やりがいは、自分が作ったシステムが多くの人に利用されること!(野村総合研究所)

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SEという職種には男性が多い。そんな中、肩肘張らず、明るくマイペースに働く奥田さん。「悪い面ばかりを考えないようにする」という奥田さんの前向きな姿勢に、楽しく働く「コツ」が垣間見えました。(2011年3月時点の情報です)

SEという仕事で自分を試してみたい!

お仕事の内容を教えてください。

損害保険会社のインターネット直販のシステムを開発する仕事をしています。すでに稼働しているシステムをお客様がより効率的に使えるように、お客様から直接要望をお聞きしたり資料で情報収集したりして、システムに落とし込みます。また、お客様と使いやすいシステムの設計や画面レイアウトを考えます。

女性は何名いらっしゃるんですか?

私の部署は、約40名のうち、約2割が女性社員ですね。会社全体では16%くらいです。以前はもっと少なかったのですが最近は増えつつあります。男性が多い職場ではありますが、私は大学時代から男性の多い工学部で勉強していたので、それほど違和感はありません。女性が多いプロジェクトだと、男性の方がそわそわしていて居心地が悪そうです(笑)

今までのお仕事の経歴を教えてください。

最初は、稼働中のシステムの保守や管理、エラー発生の際にメンテナンスを行うチームにいました。その後、システムを新しく作るプロジェクトに参加させてもらう機会があり、そこで約3年間働きました。

既に動いているシステムを180度変えたり大幅に変更したりするのは、費用もかかりますし難しいんです。直したい部分があっても、すぐに変更することはなかなかできません。だから、そのプロジェクトでは、管理や保守の経験を存分に活かして、想いを込めて設計、開発しましたね。全体で100名近い人数で動いていたのですが、その中にあるチームのサブリーダーとして指示を出していました。

学生時代はどのように過ごしていましたか?

テニスサークルに入っていたので、勉強に行き詰ったら息抜きにテニスをしていました。4年からは研究室に入りました。研究はもちろんですが、教授がよく学会や研究会を主催していたので、その運営の手伝いや、その場で自分の研究発表をすることが中心に学生生活が回っていました。

以前からコンピューターや科学が好きだったんですか?

高校から理系をめざしていましたし、今考えてみると昔からコンピューターや数学は好きでした。だから自然な流れで今の職種も選ぶことができましたね。ただ、大学4年の時点で自分が就職してSEになるというイメージはありませんでした。就職するか進学するか悩み、教授に相談もした結果、もっと視野を広く勉強してみよう、と大学院に進んだんです。

では、どういったきっかけで今のお仕事を選ばれたのですか?

学校の先輩で野村総研に就職した方がいらっしゃったんです。その方のお話を聞いて、事業、仕事内容に興味を持ちました。SEというと忙しくて厳しい、というイメージがあったのですが、むしろそういった環境に飛び込んでみたかったんです。どこまで自分ができるのか試してみたいという気持ちもありました。また、女性であっても、SEとして活躍して評価されている、という風通しの良さも感じたので野村総研を選びました。

仕事を通して成長した自分を実感できる

仕事のやりがいを教えてください。

自分が作ったものが目に見える形で世間に出ることです。システムが稼働するようになった時はやはり達成感があります。その半面エラーが出ていないかハラハラすることもありますが…。また、お客さまと直接話す機会が多いので、システムをご評価頂いた時は嬉しさが込み上げます。

入社した頃はお客様からの「困った」という電話は先輩にかかっていましたが、徐々に自分宛てにかかるようになったんです。自分自身でご相談を承ることができ、私も成長したんだなと実感しました。お客様の信頼を得るにはすごく時間がかかります。でも、その分すごく励みになるし、嬉しいです。

仕事での苦労はどういったことがありますか?

忙しさに山谷がありますね。達成してしまえばよかったと思えるのですが、長期プロジェクトでゴールが見えないとモチベーションを保つのが大変です。また、リーダーとしての役割の難しさにも直面しています。言葉をちゃんと伝え、返してもらう対話のキャッチボールが重要だと改めて思います。以前は自分がちゃんとしさえすればよかったんですが、リーダーとなるとそれだけでは上手くいきません。仕事を上手く進めるためには周りを巻き込まないといけないんですね。そのために女性のリーダー向け勉強会などにも参加しています。

仕事で心がけていることはなんですか?

くよくよしないで明るくいることですね。それと、チャレンジすること。仕事に慣れてきて、自分の領域ができるというのは自然なことなのですが、その領域に囚われ過ぎてはいけないと思っています。だから、声がかかったら色んなフィールドに出ていくことを心がけています。

奥田さんにとって仕事とは?

人生の一部です。仕事が好きで、職場で様々なコミュニケーションが図れることに楽しさを感じています。やりがいがあるので仕事が生活の大部分を占めていますね。

結婚をしたらどのようにして両立させていこうと思っていますか?

仕事は自分の一部なので、自分が仕事以外の別の顔を持つことはうまくイメージできないですが、家庭を持ったら仕事とプライベートの比重を変える覚悟も必要だと感じます。しかし忙しい時でも仕事100%にならないようにはしているので、プライベートの比率が増え、仕事の比率が減ったとしてもその中で上手くやりくりできるのではないかなと思っています。

プライベートはどうやって過ごしていますか?

社内にテニス部があるので、月に2回程テニスをしています。試合にも出ているんですよ。最近はゴルフを始めたり、友達が開いた料理教室に通ったりしています。もともと体を動かすのが好きなので、運動が良い息抜きになっていますね。

これからの夢はなんですか?

今まで、お客さまとの距離の近い仕事、現場の水面下で動く仕事、ゼロからシステムを作り上げる仕事…一通り経験したので、今度はそれらすべての作業を統括するような仕事がしてみたい、と思っています。でも、自分らしく元気に仕事ができるのが一番ですね。

同じ職種を目指す学生に一言お願いします。

SEは理系の学生しかできない、というイメージを持つ学生さんも多くいらっしゃるかと思いますが、実際はそうではありません。プログラミングは入社してからでも学べますし、社内でもステップアップできる環境は整備されています。それに実際に現場で大事なのは、知識よりも職場の仲間やお客様と円滑に伝達し合えるコミュニケーション力、前向きに自分で何かやってみようという意欲だと思います。分野が違うからダメ、ということはありません。実際、私の周りで働いている半分の方は文系ですし。まずは興味があったら拒絶せずに何でも触れてみてください。

人生の先輩として一言お願いします。

一歩でも二歩でも、興味のあることは恐れずに踏み出してみたらいいんじゃないでしょうか。様々な会社を知るチャンスは、学生の間しかありません。就職活動以外でも、好きなことを好きなだけできる時間って学生のうちしかとれないんです。海外に荷物ひとつで旅行をすることは、社会人になれば難しいことです。いろんなネットワークを作る貴重な機会だと思うので、いろんな場に果敢に出向いてください。

インタビューを終えて( 学生記者:横田あゆ美)

奥田さんの前向きで明るく、何に対してもポジティブに挑む姿勢がとても印象的でした。SEと言えば理系学生しか就かない職業だと思い込んでいたので、多くの文系の方も活躍されているという事実には驚きました。また、SEに必要な要素として、ハード面を整備する知識だけでなく、ソフト面を考慮するコミュニケーション力や意欲も大切なのだと新たに学ばせて頂きました。

お仕事紹介(アプリケーションエンジニア)

損害保険会社のダイレクト販売(インターネット直販)のシステムを開発されています。今のお仕事ではお客様の使い勝手をより良くするために、ご自身でヒアリングにも行かれるそうです。

野村総合研究所

1965年創業。コンサルティングサービス事業とITソリューションサービス事業を展開している。新しい価値を創造し、社会に貢献する「未来社会創発企業」を企業理念に掲げ、それを実現する社員には、真のプロフェッショナルとして挑戦を続ける人材を求めている。

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About Author

ハナジョブ学生記者

2008年〜2012年までの学生記者たち

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