの仕事観とは?

仕事の楽しさや面白さを教えてください。

現場と一心同体で仕事ができると楽しいですね。自分の図面を現場で働いている人が色鉛筆で丁寧に塗り分け、読み解いて、使っているのを見ると、とても嬉しいです。そしてまた、教育熱心な部署の生産設計部で、技術を磨きながら働くのも喜びです。異動したてで図面を見てもわからないことが多く半泣きの時、上司に「大林組の建物は一品生産の請負工事、ベテランも新米も誰もが初めて見る図面から仕事を始めるんだよ。わからなかったらいつでもフォローするから」という声をかけてもらいました。学びながら仕事できる環境に感謝しています。

仕事をする上で大切にしている想いは何ですか?

仲間と一緒にやっているという意識を大事にしていますね。自分一人で抱え込むのではなくて、まず情報を共有するようにしています。でも、ただ共有して他人に投げてしまうのではなくて、「私はこう考えますが、あなたの考えはどうですか?」と聞くようにしています。共に考えることで信頼関係が生まれるんですよね。

薦田さんにとって仕事とは何ですか?

自分を表現する場所ですね。認めてもらい、教えてもらい、クリアしたと思ったらまた次のハードルが待っている、道場みたいな場所でもありますね(笑)

お子さんが3人もいらっしゃるそうですが、仕事と家庭の両立はどのようにこなしているのですか?

実際、両立できているかどうかはわかりません(笑)。家庭でも大勢の人に助けてもらっているなと実感しています。夫にも家事育児を担ってもらっています。いざというときは、遠方の両親に上京してもらうこともあります。また、保育園、学童クラブや地域の方々にも支えてもらっています。特に保育園は、長男から末娘まで同じ保育園に通わせているので、親も子も馴染みの保育士さんたちに、長い間お世話になっています。また、子育てというのは徐々に上手になってくるんですよ。1人目より2人目、3人目のほうが病気も少なく育ちます。1人で抱え込まないで周りに、「大変なの、助けて!」と言うことも大事だと思います。

将来の夢や目標は何ですか?

今は仕事を続けたいと考えています。まだまだ勉強することがいっぱいあるんですよね。プライベートでは裁縫が好きなので、洋服や小物を作りたいですね。もうちょっと私生活を豊かにしたいなと考えています。

これから同じ職業に就く人へメッセージをお願いします!

建築職に就こうという方は、大学等へ進学を決めたときからずっと、建築に対しての情熱を持ち続けています。その建築への愛情を上手に表現できるようになってほしいです。

人生の先輩としてメッセージをお願いします!

自分の可能性を狭めないでほしいですね。「自分らしくあるために」という言葉がありますが、その「自分」は過去の自分なんですよね。向いてないと思うことでも訓練により、才能が広がることもあります。私の場合、住宅部から生産設計部に来てわからないことだらけでしたが、とりあえずやってみよう!とチャレンジしました。ダメだったらダメだったで、そのときに考えればいいと思うんです。とにかくチャレンジしてみてください。

インタビューを終えて( 学生記者:兵馬早紀)

薦田さんは明るくプラス思考な考え方の持ち主という印象を受けました。住宅部から生産設計部への異動という転換期も、「とりあえずやってみよう、だめならそれから考える」という女性ならではの柔軟さがある方だと思いました。薦田さん、お忙しい中取材にご協力いただきありがとうございました!

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About Author

ハナジョブ学生記者

2008年〜2016年までの学生記者たち

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